自分は出来損ないの子供だと思い込んでしまっている人もいるのではないでしょうか。
そんな人は、親が自分のことをどう見ているのか気になりますよね。
そこで今回は、出来損ないの子供を親はどう見るのか、紹介していきます。
出来損ないの子供に対する親の気持ち
出来損ないの子供に対して、親はどのような気持ちでいるのか気になりますよね。
しかし基本的には親は子供を愛するものです。
子供であれば可愛い存在ですし、愛すべき存在でしょう。そのため、しっかりとした愛情を持っています。
あなたは自分をそのように思っているかもしれませんが、親はあなたをそんな風には思っていません。
そのため、自分自身の存在を卑屈に考えるのはやめましょう。
出来損ない過ぎて親に見離された
親は子供を愛すると先述しましたが、しかし世の中そんな綺麗ごとばかりではないですよね。
出来損ないだと親から罵られ、親に見捨てられてしまったという人も世の中にはいます。
子供が親に否定されると、心に大きな傷を負ってしまうものです。
そのことをずっと心に抱え、自分という存在に自信を持てなくなってしまう人もいるでしょう。
それにより、精神的に病んでしまう人もいます。悲しいですが、実際にこのようなことは世の中にたくさんあるものです。
出来損ないな人間などいない
出来損ないだとあなたは思い込み、親からもそのように言われたのかもしれません。
しかし、出来損ないな人間など、この世にいません。
あなたそう思ってしまうのは、誰かと比較しているからでしょう。
しかしそれは、得意か、不得意かという問題です。
その人と比較して、あなたには不得意なことがあるのかもしれませんが、それが出来損ないというわけではありません。
あなたにはその人よりも得意なことが他にあるはずです。
また、あなたが誰かに幸せを分け与えたり、誰かを幸せにできたりすれば、それは素晴らしいことですよね。
何が得意かではなく、何かをしてあげられる心があるかどうかということが、人間としての素晴らしさです。
そのため、できないことばかりを見つけて、自分に価値がないと思わないようにしましょう。
それは、自分自身に対して失礼な勘違いです。
優秀な子供でなければ愛せない親こそが出来損ないの親である
親から出来損ないと言われてしまったという人もいますよね。
しかし、親が言ったその言葉は、親にとって不都合だから言っているだけです。
親が思う、例えば勉強ができる子供でいて欲しいという思いは、世間体だけを気にした思いですよね。
世間体を守りたいから、子供に勉強ができて欲しいと思い、それが叶わなかったから子供を否定するという構造です。
しかしそれはただの親のワガママです。
自分の願いが叶わないから、駄々をこねる子供と同じことをしています。
子供に出来損ないと言う親のほうが間違っており、あなたは間違っていないのです。
そのため、親に否定されたとしても、真に受けないようにしましょう。
あなたは間違っていません。あなたは素晴らしい人間なのです。
あなたを愛する人間に失礼
自分を出来損ないと思ってしまうのは、あなたを愛する人間に対して失礼です。
あなたのことを大好きな人や、あなたと一緒にいることを楽しく思う人間はたくさんいます。
その人たちの愛情や親しみを、あなた自身が否定しないためにも、自分自身のことを否定しないようにしましょう。