あてつけのような行動を取る人には、どのような心理があるのでしょうか。
少し他の人と会話しただけなのに、あてつけのように無視する彼氏。
友達よりも彼氏を優先したら、あてつけのように嫌味を言ってくる友達。
そこにどのような心理があるのか、紹介していきたいと思います。
もくじ
あてつけのような行動にイライラ
彼氏があてつけのような行動をとってきて、イライラしていませんか?
そのようなことをされると、はっきり言えばいいのにとムカついてしまいます。
ただ、そこで気になるのは、あてつけのような行動をする心理。
いったいどのような心理で、そのようなことをしているのでしょうか。
あてつけの心理5つ|恋愛や仕事でそのような行動をとる理由
あてつけの心理とはどのようなものなのでしょうか。
その心理や理由さえわかれば、もっと彼氏のことを理解できるはずです。
いったいどのような心理があるのか、しっかり解明していきましょう。
1.嫉妬心によるあてつけ
あてつけのような行動をとる人の心理としては、まず嫉妬心によるあてつけということが言えます。
あてつけのような行動ということは、ある意味、復讐をされているということです。その人が気分を害することを、あなたがしたということになります。
しかしあてつけのような行動をされたという場合、多くの人は悪いことをしていないものです。
あてつけのような行動をする人が、勝手に気分を害しているというわけです。
そして勝手に気分を害する心理として、一番わかりやすい心理としては、嫉妬という心理があります。
- 友達よりも彼氏を優先した
- 彼氏以外の男性と話をした
- 友達の好きな人と会話した
- 彼氏以外の人を褒めた
このようなことにより、相手の嫉妬心が燃え上がり、その制裁として、あてつけのような行動をされることがあります。
あてつけのような行動は、男性も女性も行うものです。
ただ、嫉妬心を持ちやすいのは女性です。注意しておきましょう。
2.思い通りにしたい
あてつけのような行動をする人の心理としては、相手を思い通りにしたいという心理があることも多いです。
相手が自分の思い通りの行動をしないことは当たり前です。
いくら恋人であっても別の人間ですので、価値観が違えば、行動基準も違います。
しかしあてつけのような行動をする人は、恋人や親友であるならば、自分の思った通りに行動するべきだという考えを持っています。
簡単に言ってしまえば、わがままということです。
恋人を自分の所有物のように思うというのは、男性的な考えで、実際に思い通りにしたいという心理で、あてつけのような行動を取るのは、男性が多いものです。
恋人を思い通りにしたいという心理を持つ人は、これまでの人生で思い通りにならなかったことが多い人が持つ心理です。
家庭で親に反抗できず、自由な行動が許されなかった。
このような家庭環境で育ってしまうと、思い通りにしたいという欲求が高まり、思い通りにいかないことへの我慢ができなくなってしまいます。
ある意味、あてつけのような行動をする人も被害者だということです。
3.男っぽい考え
あてつけのような行動をする人は、男っぽい考えであることも多いものです。
あてつけとはその人なりの復讐ということになるのですが、そのような考えは論理的な考えと言えるでしょう。
恋人や友達に対して、
「悪いことをしたから、制裁を受けるべきだ」
「こっちが苦しんだ分、そっちも苦しむべきだ」
という考えにより、制裁を加えようとするわけですから、男性的な考え方ということができます。
しかし論理的な考えでありながら、行動にうつす際には感情的になっていることが多いため、そこは女性的です。
それを考えれば、あてつけのような行動を取る人は、
- 男性的な考えだが、未熟であるため、感情的になってしまう
- 女性的な考えだが、成熟したため、男性的な考えも持っている
この二つのいずれかに当てはまるということになります。
どちらにしろ、男っぽさというものがある人が、あてつけをする人になりやすいため、注意しておきましょう。
4.承認欲求
あてつけのような行動をする人は、承認欲求が強い人が多いものです。
あてつけのような行動をする理由の中には、
「もっと自分を見て欲しい」
という心理があるものです。
だからこそ、あてつけのような行動をして、あなたの感情を動かそうとします。
あてつけのような行動をしてまで、あなたに見て欲しいという欲求は、他の人よりも強い、「認められたい」という思いがあることを指し示しているものです。
承認欲求が強い人は、
- 認めらることが嬉しい
- 認められるためなら何でもやる
- 認められないと憎しみを抱く
- 認めてくれない人を嫌う
というような特徴があります。
承認欲求が強い人は、「認められる」ということが全てであり、そこに付随して様々なアクションを起こします。
そのため、あなたが別の人と話していたり、承認欲求が強い人以外の人を認めるような行動をしてしまうと、急に敵意を向けてくるのです。
しかしその敵意の本音は、「認められたい」という純粋な思いです。
簡単に言えば、子供のような性格ということですので、あてつけのような行動もかわいく見えてしまうこともあります。
5.信頼している
あてつけのような行動をとる人の心理には、信頼しているという心理があることも多いです。
あてつけのような行動は、ある意味、攻撃です。
攻撃をしておきながら、信頼しているというのは、矛盾していると思ってしまうかもしれませんが、だからこそ信頼しているということになるのです。
もしも、あなたにあてつけのような行動をとってしまうことにより、
「あなたが離れていってしまうかもしれない」
という考えがあれば、あてつけのような行動をとらないでしょう。
あてつけのような行動を取る人は、あなたのことを嫌いなわけではなく、むしろ大好きですので、離したくはないのです。
しかしそれでもあてつけのような行動を取るということは、あなたが離れないと思っているということです。
- 何をしても必ず戻ってくる
- 自分の気持ちを理解してくれる
- あてつけのような行動も許してくれる
このように思っているからこそ、あてつけのような行動ができるということになります。
信頼されていないから、あてつけのような行動をされるというのは間違いです。
信頼されているからこそ、あてつけのような行動をとられてしまうのです。
喜ぶべきか悲しむべきかわからない話ではありますが、ある種、あてつけのような行動は信頼の証であるということを認識しておきましょう。
あてつけに耐えられなくなったら
あてつけのような行動を取る人の心理について紹介してきましたが、あてつけのような行動を取る人の心理を知れば、悪意による行動ではないということは理解できるでしょう。
しかし、悪意ではないとはいえ、あてつけのような行動は迷惑なものです。
もしもあてつけのような行動に耐えられなくなったら、一度、本気で怒ると良いでしょう。
本気で怒ることにより、あてつけのような行動をとる人は、
「あなたが離れていってしまうかもしれない」
という危機感を持つことになります。
その危機感によって、あてつけのような行動をとらなくなることも多いため、どうしても耐えられなくなったら、実践してみてください。