自分のキャラが定まらない人は、どのような対処法をとれば良いのでしょう。
相手によって話し方や態度がころころ変わる人は、本当の自分のキャラを知る方法を見つけたいですよね。
そこで今回は、キャラが定まらない人の対処法を紹介していきます。
キャラとは?
キャラクターとは「その人の性格や人格。持ち味」という意味です。
つまり、キャラというのはその人そのものということになります。
しかし人間関係においては少し違う意味もあります。
それが作られたキャラというものです。
1.作られたキャラとは?
人間は誰しも多かれ少なかれ他人によく思われたいという思いがあります。
ましてや、気になる異性が相手ともなれば本当の自分とはかけ離れたキャラを演じることもあるでしょう。
このようにして、誰かの心を求めた結果、作られたキャラが生まれるのです。
2.自分のキャラを知るには?
人間には元々の自分のキャラと、作られたキャラとが入り混じっています。
相手によって少しずつ作られたキャラにもブレが生まれ、だんだんと自分のキャラがわからなくなってしまうことはよくあることです。
自分がわからないのは、とても辛いでしょう。
そんな時はまず、本来の自分を見つめ直してみましょう。
自分のキャラが定まらない人の対処法5つ
ここからは、自分のキャラが定まらない人の対処法を紹介していきます。
自分のキャラを知るための参考にしてくださいね。
1.家族とゆっくり過ごす
元々の自分のキャラを取り戻すためには、家族とゆっくり過ごすという方法がおすすめです。
他人の前では作られたキャラでいるかもしれませんが、家族の前では違うでしょう。
幼少気から、自分のキャラを作っている人はいません。
そのため、家族といると昔の自分に戻り、徐々に素の自分を取り戻せます。
また、昔からの友達に会うのもおすすめです。
昔の自分を知っている人ですので、キャラを作る前の自分に戻ることができます。
本来の自分を隠す必要がない為、自然体で過ごせるでしょう。
2.一人で過ごす時間を大切にする
作られたキャラになってしまうのは、誰かがいるからです。
他人の目があるからこそ、人は取り繕い、本来の自分とは違うキャラになります。
そのため、1人の時間を大切にしましょう。
そうすることで、本来の自分と向き合えるようになります。
一人の時間を過ごし、自分という存在を思い出してください。
3.作られたキャラを否定しない
本来の自分を知ることはとても大切です。
自分がどんなことに楽しみや悲しみを感じる人間なのかをしっかり知っておけば、もっと自分を好きになれるでしょう。
しかし、ころころ変わる、作られたキャラも否定しないことが大切です。
作られたキャラは、本来の自分のキャラとは確かに違います。
でも、思い出してください。
もともと他人によく思われるために生まれたキャラなのです。
それによりあなたは人から認められ、承認欲求を満たすことができています。
人の迷惑にならない、そして人から好かれるキャラは、他人にもあなたにも必要なキャラです。
そのため、ころころ変わるキャラも含めて、自分を愛してあげましょう。
4.キャラを確立しよう
自分を見つめ直したことで、本来の自分のキャラは思い出せたでしょう。
しかし、他人の評価を気にしてできた作られたキャラも大切という話でした。
いったいどちらになればいいのかわからないですよね?
ならば、一から新しく自分のキャラというものを確立してしまいましょう。
例えば、本来の自分のキャラはガサツでサバサバした姉御肌なタイプだとしましょう。
しかし作られたキャラは丁寧で優しくどちらかというとふんわりタイプ。
このような場合、両方の長所だけをピックアップして、新しいキャラを作り出すのです。
出合ったばかりのころはサバサバだけど、深く付き合うと優しい、という人は実際にいますよね?
そのようにして、様々なキャラの良いとこ取りをして、新しいキャラを作り出すのです。
5.ギャップに苦しまない
作られたキャラでいることで、苦しい思いをしている日ともいるでしょう。
しかし作られたキャラは、なりたい自分です。
スポーツ選手が努力して、勝てる自分に変わっていくことと違いはありません。
そもそもほんらいの自分というものは、存在しません。
生まれたとき、誰もがゼロの状態です。
つまり、みんなが作られたキャラで生きているということになります。
昔の自分との違いに苦しむことはないため、そこまで気にしないようにしましょう。
自分を受け入れることが大切
自分のキャラが定まらない人は、それができる以前に戻ることで、自分を取り戻せるようになります。
しかし、別のキャラになっていたとしても、悪いことではありません。
大切なのは全てを受け入れ、自己否定しないこととなります。
今の自分を受け入れ、一番良い形で人生を歩んでいきましょう。