「よく覚えてるね」と言われて、何かその言葉が引っかかっているという人もいるでしょう。
確かに、取り方によっては嫌味や皮肉のようにも思えますよね。
そこで今回は、「よく覚えてるね」と言う人の心理や、言葉の意味を解説していきます。
「よく覚えてるね」と言われた。皮肉?嫌味?
知り合いと会話をしていたときに昔あったことを話したら、「よく覚えてるね」と言われることがありますよね。
普通の会話で使う言葉ですが、よくよく考えてみると引っかかります。
「そんなことよく覚えてるね」というニュアンスであれば、嫌味のようにも聞こえますよね。
しかし必ずしも相手が皮肉で言っているというわけでもありません。
では、「よく覚えてるね」という言葉は、どのような意味で使われるのでしょうか。
「よく覚えてるね」と言う人の心理!どういう意味?
「よく覚えてるね」と言う人の心理は、そのときにどのような話をしていたかによって変わります。そこでここからは、それぞれのパターンにおける「よく覚えてるね」の意味を解説していきます。
1.相手にとって恥ずかしい過去
話をしている相手の恥ずかしい過去や、失敗談などを思い出話として話しているときは、「よく覚えてるね」という言葉は嫌味や皮肉の可能性があります。
「人が嫌がることをよくそんな細かく覚えてるね」
「相手の嫌な部分ばかり見てるから、そんなことばかり覚えてるんだね」
このような意味で相手は言っているのです。
あなたにとって他意はなくても、相手にとっては思い出して欲しくない過去という場合もあるため、そのようなときにも「よく覚えてるね」という言葉は使われます。
あなたにとっては良い思い出なのかもしれませんが、相手にとっては嫌な思い出だということです。
そのため、今後はできるだけその話をしないようにしてあげたほうがいいです。
2.共通の楽しい思い出
共通の楽しい思い出を語っているときに、「よく覚えてるね」と言われたのだとしたら、これはポジティブな意味です。
相手の人も忘れていたことをあなたが覚えており、それを思い出してテンションが上がった結果、驚きも込みで「よく覚えてるね」と言っているのです。
この場合、相手は喜びや嬉しさという感情を抱いているため、ネガティブな意味はありません。
純粋な驚きを表現しただけですので、気にしないようにしましょう。
3.かなり昔の出来事
かなり昔の出来事を話していたときに「よく覚えてるね」と言われたら、それは「すごいね」という意味です。
普通、かなり昔の出来事は忘れていたり、大まかなことしか覚えていなかったりしますよね。
あなたがその出来事を詳細に覚えていた結果、「記憶力すごいね」という意味で相手は「よく覚えてるね」と言ったのです。
この場合も、あなたの記憶力に驚いただけですので、他意はありませんし、ネガティブな感情もありません。
どんな話をしていたか
「よく覚えてるね」という言葉だけだと、相手の心理をなかなか理解しにくいですよね。
しかしどんな話をしていたかを思い出せば、その言葉の意味がわかりやすくなります。
そのため、どの話のタイミングでその言葉を言われたか、しっかり思い出してみましょう。