憶測でものを言う人っていますよね。
「あの人はこういう人だ」と決めつけたり、根拠もないのに「本当は性格が悪い人だ」と噂を流したりするような人です。
そこで今回は憶測でものを言う人の心理について解説していきます。
憶測でものを言う人の心理4つ
憶測でものを言う人は、自分の心を満たすためにそんなことをしていることが多いです。では、その根本にある心理とはいったい何なのでしょうか。
1. 自分のことを天才だと思っている
憶測でものを言う人は、自分のことを天才だと思っていることが多いです。
自分に自信があり、博識だという自負があると、自分の言うことは憶測でも正しいと思い込みます。
自分には人を見る目や、本質を見抜く力があると思うからです。
実際、憶測でありながらそれなりに正しく物事を見抜ける人も存在します。
しかしなかには、自信だけしかなく、中身のない人も多いため、そのような人の憶測は本当にただの憶測でしかありません。
テキトーなことばかり言って、周りを振り回すような存在ですので、このような人の憶測には耳を貸さないほうがいいです。
2. マウントを取りたい
マウントを取りたいというのも、憶測でものを言う人の心理です。
相手が知らないことを言ったり、教えてあげたりすれば、その瞬間だけ相手にマウントをとることができますよね。
つまり、憶測でものを言う人は、いわゆる教えたがりな人であることも多いのです。
しかし全てのことを知っているわけではないため、そのような場合はマウントをとれなくなってしまいます。
そこで、それっぽいことを憶測で言って、マウントをとりたいという欲を満たすのです。
このような人は嘘をつくことも多いため、注意が必要です。
3. 相手をコントロールしたい
相手をコントロールしたいというのも、憶測でものを言う人の心理となります。
憶測でものを言うと、それを信じない人もいますが、なかには信じてしまう人もいますよね。
そのようにして自分の言うことを信じさせることができれば、相手をコントロールすることができます。
自分の嫌いな人を嫌わせることもできますし、自分の評価を上げることもできるでしょう。
その結果、あらゆることを自分の思い通りにできるため、憶測ばかり言うのです。
4. 物事を深く考えられない
憶測でものを言う人は、物事を深く考えられないということも多いです。
物事を深く考えたり、興味があったりする人は、自分の知らないことがあったら調べようとしますよね。
しかしなかには、知らないことを知らないままにしていても平気な人もいます。
また、知らないことを知る必要があるのに、面倒だからといって調べようとしない人もいるでしょう。
それだけであればまだ良いのですが、そのようにして知識を増やす努力はしないのに、知識人でありたいという気持ちだけは強いという人がいます。
そのような人は、憶測でものを言って、偉ぶろうとするものです。
つまり、知ったかぶりをしたいから、憶測でものを言うという人もいるということです。
賢い人もいる
憶測でものを言う人は、自分の欲を満たすためにそのようなことを言っていることが多いです。
とはいえ、なかには様々な状況を整理して、正解に近い憶測を導き出せる賢い人も存在します。
そのような人は憶測は正解であることも多いため、一概に憶測ばかりを言う人を否定することもできません。