言い方がきつい人が周りにいて、いつもイラっとさせられているという人もいるでしょう。
しかしこのような人はなぜそんな性格になってしまったのでしょうか。
そこで今回は、言い方がきつい人の育ちについて解説していきます。
言い方がきつい人の育ち4パターン
言い方がきつい人は、そもそも何が原因でそのような性格になったのでしょう。ここからはそのような人の育ちを解説していきます。
1.両親が言い方がきつい人だった
言い方がきつい人の育ちとしては、言い方がきつい親に育てられたというものがあります。
そのような親のもとで育つと、子どもは「口が悪くてもいいんだ」と思い込んでしまいます。
また、親の口調をマネしてしまうことも多いです。
子どもにとって親の言葉は、一番最初に聞く言葉ですよね。
親との会話によって、子どもは言葉を覚えていきます。
そのため、きつい言い方が普通の言い方になってしまい、大人になってもその癖が抜けなくなってしまうのです。
また、親の言い方がきついと、親戚なども同じように言い方がきついことが多いです。
その親族全員の言い方がきついとなると、逆に同じようにならないことのほうが不思議なくらいですので、自然と口が悪くなってしまいます。
2.甘やかされて育った
言い方がきつい人は、甘やかされて育ったという場合もあります。
甘やかされて育つと、何でも思い通りになるため、忍耐力が身につかないですよね。
また、相手の気持ちを想像する力が養われません。
思い通りにいかないことがあると、相手を思い通りにしたいと思うようになり、そのために相手の気持ちを考えなければならない状況に陥ります。
なんでも思い通りになると、相手の気持ちを想像する必要がなくなるため、相手の気持ちに配慮した言い方ができなくなるのです。
3.両親から否定されて育てられた
両親から否定されて育てられたことで、言い方がきつい人になることもあります。
両親から否定され続けると、子供は自分に自信が持てなくなりますよね。
自分はダメだと思い込んでしまうのですが、今度はそのダメな部分を指摘されることを恐れるようになります。
そして自分自身を守るために、どんどん攻撃的になっていくのです。
相手を責める側に回れば、相手から責められることもないでしょう。
そのため、言葉がどんどんきつくなっていくのです。
4.ネガティブな環境で育った
言い方がきつい人は、ネガティブな環境で育ったという場合もあります。
両親がよく喧嘩していたり、同級生や仲間から憎まれ口を叩かれたりといった状況が、これにあたります。
このような環境で育った子供は、防衛的な態度を取ることを学ぶものです。
自分を守るために、相手を傷つける言葉を覚えるのです。
また、子供の頃から相手を傷つける言葉をたくさん聞いてきたことで、それと同じ言葉を自分も使うようになることもあります。
そのため、子供の頃から怒りという感情に触れる機会が多いと、自然と言い方もきつくなるのです。
関わらないようにしよう
言い方がきつい人の育ちを紹介してきましたが、言い方がきつい人はそれを注意してもなかなか改善されません。
元々の性格がそういう人なので、周囲にそのような人がいるなら関わらないようにしたほうがいいでしょう。
そのほうがストレスもなくなるはずですので、できるだけ距離を取ってください。
