社畜の心理6つ

社畜には特殊な心理がたくさん存在します。普通の人とは違う行動を取っているのですから、そこにある心理も特殊なものが多いのです。いったいどのような心理があるのか、さっそく解説していきましょう。

1.長時間働くことで自分の存在価値を見出す

社畜は仕事をしている時が一番輝いています。仕事で必要とされているという事実が社畜の自信に繋がるのです。そのため、社畜は私生活を犠牲にして働き続けます。また、社畜は心理の中に歪んだ愛社精神を持っているものです。会社で頼られる存在となるためにも自分の知らないところで業務が進むのを非常に嫌っています。

社畜が無駄に長時間会社にいるのは、実は会社で情報通として頼られたいためでもあるのです。社畜は長時間働くことで、会社に貢献する自分、頼られる自分という存在価値を見いだしているのです。

2.自分の頭で考えたくない

何でも上司や会社の言うことを聞いてしまうのが社畜です。これには、「自分の頭で考えたくない」という社畜の心理があるからです。自分の頭で考えて行動してしまうと、それが会社や上司の意向に合わなかったとき、無駄に怒られる可能性があります。

社畜はそのリスクを避けるために、言われるがままに行動したほうが楽だという心理を持ってしまいます。恐怖を人より強く感じてしまう心理であるが故に、自分の頭で考えることを放棄してしまうというわけです。

3.誰かに必要とされたい

過剰なまでに仕事に打ち込み、夜も休日も、仕事をしてしまう。これには「誰かに必要とされたい」という心理が隠されていることがあります。社畜の心理は複雑です。これは仕事以外の部分で「誰かに必要とされている」という実感が持てない人に、起こりがちです。

会社や上司が自分を必要としていると思うことで、承認欲求を満たしているのです。しかし、一生会社に必要とされ続けられるわけではありません。もしも、「誰かに必要とされたい」心理を仕事で解消しているなら、自分の気持ちを満足させられる仕事以外のものを探したほうがよいでしょう。

4.プライドが高く役立たずと思われたくない

プライドが高く役立たずと思われたくないという心理が社畜にはあります。社畜は人よりも仕事ができないことが多いです。しかしそれにより蔑まれることを避けたいという心理があるため、必死に仕事を頑張るのです。

とはいえ、それは結局プライドを守るための行いであり、自分の仕事の能力を上昇させるための行いではありません。そのため、仕事の能力は向上せず、仕事をたくさんこなすことに特化した存在となってしまうのです。

5.人見知りで会社以外の場所で友達を作れない

社畜は会社で仕事に励むことが生き甲斐です。そのため仕事に関しては勉強熱心で周囲とのコミュニケーションを取ることもできるのですが、仕事以外の話題が乏しくプライベートで友達を作ることはあまり得意ではありません。

趣味もなく私生活で楽しみがないため、仕方なく仕事を頑張るしかないというのも、社畜になってしまう一つの原因となるわけです。

6.臆病だから従順になる

社畜は非常に臆病で従順な心理を持っていることが多いです。社畜は仕事で失敗したくないという、強い不安を持っています。社畜の異常なまでの愛社精神はそんな心理が発端です。仕事や周囲に対して臆病だからこそ、多少の無理を黙って受け入れてしまうのです。そしてこの臆病さは対人関係においても同じです。理不尽なことを言われても、反論できないのです。そして、いつの間にかずるずると社畜の道を辿っていくことになります。

アルバイトの社畜の実態とは?

社畜は正社員だけでなく、アルバイトの中にも存在します。アルバイトといえば自由に働けるというイメージがありますが、なかには正社員の社畜よりもひどい環境で働いている場合もあるのです。いったいアルバイト社畜の実態とはどのようなものなのでしょうか。

1.有無を言わさずシフトを入れられる

アルバイトの社畜の場合、シフトを決める際に、休みの希望を伝えたとしても、有無を言わさずシフトを入れられることがほとんどです。会社自体がブラックだったり、社員に底意地の悪い人がいると、アルバイトの発言権はほぼ無しとみなされてしまいます。

ですから、アルバイトの社畜となってしまうと、友達と遊ぶ約束ままならず、友達と疎遠になってしまうことすらあります。友達と休みを合わせて連休を取り旅行に行くなど、アルバイトの社畜にとっては夢のまた夢となるのです。

2.研修という名目でタダ働きさせられる

いくら研修といえど、働いていることには変わりはないので無給は違法です。しかし、自分はできない人間だから研修が人より必要だと思い込ませたり、「なんでこんなこともできないんだ」と怒り、「自分ができないからいけないんだ」と脳に刷り込ませたりして、タダ働きをさせられる人がいます。

アルバイトをする人は若い人が多いため、社会のルールをわかっておらず、タダ働きが違法なことであるとわかっていない人も多いです。そのため、このようなブラックバイトの人間たちに騙され、タダ働きをさせられてしまうのです。

3.体調不良で休もうとしたら上司が家にまでやってくる

アルバイトの社畜の実態は本当に悲惨です。体調不良の時ですら、バイトを休まさせてはもらえません。体調不良で休もうとしたら、上司が家にまでやってくるという、鬼のようなブラックバイトまで存在します。

そのようなことをされたら、押しに弱い人や生真面目な人は、上司に連れられてバイトに行ってしまうでしょう。このようにして暴力的な手段を使って、無理矢理にでも言うことを聞かせようとするブラックバイトも存在するため、注意が必要です。