会話の最後に意味なく、笑う人っていますよね。
まったく面白くないのに、自分だけが1人で笑っているのを見ると、気味が悪く見えてしまいます。
そこで今回は、会話の最後に笑う人の心理について解説していきます。
会話の最後に笑う人の心理4つ
会話の最後に笑う人は、なぜそんな奇妙な行動を取るのでしょう。ここからはその理由や心理について解説していきます。
1. 緊張感を和らげるため
人前で話すことが苦手な人や、初対面の相手と話すときなど、緊張感を感じることが多いでしょう。
そんなとき、緊張を和らげるために意味のない笑いを会話の最後に入れる人がいます。
そうすることで、自分自身のストレスを無意識のうちに軽減しているのです。
実はこの方法、緊張感を和らげるために効果的な方法となります。
自分に対してリラックス信号を送ることができるからです。
また、緊張している相手に対しても、自分が和やかであることを示すために、意味のない笑いをすることがあります。
これは相手の緊張を解きほぐすための笑いです。
2. コミュニケーションに不安がある
コミュニケーション能力が低く、人前で話すことに不安を感じる人は、会話の最後に意味なく笑うことがあります。
このような笑いは、自分自身の不安を隠すために行われるものであり、自信を持って会話ができない場合にやることが多いです。
つまり、自分の不安を隠し、取り繕うために会話の最後に笑うのです。
表面上では笑っていますが、心の中では不安でいっぱいなのでしょう。
もしも嫌われてしまったら、変だと思われてしまったらという思いがあるため、笑顔で誤魔化すのです。
また、相手に対して、自分が自信を持っていることをアピールするために、語尾で笑うという人もいます。
3. 相手に好印象を与えるため
会話の最後に意味なく笑う人には、相手に好印象を与えるために笑う人もいます。
このような笑いは、相手に対する敬意や好意を表すために行われることが多いです。
例えば、仕事の面接などで面接官に対して好印象を与えたい場合や、好きな人に対して良い人間であることをアピールしたい場合などに、このようなことをします。
つまり、会話の最後に笑う相手が異性の場合、脈ありの可能性もあるということです。
とはいえ、必ずしも恋心があるわけではありません。
単純に友達としてであったり、職場の同僚として仲良くなりたいという気持ちだったりすることも多いため、安易に決めつけないようにしましょう。
4. 無意識にやっている
会話の最後に笑う人の中には、無意識に笑ってしまう人もいます。
その相手は、会話の最後に笑うことが癖になっているのでしょう。
もしかしたら以前、会話の最後に笑ったことで相手も笑い、コミュニケーションがうまくいったなどのような、成功体験があったのかもしれません。
そしていつの間にかそれが癖になってしまい、今では無意識に笑ってしまうのです。
この場合、笑っていたとしても深い心理があるわけではありませんし、何か狙いがあるわけではありません。
時には、笑ってはいけない不謹慎なときに笑ってしまうこともあるほどですので、気にしないようにしましょう。
優しく微笑んで
会話の最後に笑う人の心理を紹介してきましたが、相手に好印象を持ってもらうためであったり、自分がリラックスするためだったりすることが多いです。
それで相手を笑わせようとしているというパターンはそれほどありません。
意外にもコミュニケーションが苦手な人が多いため、相手がそうしてきたら優しく微笑んであげると良いでしょう。