同じ言葉をかぶせてくる人っていますよね。
「こんにちはー」と言ったら、「…にちはー」と言葉をかぶせて話すのです。
そこで今回は、同じ言葉をかぶせてくる人の心理や、対処法について解説していきます。
同じ言葉をかぶせてくる人の心理3つ
同じ言葉をかぶせてくる人は、なぜそんなことをしてくるのでしょうか。ここからはその心理について解説していきます。
1.同調している
同じ言葉をかぶせてくる人の心理としては、同調しているというものがあります。
同じ言葉をかぶせてくる人は、あなたが言ったことや意見とまったく同じことを思ってたのでしょう。
相手が自分と同じことを思っていると、急にテンションが上がりますよね。
そのため、思わずあなたと同時に同じ言葉を発したくなったのです。
あなたとしてはそれをされるとイラっとしてしまうかもしれませんが、相手はとんでもなく嬉しく感じています。
実際に、その人とは気が合うのかもしれません。
もしかしたら、誰よりも仲良くなれる相手かもしれないため、この心理で言葉をかぶせてくる場合はそこまでイライラする必要はないでしょう。
2.からかっている
からかっているというのも、同じ言葉をかぶせてくる人の心理です。
しゃべり方に特徴があったり、変な言い方をしたりしている人をからかうとき、その人の言葉をそのまま繰り返すことがありますよね。
相手のマネをし、そのしゃべり方を際立たせて、笑いを取ろうとするのです。
相手が同じ言葉をかぶせてきたとき、その本人や周囲の人が笑っていたのであれば、イジりとして相手はそのようなことをしてきた可能性があります。
あなたがその人と仲が良いのであれば、軽くイジってきたのでしょう。
そうでないのであれば、かなり悪意のある行為ですよね。
もしもそれが職場である場合、社内で問題にして処罰してもらえるかもしれないため、上司などに相談してみましょう。
3.自分も理解しているとアピールしたい
自分も理解していることをアピールしたいというのも、同じ言葉をかぶせてくる人の心理です。
あなたが何か豆知識を言ったり、仕事の説明をしたりするときに、相手が言葉をかぶせてきたのであれば、この心理の可能性が高いです。
あなたが主張したことは、その相手も知っていたことなのでしょう。
しかしあなたがそれを言えば、あなたがそれを理解している人となり、それを聞いている人はまるでそのことを知らなかったように周囲の人から見られることになりますよね。
そのため彼は、自分も知っているということを主張するために、言葉をかぶせているのです。
彼はその知識を披露したことによって得られる尊敬のまなざしを、自分も浴びたいのでしょう。
つまり、あなただけの手柄にしたくないのです。
自己顕示欲の塊のような人ということになるため、プライドを刺激しないように注意しておきましょう。
同じ言葉をかぶせてくる人への対処法
同じ言葉をかぶせてくる人が周囲にいるという場合は、基本的に放置しておきましょう。
あなたに同調してかぶせてくるのであれば、放置していても何も問題ありません。
自分の手柄にしたくてかぶせてくる人は、そのことを指摘すると、高いプライドのせいで反発してくるため、刺激しないほうがいいです。
基本的には放置して、あまり関わらないようにしましょう。
問題は、同じ言葉を言ってからかってくる人ですよね。
そのような人がいる場合は、イジメに発展する可能性もあるため、味方を作ったほうがいいです。
仲の良い人をたくさん作り、あなたがからかわれた時に守ってくれる人がいれば、その人の行動がエスカレートすることを防ぐことができます。
上司や先輩など、その相手よりも上の立場の人と仲良くなると、むしろ立場を逆転させることもできるため、先輩や上司に可愛がってもらってください。
様々な心理がある
同じ言葉をかぶせてくる人には、様々な心理があるということがわかりましたよね。
同じ行動でも、その人によって何を考えているのかということには大きな差があります。
そのため、相手がどのような心理で言葉をかぶせてくるのか、しっかり見極めてからどう対応するのかを決めましょう。