人に様々な物をあげる人っていますよね。
そのような人は、物をあげることが自分の喜びであるかのように、物をあげ続けます。
そこで今回は、物をあげたくなる心理について解説していきます。
定期的に物をくれる人がいる
職場や友達、知り合いなどの中に、定期的に物をくれる人がいるという人もいるでしょう。
物をくれるのは有難いことですが、なぜそのようなことをしてくるのか不思議ですよね。
物をあげるということは、本人にとってはマイナスなことです。
しかし当の本人はそれを嬉しそうに行います。
場合によっては、あまりにも物をくれるため、有難迷惑に感じてしまったり、お節介だと思ってしまったりすることもあるものです。
では、なぜこのような人は定期的に物をくれるのでしょうか。
物をあげたくなる心理3つ
物をあげたくなる人は、どんな理由でそのようなことをするのでしょうか。その心理を解説していきます。
1.他者を喜ばせることが自分の喜びになる
事あるごとにプレゼントをくれる人は、誰かを喜ばせることが自分の喜びになるという考えを持っています。
相手の喜ぶ顔を見ることで、自分も嬉しくなるから物をあげるのです。
自分がした事で相手が喜んでいるという事実を実感すれば、自己肯定感が高められます。
ある意味では、自分の喜びのために行っている行動だということです。
それを考えれば、見返りを求めてはいないのですが、プレゼントをもらった時はしっかり感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
そうしないと相手は喜びを実感できず、不機嫌になってしまう可能性もあります。
2.承認欲求を満たしている
承認欲求が満たされるからというのも、物をあげる人の心理です。
物をあげれば相手に喜んでもらえますよね。
そうして相手の役に立つことができれば、自分という人間が認められていると感じることになります。
また、相手に必要とされているとも感じるものです。
それにより承認欲求が満たされるため、物をあげる人は自分自身の欲を満たすために、たくさん物をあげるのです。
3.支配欲を満たしている
とにかく自分の好みのものを、プライベートやビジネスを問わず、あげる人もいますよね。
このような人には、相手を自分自身の好みの人間に仕立てていきたいという心理があります。
自分の趣味こそが一番であり、自分と同じ物を相手にも好きになって欲しいという心理です。
これは、支配欲の一種でもあります。
相手に物をあげることで、相手が自分と同じようになっていけば、自分が相手を変えたという実感を持てますよね。
まるで自分のコピーのような存在ができあがるため、自分色に相手を染めることを快感に感じるのです。
とはいえ、相手に物をあげて支配欲を満たすというのは、かなり遠回りな方法です。
そこまで強い支配欲ではないため、気にする必要もないでしょう。
本当に支配欲が強い人は、もっと直接的に、そして暴力的な支配をします。
自分の心理を満たしている
物をあげるのが好きな人は、それにより自分の心理を満たせるからそのようなことをします。
それを考えれば、物をもらっても遠慮する必要はないということです。
ただし、しっかり感謝したり、喜んであげたりしないと相手の機嫌が悪くなることもあるため、もらったときのリアクションはしっかりとってあげるようにしましょう。