お互い惹かれあって付き合い始めたカップル。最初は燃え上がっていた恋も、時を経るごとに少しずつマンネリ化することがあるものです。
やがて訪れる「倦怠期」ですが、世の恋人にとって、乗り越えなければならない永遠の命題です。
そんな倦怠期をチェックする方法はあるのでしょうか。
ここでは、倦怠期を見分ける5つのチェックポイントをご紹介します。
外見の変化に気づくか?
まずは定番中の定番、「彼が外見の変化に気づいてくれるのか?」が最初のチェックポイントです。
髪を切った、髪を染めた、痩せた、化粧を変えたなど、彼は多かれ少なかれ、あなたの外見に好感を覚えて付き合い始めたわけですから、その変化には敏感であるはずです。
「私たちって、もしかして倦怠期かも?」
そう感じたら、まずは髪を切ってみたり、髪色を変えてみたりするといいかもしれません。
「あれ、髪切った?」
と言ってくれれば、ひとまず合格。あなたへの興味は薄れていないでしょう。
何も言わずに「晩メシ何にする?」と言い出した場合には、彼氏の関心が薄れている可能性があります。
逆に、あなたが彼氏の外見の変化に気づけなくなったら、やはり倦怠期かもしれません。
「髪切った?」と言われたいのは、実は女性ばかりではないのです。気をつけましょう。
外見が変化しない
外見が変化しないでいることも、倦怠期の兆候の一つです。
付き合い始めの頃は、あなたに興味を持ってもらおう、あなたに嫌われないようにしようと、どんなに鈍感だったり、ファッションに興味のない彼でも、外見に気をつけるものです。そのため、
- 服装が毎回同じ
- アクセサリーをつけない
- 靴が汚くなってきた
- 髪の毛がボサボサ
このような外見に気をつかわないチェックポイントがあると、それが倦怠期の兆候となります。
髪がボサボサになっていったり、無精髭が伸びすぎていたり、果ては体臭や口臭がひどくなったりというように、彼が外見やエチケットに気を配らなくなってしまったら、更なる注意が必要です。
逆に、あなたの外見が彼氏の前で変化しないでいることも、彼氏をがっかりさせているかもしれません。
彼氏に新鮮な驚きを与えられるよう、常に女性としてファッションや化粧には敏感でいるべきです。
遠出をしなくなった
デートコースのマンネリ化も、倦怠期の兆候の一つといえます。
特に、綿密な計画を立て、それなりの努力が必要な遠方への旅行は、倦怠期のカップルにとって高いハードルとなります。
「デート?今日もウチでテレビ見てればいいっしょ」
彼氏がそんなことを言い始めたら倦怠期の証です。
自宅でダラダラして、気分が盛り上がったらベッドに入って、スッキリしたら即解散。
そんな関係はつまらないですよね。
「ねえ、旅行しようよ」
まずは彼氏にそう提案してみましょう。
彼氏が嫌がったり面倒くさがったら、倦怠期を疑うべきです。
ボディタッチが減った
付き合いたての頃は、隙あらば女性の身体に触ろうとしてくる彼。
ベッドに行く前にも、やたらと手をつなぎたがったり、腰に手を回してきたり……。
抱かれる回数が減るのも、もちろん倦怠期の兆候の一つですが、気にするべきはむしろ街中で手をつなぐなどの簡単なボディタッチの回数かもしれません。
なぜなら、ベッドの中の関係はカップル二人の中で完結するものですが、公衆の面前でのボディタッチは、彼が自慢の彼女を誇示するためのアピールでもあるからです。
「どうだ、俺の彼女は可愛いだろ?」
男性は、個人によって程度の差こそあれ、内心では彼女を自慢し、束縛し、他の男性を牽制したがる生き物です。
一説には、生き物として遺伝子を残すために、遺伝子レベルでそうプログラムされているともいわれています。
「私たちって、もしかして倦怠期かも?」と感じたら、「ねえ、手をつないでもいい?」と提案してみましょう。
喧嘩が減った
意外かもしれませんが、喧嘩をするということは、それほど明らかな倦怠期の兆候ではありません。
なぜなら、相手に対して「こうしてほしい」「こうなってほしい」と思うからこそ、喧嘩をするからです。
喧嘩は、相手への興味の表われなのです。
逆に喧嘩の回数が減ってしまったら、倦怠期が疑われます。
喧嘩をしない=相手に対して無関心ということになるからです。
もし本当に倦怠期を解決したいのなら、最後の奥の手は、些細なことで彼に「喧嘩を仕掛けてみる」ことかもしれません。
それで彼が怒り、反論してきたならば、彼の真意を知ることができますし、お互いどうすればいいか話し合うこともできるでしょう。
もし、喧嘩を仕掛けても彼が無関心で、
「そんなこと、どうだっていいだろ」
というような反応を示したら、それは倦怠期なのかもしれません。
大事なのは「相手への関心」
人間、誰もが飽きてしまうということはあります。
一緒にいる時間が長ければ長いほど、飽きは早く訪れるものです。
倦怠期とは、まとめると「相手への関心が薄れてしまうこと」です。
相手から関心を持ってもらうためには、自分もまた、相手への関心を持ち続けることが必要です。
髪を切ったり、いつもと違うデートを提案してみたりと、つれない彼を責める前に、「もっと私を見て!」と努力することも大事なのです。