子供の名前をつけるとき、姓名判断を完璧にしようと、吉数ばかりにする人もいます。
しかし姓名判断が良すぎると、逆に良くないという話を聞いたことがある人もいるでしょう。
では、なぜ姓名判断が大吉ばかりだと良くないのでしょうか。
姓名判断が大吉ばかりだと良くない理由4つ
姓名判断が大吉ばかりだと良くない理由は、それによって様々な問題が起こるとされているからです。では、どのような問題が起こるのでしょうか。
1. 吉効果に甘えてしまう
姓名判断が大吉ばかりだと良くない理由は、吉効果に甘えてしまうからという理由が挙げられます。
姓名判断が大吉ばかりだと、不幸なことを避けられたり、幸運に恵まれたりすることになりますよね。
しかしそのようにして運に助けられてばかりいると、それに甘えてしまうものです。
自分の力で何かを成し遂げようとしたり、努力したりしない人間になってしまいます。
そうしてダラダラと毎日を過ごしていれば、今度は邪気を引き寄せてしまうことになるでしょう。
その結果として、不幸になってしまうことがあるため、姓名判断が良すぎるのも問題なのです。
2. 表裏一体のルール
スピリチュアルや占いにおいては多くの場合、表裏一体のルールがあります。
例えば、大金が手に入ったとしたらそれはラッキーですよね。
しかしそれと同時に、お金目当ての人間を引き寄せたり、お金にとらわれてそのことしか考えられなくなったりする可能性があります。
逆に、対人運が悪い場合、友達は少ないかもしれませんが、仲の良い本当の親友が1人だけできるということもあるものです。
このようにして、運気は表裏一体であり、良い部分があれば必ずその裏に悪い部分もあります。
姓名判断が大吉ばかりだったとしても、必ずその裏の悪い部分もあるため、運気として完璧な状態とは言えないという考え方もあるのです。
3. 弱い部分がない
姓名判断が良すぎると、弱点がない状態になりますよね。
しかし人は弱い部分があるからこそ、そこを補う努力をしたり、自分の弱さを認めることで他人に寛容になれたりします。
弱点がない状態だと、努力をしなかったり、他人に優しくなれなかったりするでしょう。
弱点がないことは完璧ではありますが、正しいこととはまた別の話です。
そしてもしもそのようにして不幸に慣れていない人に不幸が訪れた場合、自分の力でそれを乗り越えることも難しくなります。
人間としての強さは、人間としての弱さがあるからこそ得られるものです。
そのため、姓名判断が大吉ばかりというのは、必ずしも良いとは言えないのです。
4. 画数しか見ていないことが原因で起きる不幸
姓名判断が大吉ばかりだと良くないと言われるのは、画数しか見ていないことで不幸を引き寄せてしまうことがあるからです。
生年月日なども占いをする上では大切な要素となりますよね。
生年月日からわかるあなたの性質があるわけですが、これと姓名判断における画数からわかる運勢には、相性があります。
つまり、その人にとって最も良い画数の名前をつけるためには、生年月日などの他の情報も考慮しなければならないのです。
また、あなたの姓名判断が大吉で、両親の姓名判断が凶だったとしましょう。
このようにして親子で運気に差があると、親子の仲が悪くなってしまうこともあるものです。
必ずしも姓名判断だけが良ければいいというわけではないため、良い画数にしたいときは他の要素もしっかり考慮する必要があるのです。
姓名判断に固執する必要はない
姓名判断が大吉だと良くない理由を紹介してきましたが、そもそも姓名判断の良し悪しが人生に大きな影響を与えるとは限りません。
実際に姓名判断が悪くても、成功したり、夢を叶えていたりする人はたくさんいます。
あくまで姓名判断は占いですので、そこまで固執せずに、自分が愛することができる名前や思い入れのある名前を子供につけると良いでしょう。