水族館に行くことを怖いと感じる人もいます。
水族館好きな人からすれば、それはどのような心理なのか、まったくわからないですよね。
そこで今回は、水族館が怖い心理について解説していきます。
水族館が怖い心理4つ
水族館が怖い人には、他の人にはない特殊な心理があります。では、その特殊な心理とはどのようなものなのでしょうか。
1.水槽が割れてしまわないか心配
水族館が怖いという人の大きな不安のひとつに、「水槽が壊れて水が流れ込んでくるのではないか」という心配があります。
この恐怖は、圧倒され、コントロールできない感覚に基づくもので、強いパニックと不安感を生み出します。
水族館が怖い人は、自然の力に対して自分が無力であることを感じ、いったん水があふれ出したら、それを止めるために何もできないことを恐れているのです。
水族館の水槽が割れることなど、普通はあり得ないですよね。
しかし不安が強い人は、いつか割れてしまうのではないかと思ってしまい、恐怖を感じてしまうのです。
2.大きな魚に対する恐怖心
大きな魚に対する恐怖心も、水族館を怖がる人の心理のひとつです。
大きな魚に対する恐怖は、魚が人間を「襲う」という話を聞いたことがあることから来ることがあります。
サメのような大きな魚は威圧感がありますよね。
それによって大きな魚を見ると、そのイメージによって恐怖を感じてしまう人もいるのです。
また、魚自体に抵抗感を感じる人も少なくありません。
なんとなく気持ち悪いと感じたり、見ても楽しめないと思ったりする人もいます。
そもそも魚が好きではないという人も少なくないのです。
3.圧迫感を感じる
水族館恐怖症の人の中には、圧迫感を感じるという人もいます。
水族館は水に囲まれていますよね。
そのような空間にいることで、自分が圧迫されているような感覚になり、水族館に入れないという人もいるのです。
また、水槽内の生物による恐怖感や圧迫感に起因していることもあります。
水槽の環境は、自然の生息地とは大きく異なっており、生物が閉じこめられている感じがしますよね。
そのような魚たちの状態に、ある意味で共感し、自分が圧迫感を感じてしまうのです。
4.魚がかわいそうに見える
水族館が怖く感じるのは、魚がかわいそうに見えるからという人もいます。
水族館を怖がる人は、魚に犬や猫と同じような愛着を持っている人もいます。
しかしそのような魚たちが水族館では、閉じ込められていますよね。
それが強い同情心を呼び起こし、結果として恐怖を感じるのです。
そして苦しんでいる魚たちを見たくないという思いから、水族館に行きたがらないという人もいます。
魚たちが実際に苦しんでいるかどうかは不明ですが、そういう見方をする人もいるのです。
無理やり連れていかないように
水族館が怖い心理について解説してきましたが、水族館という場所に恐怖を感じる人もいれば、生き物に恐怖を感じる人もいます。
人それぞれの感性があるものですので、水族館を怖いと感じる人がいたとき、無理やり連れていくようなことはしないようにしましょう。
なかには、パニックになったり、過呼吸になったりする人もいるため、注意しておいてください。