挨拶しない人っていますよね。
職場にこのような人がいると、職場の雰囲気や人間関係に大きな影響を与えてしまいます。
そこで今回は、挨拶しない人はどのような育ち方をしたのか、挨拶をしない原因を幼少期の過ごし方から紐解いていきます。
挨拶しない人の育ち4パターン
挨拶しない人は、幼少期に親から様々な影響を受けている可能性があります。では、どのような育ち方をした結果、挨拶をしなくなったのでしょうか。
1.親があいさつをしない人だった
挨拶しない人の育ちとしては、両親も挨拶をしない人だったという可能性があります。
親が礼儀正しく挨拶をしない姿を見たら、それが普通なのだと子供は思いますよね。
逆に、親や周囲の大人がいつも礼儀正しく挨拶をしているのを見ていれば、子供の頃から自然と挨拶をするようになります。
挨拶をしない大人が周りにいる環境だと、挨拶をする習慣が身につきません。
そのため、挨拶をしないことが自然体になってしまい、職場でも挨拶をしない人になってしまうのです。
2.愛されずに育った
挨拶をしない人の育ちとしては、愛されずに育った、もしくは必要な注目や認識を与えられないまま大人になったという場合もあります。
このような生い立ちは、高いプライドを持つことにつながります。
それにより、困難を乗り越える強さを持つこともできます。
しかしその一方で、他人を見下し、不親切になることもあるものです。
他人に対して敵対心を持っていたり、「挨拶なんて必要ない」というような反発心を持っていたりするため、挨拶をしないのです。
そしてこのタイプの人は、「挨拶をしろ」と周りから言われると、どんどん挨拶をしなくなります。
人から命令されるのが嫌なタイプですので、扱いには注意しておきましょう。
3.他人と接する機会が少ない環境で育った
挨拶しない人の育ちとしては、他人と接する機会が少ない環境で育ったというものもあります。
保育園や幼稚園に通わず、母親と2人で幼少期を過ごした。
兄弟がおらず、コミュニケーションを取ることが少なかった。
このような環境で育つと、コミュニケーションスキルが低くなってしまったり、人見知りになってしまったりすることがあるのです。
知らない人と話すことを恐怖に感じていると、挨拶もしなくなりますよね。
しかしこのパターンの場合、周りの人と親しくなることで挨拶をするようになることもあります。
そのため、挨拶をさせたいのであれば、コミュニケーションを積極的に取ってあげるようにして、仲良くなることが大切です。
4.親に虐待されて育った
挨拶しない人の育ちとしては、両親から虐待を受けて育ったというものがあります。
親が厳しすぎたり、育児放棄などをしたりすると、子供は自分に自信を持てなくなるものです。
深刻な精神的ダメージを受け、不信感や不安感、さらには対人恐怖症につながることもあります。
このようにして自分に自信がない人は、傷つくことを恐れ、人とあまり親しくなりたくないと思います。
そのため、挨拶をしないことが多いのです。
さらに、見知らぬ人とどう接していいかわからないため、挨拶するという発想がそもそも浮かばないこともあるものです。
挨拶をしないのは自己責任
挨拶をしない人の育ちを解説してきましたが、幼少期に親からの愛情を受けなかったというパターンは少なくありません。
とはいえ、挨拶をしなければいけないことを学んだのであれば、後は本人次第ですよね。
育ちは性格に大きな影響を与えますが、大人になってからは基本的に全て自分の責任ですので、挨拶しないことはやはり本人に非があるということになるでしょう。