シングルマザーについて調べると、関連ワードに「ふざけんな」という言葉が出てきます。
他にも、関わりたくない、気持ち悪いなど、散々な言われようです。
では、なぜこのようにしてシングルマザーふざけんなと思う人が多いのでしょうか。
シングルマザーふざけんなと言われる理由3つ
シングルマザーに対して、ふざけんなと思ってしまう人は、なぜそう思うのでしょうか。その理由や言い分について紹介していきます。
1.手当をもらうだけもらって遊んでいる
シングルマザーは自治体や国から、様々な支援や手当をもらうことができます。
もちろんそれは、子供を育てるのは大変なことですので、それを補助するために様々な手当があるのです。
しかしなかには、その手当を子供に使わず、自分が遊ぶためだけに使うという人もいます。
金銭的に余裕がない人はそのようなことはできませんが、余裕がある人の中には国からお金をもらうだけもらって、自分自身のために使う人もいるのです。
なかには、生活保護をもらい、毎日遊んでいるような人もいます。
正直、このような姿を見れば、誰でもふざけんなと思いますよね。
自分のためにお金を使うなということではありませんが、やはりもらった手当は生活のために使って欲しいものです。
2.自己責任なのに被害者のような言い方をする
自己責任なのに被害者のような言い方をするというのも、ふざけんなと思う人の意見です。
かなりきつい意見ですが、シングルマザーになったのは自己責任だろうと思う人は少なくありません。
「だったら別れなければ良かった」
「自分が選んだ道だろう」
「ダメな男を選んで離婚したのは自分の責任じゃないか」
と思う人も世の中にはいます。
正直、この意見に関しては言い過ぎな部分がありますが、確かに自己責任の部分がないわけではないですよね。
その上で「助けてくれる人がいないから大変だ」「私は不幸だ」「1人で育ててるんだから周りはそれをフォローするべきだ」というように、被害者という立場を利用した上で横柄な態度を取られれば腹が立ちますよね。
周囲のフォローにしっかり感謝してくれる人であれば、周りも優しくなれるものですが、横柄な態度と取られれば、周囲の目はやはり厳しくなってしまうものです。
3.職場で優遇され過ぎている
職場で優遇され過ぎているというのも、ふざけんなと思う人の意見です。
シングルマザーだと子供を放っておくわけにはいかないため、残業をしなくて良かったり、突発的に仕事を休んだりすることがあります。
そうなると周囲にいる人はその分、仕事が増えることになりますよね。
このようにして直接的に迷惑をかけられると、ふざけんなと思ってしまうものです。
これに関しては仕方のない事情ですので、誰のせいでもないですよね。
しかしだからといって、周囲の人も予定があったり、休みが欲しかったりするため、嫌な気持ちになってしまうのも分かります。
誰も犠牲にならずにうまく仕事を割り振りできればいいのですが、なかなかそうはならないのが現実です。
一部のシングルマザーだけがふざけんなと思われている
様々な人の意見を紹介してきましたが、そのような人たちも全ての人に対してそう思っているわけではありません。
1人で子供を育てることがどれだけ大変か、どれだけ苦労しているかはある程度、想像できているはずです。
しかしながら、なかにはその立場を利用して、手当を自分のために使ったり、「周囲の人は自分を助けるべきだ」と横柄な態度を取ったりする人もいます。
そのような人たちに対しては、「ふざけんな」「関わりたくない」「気持ち悪い」と思ってしまうのです。
しかしやはり、1人で子供を育てるのは大変なことです。
そのため、周囲の人はある程度、温かい目を持ってあげるようにしましょう。
風当たりが強い
シングルマザーに対する風当たりは案外強いです。
そのような社会の現状もあるからこそ、シングルマザーは孤独になってしまいますし、辛い思いをしてしまいます。
そのため、そのような人に悪態をつくのではなく、優しくフォローできるような人間になりましょう。