あからさまな態度をとる人の心理5つ|避ける人や嫌いなことを露骨に示す

あからさまな態度をとる人には、どのような心理があるのでしょうか。

嫌いであることを露骨にしてして避けるような人がいると、

「こっちだって嫌いだから」

と反論したくなりますよね。

そこで今回は、あからさまな態度をとる人の心理を紹介していきたいと思います。

嫌いことを露骨に示して避ける人

あなたの周りにあからさまな態度を出して、周りを困らせている人はいませんか?

こちらは何もしていないのに、相手があからさまに機嫌が悪い人もいますし、それとは逆で、好意をあからさまに態度で示してくる人も存在します。

これだけ露骨に嫌いなことや好きなことを表現されると、周りにいるあなたとしては迷惑ですよね。

もう少し、自分の本心を心の中に隠して欲しいと思いますが、なぜそのようなことができないのでしょう。

いったい、あからさまな態度をとる人には、どのような心理があるのでしょうか。

あからさまな態度をとる人の心理5つ

ここからはさっそく、あからさまな態度をとる人の心理を紹介していきたいと思います。

自分の気持ちをおさえることができない人の心を内を読み解き、うまく対応できるようにしていきましょう。

1.嫌いな気持ちをアピールしている

嫌いな人がいると、どうしてもあからさまな態度として出てしまう人がいます。

そのような人は、嫌いな気持ちを、その相手や周囲に知ってほしいという心理で、あからさまな態度をとるのです。

言ってみれば、一種のアピールということになります。

「私はこの人がどうしても嫌い」と直接はなかなか言えないですよね?

しかし自分の心の内だけで留めておくと、それがストレスになってしまいます。

また、その嫌いな気持ちを誰かに共感して欲しいとも思うでしょう。

そのため、自分と同じように嫌いと思っている仲間を見つけるためや、ストレス解消の目的で、露骨な態度をとるのです。

もしも、周りにそういった人がいたら、話を聞いてあげてください。

それだけでスッキリして、あからさまな態度を控えることも多いです。

2.子供のような性格

嫌いな人がいると態度に出てしまう人は、精神面がまだ子どもで、どうしても嫌いだということを隠し切れない人です。

きっと本人はうまくやり過ごしたいと考えているはずですが、自分の意志ではそれを抑えられないのです。

子供のような性格の人には、様々な特徴があります。

  • 自己中心的
  • 相手の気持ちを想像できない
  • 欲求を抑えられない
  • 思い通りにならないと気が済まない

このような特徴があると、態度に出してはいけないと思っていても、あからさまに態度に出てしまうものです。

特に相手の気持ちを想像できないという特徴は、かなり危険といえるでしょう。

あからさまな態度をすると、相手が嫌な思いをすることはわかっているのですが、それをリアルには想像できていないため、「それをやってはいけない」というストッパーが緩いのです。

そのため、このような人は同僚だけでなく、上司に対しても嫌いという心理をあからさまな態度で示してしまいます。

本人もそのような性格に困っているのです。

3.被害妄想をしてしまう

「あの人は自分のことを嫌っている」

「陰で悪口を言っているに違いない」

というような、被害妄想によって、あからさまな態度に出してしまう人もいます。

実際は相手はそのようなことをしていなくても、勝手に思い込んでしまい、嫌いな気持ちを増殖させ、態度に出してしまうのです。

このタイプはかなり厄介で、暴走してしまいがちです。

自分が正しいと思っているため、行動に歯止めがきかず、あからさまな態度どころか、嫌がらせをしてしまうこともあります。

絶対に関わりあいになりたくないタイプの人間といえるでしょう。

4.攻撃的な性格

あからさまな態度をとる人は、攻撃的な性格であることも多いです。

攻撃的な性格の人は、誰かを攻撃することで心が満たされます。

誰かに勝ちたい、見下したいという心理があるため、それを満たすために、ターゲットを探し、攻撃を始めるのです。

そのため、あからさまな態度をするのは、まだ序章と言って良いでしょう。

そこから行動がさらにエスカレートしていき、誰の手にも負えない状態となることもあります。

5.反応を楽しんでいる

その人が嫌いな感情を、露骨な態度で示せば、相手は何かしらリアクションをするものです。

相手が後輩の場合、ビクついたり、萎縮したりというような反応を取るでしょう。

その自分に怯えている態度を楽しむために、あえて露骨な態度を出しているのです。

言ってみればこれは、新人いびりの一環です。

相手が自分を力のある人間だと認め、自分が強いと実感できることが嬉しくて、毎日、露骨な態度を出し続けるということになります。

あからさまな態度が出ることに悩んでいる人も

あからさまな態度をとる人の心理も様々です。

明らかな悪意を持って、そのようなことをしている人もいれば、自分の性格に悩んでいる人もいます。

悪意を持った人を助けたいとは思えませんが、悩んでいる人の場合、周りがしっかりフォローしたり、教育したりすることで、あからさまな態度が出ないように矯正できるものです。

それにより、本人も救われる部分があるため、周りにいる人がしっかり面倒を見てあげましょう。