6.仕事以外で夢中になれるものがない

「仕事以外で夢中になれるものがない」というのも社畜の特徴です。社畜は職場でしっかりと仕事をこなし、時間外も残業あるいは家に持ち帰って仕事をしています。しかしそれにより、仕事以外で夢中になくなってしまい、結果として「家でぼーっとしているくらいなら仕事しよう」という考えに至ってしまうのです。

最初は仕事の忙しさから趣味や交友関係を疎かにしていたとしても、いつかはそれが自然なこととなり、元に戻れなくなっています。仕事でストレスを抱え、仕事でストレスを発散しているような状態ですので、ある意味、仕事が趣味のようになっているのです。結果、仕事を取ったら何も残らない状態が出来上がります。

7.休日出勤や残業していることを自慢する

社畜はどういうわけか、休日出勤や残業していることを自慢するものです。「今週も休日出勤だった」「残業時間がそろそろヤバイ」そのようなことを自慢げに語ります。それを同僚だけに言うのであれば良いですが、なかにはSNSで長時間働いていることを自慢する人間も存在するものです。

社畜は社畜である自覚がないまま、社畜である自分を誇らしく思っている場合があります。長時間仕事をして、それほど頑張れる自分をすごいと思っているのです。自己満足タイプの社畜はある意味、お気楽な存在でもあるため放置しておきましょう。

8.飲み会や接待への参加率が高い

社畜の特徴の1つに「飲み会や接待への参加率が高い」というものがあります。社畜は周囲の人、特に上司や先輩からの評価を気にして過ごしているため、飲み会や接待は必ずと言っていいほど参加します。

飲み会や接待の場に参加することで親睦が深まると思っているため、上司や先輩の機嫌を取るために飲み会に参加するのです。幹事を任されれば引受け、お酌をして周り、自分がその場を心から楽しんでいると言うよりは、自分の評価を上げる機会として飲み会を利用するのです。

9.仕事の質よりも量を重要視する

「仕事の質よりも量を重要視する」というのも社畜の特徴の一つです。社畜は人の目を気にし承認欲求が強いため、目で見てわかりやすい、量が多い仕事を好む傾向があります。例えば難しい仕事1つと、比較的簡単でやりやすい仕事5つがあれば、後者のほうをやりたがるのです。

社畜はたくさん仕事をこなしていると周囲にわかることや、たくさん仕事をこなしている自分に対して優越感ややりがいを感じます。周りから「あの人頑張ってるな」と思われたいのです。

10.残業するのが当たり前だと思っている

社畜の特徴の1つに「残業するのが当たり前だと思っている」というものがあります。社畜は残業をすることで会社に必要とされている、上司から認められるといった偏った考えがあるため、残業することに対して嫌な気持ちを持たず、むしろ残業して当たり前だと思っているのです。

そして、残業時間や休日出勤の多さを他人に嘆くものの、本心では嫌とは思っておらず、むしろ残業が多いことをステータスのように考えています。会社に貢献していることや求められていることが生きがいなのです。

11.自分の考えを持っていない

「自分の考えを持っていない」というのも社畜の特徴です。社畜にとっては上司や先輩の言うことが全てです。上司や先輩からよく思われようと、全ての意見に従います。

自分が意見を発して嫌な印象をもたせたり、自分自身が干されることは何が何でも避けたいため、人の意見に同調するのみで自分の意見は主張しません。上司や先輩の思い通りに動き続け、結果的には自分の考えを持たなくなってしまうのです。

12.仕事ができない

社畜の特徴の1つとして「仕事ができない」というのものがあります。仕事をするにも他人からの指示待ちで、上司の意見を最優先し、自分から意見を言うこともない。仕事は言われるがまま引き受けるが、毎日残業。

社畜はこの状況を上司や会社から求められていると感じていますが、実際はただ自分が仕事ができていないだけであることが多いです。積極性がなく、自分のキャパがわからないまま他人からの評価を気にして仕事を引き受けますが、仕事が要領よくこなせないため、結果として残業や休日出勤をすることになります。

13.気弱で反論することができない

社畜になってしまう人は気が弱い性格の人が多いです。気弱な人は上司や同僚に気を使うあまり、反論やごまかしをしないため、大量の仕事を抱え込む傾向があります。自分のキャパ以上の仕事であっても、周囲を失望させまいと無理してこなしてしまうのです。

また、気弱な人にとっては、自分が楽をするために周囲との関係を悪くするというのはとんでもないストレスとなります。無茶な仕事内容に反抗してトラブルを起こすより、自分の体力や時間を削って、黙々と仕事に励むことの方を選んでしまうのです。

14.上司に告げ口をする

社畜に共通する心理として、周囲からの評価が気になるという特徴があります。周囲と上手く付き合いたい、また正当に評価されたいという気持ちは社会人なら持っていたいものですが、度を越してしまうと逆にトラブルを生むものです。

自分が仕事を頑張ることによって誉められることが生き甲斐となっている社畜の場合、周囲が楽をして評価されることが許せません。そのため、同僚の不手際を逐一上司に報告するのです。上司への告げ口は、上手くいかなければ自分の評価を落とすことにも繋がりかねません。そこでこのタイプの社畜は自分の手柄を大袈裟にアピールすることも忘れないものです。

15.休日をどう過ごして良いかわからない

社畜の中には実は自分の自由時間をどう過ごしていいのか分からないという人もいます。仕事以外に趣味もなく友人や家族も近くにいないとなると、結局は休日も暇潰しのため、仕事をしてしまうということになりがちです。

新入社員時代に必死に仕事に取り組むうちに、休日の楽しみ方を忘れてしまったという悲しい過去を持つ人もいます。そしてこのような社畜は「忙しい忙しい」と言いながらも、実は大した仕事をしていないことがほとんどです。