大事に育てた娘が振られたとなると、同情するあまり相手が憎くなるかもしれません。

失恋した娘が落ち込んでいる姿をみたくないし、もし娘が振られたことを笑い話にしていても、娘が傷ついているのがわかるから、余計辛いかもしれません。

そんなときに、親は失恋した娘に何をしてあげられるでしょうか?

彼氏に振られた娘を見ているだけでも辛い

親であれば、娘のためになんとか、力になれることは力になりたいと考えます。

しかし娘の恋愛のことに関しては、「力になれること」ではないのかもしれません。

娘のパーソナルな部分ですので、いくら親でも、むやみやたらに踏み込んでいい領域ではないでしょう。

しかし何もしないことも親としてできないものです。

何か力になれることはないでしょうか。

失恋した娘にできること4つ

彼氏に振られた娘のために、親は何ができるのでしょう。

見ているだけで、こちらが辛くなってしまうような状況。

娘が失恋した場合、まずは娘の気持ちに寄り添い、そこからできることを考えていくことが大切です。

1.まず見守りましょう

娘さんの性格や様子にもよりますが、親は基本的には関知せず見守るのが良いです。

なぜなら、失恋などの挫折は、誰の人生でも起こり、それに対して自分なりの立ち直り方法を自分自身で体得しなければ、いつまでたっても精神的に独り立ちできず、親がいなければ何も解決できない人間になってしまう可能性があるからです。

母親は特に、いつまでたっても、自分の子どもは弱くて守ってあげないといけないと、心のどこかで思っています。
それは親心であり素晴らしいことですが、子離れというのは、自然界を見ても必要なことです。

まだ娘さんが若くて未熟であれば、失恋して落ち込んでいれば、居ても経ってもいられず、何とかその辛さを取り除いてあげたいと思う心があふれてくるかもしれませんが、ぐっとこらえましょう。

では、親ができることはないのでしょうか?
そんなことはありません。以下に親のできることを何点か挙げます。

  • 美味しい食事を作る。
  • 普段通りに接する。
  • 娘さんが失恋について話しだしたら、黙って聞く。
  • もし、アドバイスを求めてきたら、その時は、自分なら、という立場で話す。
  • もし娘さんが求めるなら、自分の失恋体験を話す。

けれど、落ち込んでしまい娘さんが部屋から出てこない、食事もとらないという場合は、心配でつい口を出したくなります。

ひょっとして自殺してしまうかも、とか、病気になってしまうかもと色々な心配が頭をよぎります。

でも、無理に部屋から引きずり出したりしても、娘さんの心は癒えません。

食事や、何か美味しいものを買ってきたよ、と声を掛けたり、いい天気だから散歩にいかない?などと、時々声を掛けながら待つのがいいのではないでしょうか?

もちろん、なにか緊急な場合や、放っておくと本当に重大なことになりそうな場合はこの限りではありません。

しかし、一人で落ち込んで立ち直るという過程を辿ることも必要です。

2.相談してきたら

少し娘さんが落ち着いて、自分から、こんなことがあったと話してきたときは、何も口を挟まず娘さんの話しに耳を傾けましょう。
どんなに酷い彼氏で、はらわたが煮えくり返っても、彼氏が悪いとか、娘さんに何か落ち度があっても、あなたが悪いとか、感情的なジャッジはしない方がいいです。

そんなことは娘さんが本心では一番良く分かっているからです。

娘さんが彼氏の酷い仕打ちに同意を求めてきたら、十分に同意しますが、親の感情的で過剰な反応は、娘さんの少し鎮火しかけた感情をまた燃え上がらせるかもしれません。

おとなしい性格の娘さんなら、あまりに過剰な反応に、却って冷静になって我に返る場合もありますが、基本的には娘さんの感情への同意はしても、あまり口を挟まない方がいいです。

傍にいて、心身共に寄りそう気持ちが大切です。

3.失恋を良い経験に変える手伝い

親がまず、この体験を良いものに変えられると娘さんを信じましょう。
実際、失恋はたいてい、青春のほろ苦い思い出です。

酷い振られ方だった場合、相手の彼氏が悪い、なんとかしたいと思いがちですが、親がどうしようと彼氏は変わりません。
正確にいえば、こちらが彼氏を批判している限りは変わらないでしょう。

そのため悪い経験も自分で乗り越えたというのが大切です。

親が先にああだこうだ、と口を出す必要はありませんが、もし娘さんが「お母さんはどうだった?」と尋ねてきたら、自分の若かったころの思い出を話してあげたらいいと思います。

それによって、家族の信頼関係がさらに深まります。

娘さんの失恋は辛いことだったけれど、それを通して、親子が成長したら、100%悪い出来事だったとは言えないのではないでしょうか?

4.もし娘さんが被害を受けたとき

お金騙し取られたり、体を傷つけられたなど、目に見える被害を受けてしまった場合は、年齢と程度にもよりますが、親が介入することです。

特に学生など若い場合は、だまされてしまった場合もあります。
もしかしたら、犯罪かもしれません。

そういう場合まで放置するのは危険です。
娘さんもいいにくいことですから、発覚しにくいでしょう。しかしもしもそのような様子があれば、それとなく確認してみる必要があります。

小さい頃と基本は同じ

程度によりますが、娘が失恋して傷ついていると母親も、自分が失恋したようにつらくなります。しかし失恋したのは娘です。

子どもが小さな頃、友達と喧嘩したり仲直りしたりしたのと同じとは言いませんが、そうして経験を積むのだと考えてみてはいかがでしょうか?