狂おしいほど好きと言えるほど、人を好きになる気持ちとは、どのような気持ちなのでしょうか。
実際に大好きな人がいたとしても、狂おしいほど好きなのかと言われれば、よくわからなくなってしまいますよね。
そこで今回は、狂おしいほど好きとはどういう気持ちなのか、元ネタや語源、体験談などについて解説していきます。
狂おしいほど好きってどういう気持ち?
狂おしいほど好きな気持ちとは、相手のことを思うだけで胸が苦しくなり、一日中相手のことばかりを考えてしまう気持ちのことです。
自分自身が狂ってしまったのかと思えるほど、好きな気持ちに心が占領されてしまい、ときにはその気持ちに押しつぶされて苦しさも感じてしまうほどの愛情こそが、狂おしいほど好きな気持ちです。
あまりにも好き過ぎて、自分の性格が変わってしまうようなことってありますよね。
好き過ぎて、嫉妬や独占欲などが湧いてきて、よからぬことを考えてしまうということもあるでしょう。
これこそ、まさに自分という存在見失ってしまうほど、つまりは狂おしいほど好きな気持ちということになるのです。
「狂おしいほど好き」の元ネタ・語源は?
狂おしいほど好きという言葉の元ネタや語源は、ニコニコ動画にあるとされています。
ニコ動では、アニメのMAD動画がたくさん投稿されていますよね。そしてコメントが動画上に流れるように表示される仕様となっています。
そこで動画におけるコメントとして、「ここすき」と自分の好きな部分を伝えるコメントがよくあるものです。
その延長として、自分がどれだけそのポイントが好きなのかを強く表現するために、「ここが狂おしいほど好き」という言葉が使われるようになったのです。
しかしこれより以前から、「狂おしいほど好き」という言葉は使われていたという話もあるため、実際の語源や元ネタはよくわからないというのが結論です。
「狂おしいほど好き」だった人との体験談
実際に狂おしいほど誰かを好きになった人は、どのくらいその相手のことを好きだったのでしょうか。ここからはその体験談を紹介していきます。
1.自分がわからなくなった
私は同級生だった彼のことが好きでした。その愛情は自分を見失ってしまうほどです。
彼に好きになってもらうために、髪型や服装も変えましたし、喋り方なども彼が好きそうな感じに変えました。
四六時中、彼のことばかり考えて、効くかどうかもわからないおまじないもたくさんやっていたことを思い出します。
当時はとにかく彼のことが全てで、好きになってもらうためには何でもしました。
結果として成績も下がりましたし、彼は別の女性と付き合うことになりました。そして私は彼のことを引きずったまま、20代後半まで恋愛ができなくなってしまったのです。
2.全ての時間を彼に捧げた
昔付き合っていた彼氏のことが、まさに狂おしいほど好きと言えるほど大好きでした。
彼のために料理を作ったり、家の掃除をしたりというのはもちろん、彼に毎日会いたいから寝る時間を削り、そのせいで仕事に遅刻することもありました。
当時は仕事よりも、とにかく彼と一秒でも長く一緒にいたいという気持ちのほうが強かったんです。
でも、私の愛情があまりにも重すぎた結果、彼には振られてしまいました。
そのときは本当にどうにかなってしまいそうでしたが、今は別の男性と結婚して、なんとか幸せに暮らしています。
3.狂おしいほど好きな推し
僕はアイドルの追っかけをやっていました。自分の推しのことがとにかく愛おしく、まさに狂おしいほど好きと言える相手だったと思います。
ライブには必ず行ってましたし、遠征やグッズなど、給料の全てを彼女のためにつぎ込んでいました。
お金が足りなくなれば、借りることもあったほどです。
とにかく彼女を応援したいという気持ちだったので、自分の生活がどうなっても、彼女のためになることなら何でもしてあげたかったんです。
でも、後に彼女に彼がいることが発覚。
それで一気に僕の熱も冷めて、今までいったい何をしていたのだろうと強烈に後悔することになりました。
自分を見失わないように
狂おしいほど好きな気持ちとは、自分の全てを相手にかけてほど好きな気持ちです。
しかしそれにより、自分のお金や大切な時間を犠牲にしてしまう人もいます。
人を好きになれるのは立派ですが、恋にのめり込み過ぎて、自分を見失わないようにするということも大切です。