ストレス製造人間!キーボードのタイピング音がうるさい人の心理

Enterキーを強く叩いたり、カチャカチャうるさい音を立てながらキーボードを打つ人がいます。

そういう人が職場の同僚で、デスクが隣だったりすると、大きなストレスになってしまうものです。

では、どうしてそんな音をさせるのか。

ここではキーボードのタイピング音がうるさい人の心理を紹介します。

キーボードを打つ音がうるさい人にイライラ

職場でキーボードのタイピング音が異常なほど大きい人っていませんか?

親の仇のような強さでタイピングして、何が楽しいのでしょう。

かなりイライラしてしまいますよね。

ドロップキックをして懲らしめてやりたいところですが、そんなことをするわけにもいきません。

毎日、その騒音を耳にしていたら、なぜあの人はこんなにうるさいのだろうと疑問に思ってくるでしょう。

いったいこのような人にはどのような心理があるのでしょうか。

キーボードのタイピング音がうるさい人の心理5つ

キーボードのタイピング音がうるさい人には、ある特徴的な心理があります。

それを知ることで、タイピング音がうるさい原因もわかるため、さっそく紹介していきましょう。

1.せっかちで焦っている

ゆっくりキーボードを打つ時と、早く打つ時とでは、後者の方がタイピング音が大きくなるものです。

ということはつまり、うるさくキーボードを打つ人は、ふつうよりも早いスピードで打鍵しているということでしょう。

では、どうして急いでキーボードを叩くのか。

それはその人が、せっかちな性格だからです。

せっかちな性格の人は、どんな仕事をしている時でも、一刻も早く仕事を仕上げたいと考えます。

締め切りが迫っているわけでもないのに、一人で勝手に焦るということも少なくないのです。

「早く終えたい」と気が急き、焦りながら仕事をするために、どうしてもタイピング音が大きくなってしまうわけです。

2.ストレスがたまっている

隣のデスクでキーボードをうるさく叩かれると、こちらはストレスを感じないわけにはいきません。

しかし、うるさくしている本人も実はストレスを抱えているというケースがあるのです。

仕事をしていれば誰しもストレスを感じるものですが、ストレス耐性の弱い人は、人一倍強いストレスを感じ、また、そのストレスを上手に解消することができず、ため込んでしまいます。

その結果、常にイライラしながら仕事をすることになるわけです。

イライラしていると、無意識のうちに物にあたってしまうようになります。

キーボードの打鍵が、必要以上に強くなることも、物に当たっているような状態というわけです。

結果的に自分のストレスを他人に分け与えることで、ストレス解消をしているということにもなります。

3.「自分は仕事ができる」アピール

職場にタイピング音が大きな人がいると、自然とその人に注意が向けられることでしょう。

それを利用し、人から注目を集めたいがために、意図的に大きなタイピング音を立てる人も存在します。

その人は、大きな音を立てることで「自分は仕事ができる」ということをアピールしているのです。具体的にいうと、

  • 「自分はタイピングが得意なため、こんなに早くキーボードを打つことができます」
  • 「仕事にいっさいの手抜きをしていません」
  • 「自分は人一倍頭の回転が早いです」
  • 「自分にはこんなに早くキーボードを打ち続けるだけの集中力があります」

といったことをアピールしようという心理が働き、あえて大きな音を出しているのです。

上司や周囲の人にそういうアピールをしているのですが、結局は、アピールしたいはずの上司に「うるさい」と怒られ、静かになるものです。

すぐにおとなしくなるため、それほどイライラする必要もありません。

4.自分のことしか考えていない

一部の例外はありますが、キーボードのタイピング音がうるさい人のほとんどは、そのことによって自分が周囲に迷惑をかけていることに気づいていません。

せっかちで焦っているケースも、ストレスが溜まっているケースも、仕事ができることをアピールしているケースも、すべて、自分のことしか頭にないのです。

ですから、まさか自分のタイピング音によって、周囲の人にストレスを感じさせてしまっているとは思っていません。

迷惑をかけていることに気づいていないのですから、人から指摘されない限り、それを改めることもないのです。

5.周囲の人の仕事を邪魔したい

多くの場合、自分のことしか考えていないのですが、例外もあります。

それは、近くのデスクの人の仕事を邪魔したいという意図を持っているケースです。

たとえば、同じ職場でデスクを並べて仕事をしている人との人間関係がうまく行っていないとしましょう。

「隣の席の同僚が大嫌い」というケースです。

こういう場合、その隣の人を不快にさせたり、気を散らさせたりするために、わざと大きなタイピング音を立てるということがあります。

そのことによってその人の仕事の邪魔をしようと考えているわけですから、そこには明確な悪意があると考えていいでしょう。

耳栓をするなどの対応策を

キーボードのタイピング音がうるさい人の心理にはどういうものがあるのか見てきました。

自覚していないケースがほとんどですし、自覚している場合、はっきりした悪意を持っているケースも少なくありません。

いずれにしても、改善させるのはなかなか難しいものですから、耳栓をするなどの対応策を考えたほうがいいでしょう。