こすい男やこすい女になる原因4つ

こすい男やこすい女になってしまうのはどうしてなのでしょうか。そこでここからは、こすい人間になる原因について解説していきます。

1.ワガママが許される家庭環境で育った

こすい人になる原因の1つに「ワガママが許される家庭環境で育った」という原因があります。子供時代から、親や家族に甘やかされ、好き勝手に育つことによって、こすい人が出来上がってしまうのです。

しかしこれでは大人になってから周りの人に嫌われてしまいます。そのため、これから子育てをする人は子供をこすい子にしてしまわないためにも、ワガママさせすぎないように注意したほうが良いです。

2.共感する能力が極端に低い

こすい人になる原因として特に分かりやすいのが、共感する能力が相当低いということです。共感する能力が低下するのには育ってきた環境などもありますが、近年の研究ではインターネットやSNSに依存することでも共感する能力が衰えるということが分かっています。そのため、こすい人の中にはネットに依存しているという人も多いです。

3.何でも思い通りになると思っている

こすい人になる原因としては「何でも思い通りになると思っている」というものも挙げられます。自分がやりたいことは全て実践できると、ある意味ではポジティブな感情を持っているのです。

このようになってしまう原因は、今まで挫折を経験していないからでしょう。本当に全て思い通りになったために、そうならないことが想像できないのです。そのため、思い通りにならないことがあると、周りの人を利用してでも自分の思い通りにしようとします。

4.こすい人が身近にいた

こすい人になる原因の1つとして、その人の家族や友人などにこすい人がいるという原因が挙げられます。人間の脳にはミラーニューロンという人のマネをする神経が備わっており、身近な人の言動や行動を知らず知らずのうちにマネしてしまうという特徴があるからです。

例えば暴力的な人がいる家庭ではその子供も暴力的になるケースが多いのも、ミラーニューロンが影響を受けているせいです。そのため、こすい人は身近にいる別のこすい人のマネをしてしまっている可能性が高いのです。

こすい奴への対処法

こすい奴が周りにいる人は、どのようにして対処すれば良いのでしょうか。こすい奴を思い通りにさせないためにも、取るべき対処法をしっかり理解しておきましょう。

1.距離を取って仲良くならないようにする

こすい奴というのは自分勝手で自己中心的です。自分が利益を得るためには、他人を利用することも平気でします。このような性格は改善することはなく、周りの人は振り回され、迷惑を被り続けることになるでしょう。

そのためこすい奴への対処法として、とにかく距離を取って必要以上に仲良くならないようにしましょう。関わると利用され、迷惑を受ける可能性が高いです。話し合って解決する相手ではありません。とにかく必要最低限で関わるようにし、仲良くしないのが賢明です。

2.ハッキリと断る

こすい奴への対処法として有効とされているのが、強い口調でハッキリと断ることです。そもそもなぜこすい奴が生まれるのかといえば、自分のわがままをハッキリと断る人が周りににいなかったために、自分の意見は誰でも受け入れてくれるのだと勘違いしてしまっているからです。

そのため、誰かがハッキリと断りその行動はおかしいと指摘してあげることによって、こすいことをして来なくなる可能性があります。しかし人によってはまた同じような発言や言動をしてくることがありますので、そのような場合は根気強く断り続けるようにしましょう。

3.みんなから「こすい」と思われていることを伝える

こすい奴への対処法として、みんなから「こすい」と思われていることを伝えるのも良いでしょう。言いづらいかもしれませんが、イヤだなと感じながら付き合い続けるよりは気が楽になります。

「みんなから、こすいって思われてるよ」そう言われることで、こすい人の言動が少し落ち着くかもしれません。もしもそのことをこすい人に伝えても変わらないようであれば、そのまま距離を置いてしまったほうが良いです。

4.自分に近づいてもメリットがないと思わせる

こすい人は最初だけ他人に優しくして、自分に利益があるかどうかを判断してきます。そのため、自分に近づいてもメリットがないと思わせることが大切です。

お金がないことを普段から話すようにしたり、人におごらない主義であることを言っておいたりすれば、こすい人はメリットがないと感じ、近付いてこなくなるでしょう。ただしあなた自身の印象が悪くなってしまう可能性があるため、注意しておいてください。

5.こすい人と仲良い人の口から注意してもらう

こすい人は自分が不利益を被るような仕事については、とにかく関わらないように様々な手段を使って逃げようとします。逃げるだけならまだいいと思いますが、一番厄介なのは逃げれないとわかった途端に攻撃してくることです。

しかし相手が自分の上司や仲の良い人であれば、攻撃することはできないでしょう。そのため、直接自分はコンタクトを取らず、こすい人と仲の良いに方に事情を説明し、さりなげなく注意してもらってください。

6.こすいことをやり返す

こすい奴への対処法として有効なのが、同じようなこすいことをやり返すということです。例えば金銭関係でこすいことをされたなら金銭関係でやり返し、仕事関係でこすいことをされたなら、やはり仕事のことでやり返すことが有効な手段となります。

このようなことをされれば、こすい奴は自分のしていることを自覚するでしょう。こすい奴というのは自分がした行為によって、相手がどのような気持ちになるのかを理解していません。そのため、あなた自身がこすいことをやり返して、どのような気持ちになるのかを身をもって知らせると、良い対処法となる可能性があるのです。

こすい人の見分け方

こすい人にはできるだけ関わり合いになりたくないものですが、いったいどのようにしてこすい人を見分ければ良いのでしょうか。ここではこすい人を見分けるための指標を紹介していきます。

1.上司に媚びて後輩に厳しいかどうか

こすい人の見分け方としては、「上司に媚びて後輩に厳しいかどうか」をチェックするのがおすすめです。もちろん明らかに後輩に落ち度があって、そのとき限りで厳しかった、というような状況は対象外となります。

常に自分の評価を上げるために上司には媚びるけれど、後輩には異様に厳しい。そのような人は、こすい人である可能性が高いです。あまり近付きすぎると利用されるおそれがあるので、ほどほどの距離にとどめましょう。

2.お金のことに細かいかどうか

こすい人の見極め方として、お金が絡むことに関する場面で判断することができます。とにかく金銭管理にシビアな傾向があるので、「ケチ」や「細かい」といった一面が垣間見れれば、こすい人ということになります。

こすい人は食事後に割り勘をする際、他の人だったら気にならないくらいの数円の誤差でもとにかく執着し、きっちりしていないと気が済まない性格なのです。1円でも細かいことを言う人に遭遇したら、間違いなくこすい人と言うことができます。

3.人によって態度を変えるかどうか

こすい人かどうかを見分ける場合には、人によって態度を変えるかどうかに注意してみるとわかります。こすい人は自分の立場を上げることを考えているため、権力を持っている人や地位が高い人に対してはわざとらしい程に低姿勢で接します。

そして自分にとって利益の無い人、利用価値のないと判断した人にとっては一切笑顔も見せず、冷たい態度で接するのです。もちろん人によって態度を変えることはある程度仕方のないことですが、こすい人はその態度の変え方がかなり極端なので、注意して見ておけばすぐにわかります。

4.言い訳が多いかどうか

こすい人の見分け方として「言い訳が多いかどうか」というものもあります。何かあったとき、やたらと言い訳をするのが、こすい人です。もちろん、誰でも多少は「それはこういうことだった」と理由を説明することがありますよね。

しかしこすい人の場合は「自分は悪くない」と思われようとして、必死にしつこく言い訳をしてきます。そのため、見分けるときは何かあったときに言い訳が多いかどうかをチェックしてみてください。