思いやりがない旦那と別れるべき?子供に与える影響とは

世の中「思いやり」を持ちましょうという標語に溢れています。

それは、いかに思いやりがない世の中であるかを知らしめる言葉でもあるのです。

もしもその対象が旦那だとしたら、どのように対処すべきでしょうか。

思いやりがない旦那とは

旦那に思いやりがないと感じることもあるでしょう。たとえば、

  • 共働きなのに家事をまったくしない
  • 重い荷物を持ってくれない
  • 家族サービスをしない
  • 文句ばかり言う

というようなことがあると、思いやりがないと感じてしまいます。

夫婦が長く生活をともにしていれば、不満は出て当然です。

思いやりがないと感じることも、ある意味、当然でしょう。

しかし、それがあまりにもひどいものだと、「別れたい」と思うようになってきます。

まったく人を気遣わない相手と、一緒に生活をするのは、大きなストレスを伴うものです。

「子供も思いやりのない大人へと成長してしまうのではないか」

そのような不安を感じてしまう人もいるでしょう。

いったい、どうすれば良いのでしょうか。

反面教師になることも

子供への影響を心配するかもしれませんが、思いやりのない父親が反面教師となることもあります。

「あんな人間にはなりたくない」
「父親がすることを、自分は人にしないようにしよう」

と考え、むしろ思いやりがある大人へと成長するのです。

あなたに対して思いやりがない旦那は、子供に対しても、同じ態度でしょう。

そうなれば、子供もあなたと同様、嫌な思いをすることになるため、反対の人間になろうとするのです。

皮肉なものですが、親のダメな姿が、子供を成長させることがあります。

必ずそうなるわけではありませんが、思いやりのない旦那を1つの教材として捉えることも可能なのです。

子供への悪影響

思いやりがない旦那を反面教師にして育つこともありますが、必ずしもそうではありません。

父親の思いやりのなさを、当たり前の行動だと思い、マネしてしまうケースもあります。

親として一番恐れるのは、このような結果になることでしょう。

思いやりのない人間に育ってしまうと、

  • イジメの加害者になる
  • 万引きなどの犯罪行為を引き起こす
  • 将来結婚しても離婚してしまう
  • 人から嫌われてしまう

ということになってしまうかもしれません。

親としては、子供に幸せになって欲しいものですし、誇れる人間に育って欲しいものです。

しかし父親の悪い部分だけを引き継いでしまうと、その願いは届きません。

こうなってしまう前に、離婚という選択も必要となってきます。

思いやりを教える

父親が思いやりのない人間であった場合、子供が同じような性格になってしまうのは、それを教育できていないという原因もあります。

つまり、父親がそのような人間でも、しっかり教育できれば、思いやりのある子供に育つのです。

思いやりのある子供に育てるためには、

  • 読書をさせる
  • ペットを飼う
  • 愛情を与える
  • 友達とたくさん遊ばせる

ということが大切になります。

読書は想像力を鍛えるため、相手の気持ちを考えられるようになります。

ペットも同じで、弱者を大切にする心を持てるようになるものです。

子供が「愛情」を実感できれば、それを他者にも与えようとします。

そして友達との付き合いの中で、喧嘩や仲直りを繰り返すことで、コミュニケーションや人間関係を構築する方法を学ぶものです。

思いやりは教育で教えることができます。

そのため、父親に思いやりがないからといって、必ずしも怯える必要はないのです。

離婚するべきか

思いやりのない旦那さんと離婚するべきか、という問題ですが、子供への教育という点でいえば、弊害はありません。

先に紹介したように、対策があるからです。

それを考えれば、離婚する決断は、

『あなたが耐えられるか』

という点が、焦点となります。

思いやりのない旦那にストレスを感じ、心を病んでしまいそうであれば、離婚したほうが良いでしょう。

あなたが倒れてしまったら、それこそ子供への悪影響が懸念されます。

しかし耐えられる範囲であれば、離婚しないまま、なんとか付き合っていくのも1つの選択肢です。

正解のあることではないため、自分自身で決断するしかありません。

金銭的事情や仕事、子供の学校のことなども考え、結論を出しましょう。

旦那以外の家族と幸せを

思いやりのない旦那についてご紹介してきましたが、これは多くの女性の悩みでもあります。

旦那とは、思いやりがないものなのです。

それを考えれば、よほどひどい旦那ではない限り、離婚という決断をすることはないでしょう。

子供はあなたの味方ですので、旦那以外の家族と、幸せを育んでください。