「好きじゃない人と結婚しても幸せにはなれないのでは?」と考える人は多いことでしょう。
しかし、実際にはそうでないケースが少なくありません。
ここでは、「好きじゃない人と結婚したのに幸せ」というケースに注目し、どういう理由で幸せになれたのか紹介していきます。
夫の魅力が見えてきた
好きで好きでたまらない人と結婚しても、その恋愛感情がいつまでも同じように続くとは限りません。
恋人関係の時には強い恋愛感情を抱いていても、結婚してしまうと気持ちがだんだん冷めていくこともあるでしょう。しかし、好きじゃない人と結婚した場合は違います。
もともと相手に恋愛感情を抱いていないのですから、結婚して気持ちが冷めていってしまうということはありえません。
結婚生活を続けていくうちに、交際中には見えなかった相手の魅力がだんだん見えてくるということもあるでしょう。
夫として意外に頼りになるとか、自分の親を大切にしてくれるといった夫の美点が見えてきて、その結果、夫に対する愛情が高まるということもあるのです。
子どもを授かった
「子宝」という言葉がありますが、親にとって子どもは文字通りの宝物です。
ですから、子どもを授かったことによって幸せになれるケースも多いです。
子どもを授かるメリットには、
- 子育てをすることで、母性本能が満足させられる
- 子どもの存在が生きがいになる
- 子どもを通じて夫婦の会話が増える
- 「夫婦二人の宝物」という意識によって夫婦の連帯感が強まる
といったものがあります。
子どもの成長をもっとも近くで見守るというのは、女性にとって大きな喜びですし、子どもの将来に思いをはせることで、充実した人生を実感することもあるでしょう。
もちろん子育ては大変なことではありますが、苦労はしても、女性にとっては喜びの方が大きいものなのです。
自分のペースで生活できる
相手に対して強い恋愛感情を持った状態で結婚したとしましょう。
そして夫はあなたに対して、それほど強い恋愛感情を持っていないとします。
このケースでは、女性は夫に嫌われまいとして、なんでも夫に合わせて生活するようになるになるものです。
たとえば、休日の過ごし方ひとつ取っても、夫が「こうしたい」と言えば、自分ではそうしたくなくても夫の希望に従わなければなりません。これでは楽しい生活は送れないでしょう。
しかし好きじゃない人と結婚した場合は違います。
夫に好かれよう、嫌われまいという意識はないのですから、夫に合わせる必要はありません。
自分の思い通りに、自分のペースで生活できるのです。
夫が「良き父親」になった
子どもができると、夫婦の関係も変わってきます。
それぞれが父の顔と母の顔を持つようになりますから、相手に対する見方や評価が変わってくるということもあるでしょう。
「子どもができたら、夫が良き父親になってくれた」というケースもあるものです。
それまで特別子ども好きとは思えなかったのに、子どもができた途端、積極的に子育てをしてくれるイクメンになるというケースです。
自分から進んで育児を手伝い、子どもの成長に合わせて父親としての役目をきっちり果たそうとする夫を見ていれば、「幸せ」を感じるのではないでしょうか。
夫が良い父親になったこと、これも好きじゃないのに結婚して幸せな理由なのです。
夫がまじめで堅実
まじめで堅実な性格の男性というのは、恋人としては少々物足りないものです。
しかし、結婚すると、交際中は物足りないと感じたその性格が、大きな長所に思えるケースが少なくありません。
結婚生活を続けていくために、何よりも大切なのは「生活の安定」でしょう。
まじめで堅実な性格の夫は、当然仕事もまじめに続けますし、リスクのないライフプランを考えるものです。
そういう夫を持てば、安心して生活できますし、子どもができても金銭面などで不安を抱えることはないでしょう。
好きじゃなくても、まじめで堅実な男性と結婚すると、結婚後に幸せを実感できることがあるのです。
「恋人」と「夫」は別のもの
大好きな彼氏と結婚しても、後悔することがあります。
逆に、好きじゃない男性と結婚しても幸せになれることも少なくありません。
それは、女性にとって「恋人」と「夫」は別の存在だからと考えていいでしょう。
また、結婚してから男性が変わるということも大いに考えられるのです。
「好きじゃない人との結婚」が選択肢にある方は、判断のための参考にしてください。