感情を共有したいと強く思う人っていますよね。
なぜかなんでも共有したがる人、好きなものを勧めてくる人が世の中にはいます。
そこで今回は、感情を共有したい心理について解説していきます。
どうして何でも共有したがるの?
感情を共有したがる人っていますよね。
自分の好きなものをいちいち勧めてくる人、自分の気持ちを言って「一緒に喜んで」という圧力をかけてくる人。
正直、このような人が苦手だという人もいるでしょう。
しかしそれは人間として、ある意味自然なことでもあります。
人は自分の気持ちを共有したがる生き物なのです。
では、なぜそんなことを人は思ってしまうのでしょうか。
感情を共有したい心理3つ
感情を共有したいと思う人には、様々な心理があります。ではさっそくどのような心理なのか解説していきましょう。
私を理解してほしい
人はしばしば、誰かに理解してもらいたいと願い、自分の感情を共有します。
聞く人が自分の視点や、なぜそのように感じるのかを理解してくれることを期待して、自分の気持ちを説明するのかもしれません。
これは、その人が自分を表現し、聞いてもらうための方法である場合もあります。
また、人は自分の考えや意見を認めてもらい、聞き手が自分の言っていることに同意してくれることを望んでいる場合もあります。
誰かが他人の気持ちを理解するために時間をかければ、2人の間に強いつながりと関係を築くことができるからです。
誰かに認められたい
自分の感情を共有したいもう一つの理由は、自分の経験や感情を誰かに認めてもらいたいからです。
自分の感情を隠したり抑圧したりすると、人は不快に感じることが多いです。
しかし、自分の感情を話したり表現したりすれば、自分を認めてもらうことができます。
また、他者を理解し共感することで、他者とのつながりを感じることができる場合もありますよね。
そのため、気持ちを共有したがるのです。
わくわくしたい
人は何かに興奮しているとき、それを誰かと共有したいと思うことがよくあります。
それは自分の熱意を表現するだけでなく、誰かと興奮を分かち合いたいからです。
そして相手もテンションが上がれば、一緒に盛り上がれます。
気分が落ち込んでいるときでも、自分の熱意や興奮を誰かと分かち合うことで、気分が高揚することがありますよね。
そのため、一緒に盛り上がりたいという気持ちで、感情を共有しようとする人もいるのです。
人間に不可欠な要素
感情を共有することは、人間として必要不可欠な要素です。
それは、人間関係を築き、話を聞いてもらい、さらには自分自身をより良くするのに役立ちます。
なぜ人は感情を共有したがるのかを理解することは、その背景にある心理をよりよく理解し、身近な人とより強い関係を築くのに役立つでしょう。