人との会話が苦手だと感じる人はあなただけではありません。
コミュニケーション能力があったら人間関係がもっと円滑になるのに、と嘆く人はたくさんいます。
そこで今回は、コミュニケーションが苦手な人が克服するための、会話術をご紹介します。
笑顔の練習
自分では笑顔を作っているつもりでも、他の人から見たら、しっかり笑えていない人は多いです。
理由としては、表情筋が上手に動かせていないことが挙げられます。
そのため、口を持ち上げているつもりでも、他者から見れば、仏頂面に見えてしまうのです。
表情筋はトレーニングをすることによって鍛えられます。
笑顔を作り、表情を戻す、ということを繰り返すだけで良いのです。
不機嫌そうに見えると、誰でも近寄りがたくなります。
微笑みかけられると、こちらまで笑顔になりますよね。
自然に生まれる笑顔はとても気持ちがいいものです。
初めは不自然でも、少しずつ意識して笑顔上手になりましょう。
そうすれば、自然とコミュニケーションをとれるようになります。
自分から挨拶をする
コミュニケーションが苦手な人は、挨拶ができないことが多いです。
しかし、「挨拶ぐらいはできる」と思う人もいるでしょう。
そのような人は、いつも相手から挨拶をされる、返しているということはありませんか?
それは挨拶ではありません。
自分から先にするのが、本当の挨拶なのです。
挨拶をするしないで、相手に与える印象は大きく変わります。
「無視されたら…」
と、不安に思うかもしれませんが、ぎこちなくても小さな声でも、まずは自らあいさつすることを心がけてみましょう。
自分から声をかけられるようになったら、少しずつ大きな声で、そして笑顔で挨拶するようにしましょう。
そうすることで、周りの印象が格段によくなります。
聞き上手になる
コミュニケーション能力がある人は話し上手だと思っていませんか?
「話し上手は聞き上手」
と、昔から言われていますよね。
そのため、コミュニケーション能力を上げるためには、まず聞く姿勢をないがしろにしないことが大切です。
自分から話せないという人は、
「話さなければならない」
という気持ちが強くありませんか?
会話をするときは、ひとまず最後まで話を聞き、話のこしを折らないようにしましょう。
うなずいているだけでも相手は安心感を覚え、嬉しくなります。
こうすることで、相手が勝手に会話をし、人見知りでもうまくコミュニケーションがとれるようになるものです。
質問する
質問されたら、誰しも答えますよね。
コミュニケーションが苦手な人は、誰かから質問され、答えたあと、何もしない傾向があります。
大切なのはそこで終わらず、質問返しをすることです。
「あなたは?」
と、質問されたことを返すだけで、会話の時間も増えますし、相手も話しやすいと感じてくれます。
相手を知りたいという気持ちが伝われば、良いコミュニケーションに繋がっていくでしょう。
話題のストック
コミュニケーションが苦手な人は、以下のような不安を持っていることが多いです。
- 何を話せばいいのかわからない
- 相手に興味を持ってもらえないかもしれない
- 怒らせてしまうかもしれない
- 無言になってしまうかもしれない
このような不安があれば、会話できなくなって当然です。
しかし話題をストックしておけば、このような不安を克服することができます。
話題が豊富な人って魅力的ですよね?
普段の何気ないことから、ネタ探しをしておき、誰かと会話するように話題をストックしておきましょう。
このような下準備をしっかりしておくことで、いざというときも困らなくなります。
会話術よりも気持ちが大事
コミュニケーションが苦手な人が克服するための会話術を紹介してきました。
会話術とは言いましたが、一番大切なのは、あなたの心です。
あなたが勇気を出せば、会話術を利用することなく、自然とコミュニケーションをとれるようになります。
会話術を駆使することで、その勇気を持てるようになるため、今回紹介した克服方法を試し、自信を取り戻していきましょう。