失恋したら怒りを持つことが大切だと聞いたことがありませんか?
大好きだった彼氏と別れてしまった…。
そんな失恋を乗り越えるために役に立つのが、怒りの感情なのです。
では、怒りで失恋を乗り越えるとは、どういうことなのでしょうか。
元カレにだんだんムカつくようになってきた
元カレに未練を感じ、毎日泣いていた人のなかには、なんだか段々、ムカつくようになってきたという人もいるのではないでしょうか。
大好きだったはずの元カレ。
しかし時間が経つと、その未練は怒りに変わっていくものです。
怒りを感じることは良いこととはいえませんが、別の側面から見れば、それは良いことといえます。
なぜなら失恋して怒りを感じると、立ち直れている証拠だからです。
いったいどうして、怒りを感じると失恋から立ち直れるのでしょうか。
失恋して怒りを感じたら立ち直れる理由5つ
失恋して怒りを感じたら立ち直れる理由は様々あります。
自分の心理を解き明かす意味でも、これから立ち直る意味でも、重要な内容なっているため、さっそくご紹介したいと思います。
1.怒りは大きなエネルギーを持つ
人は喜びや悲しみなど、様々な感情を持つ生き物ですが、中でも一番大きなエネルギーを持つのが怒りです。
怒りの感情を抱いたとき、ワナワナと身体からみなぎるものを感じたことがないでしょうか。
怒りに任せて思い切った行動をするということがよくあるように、怒っているとき、人はいつも以上の力を発揮することがあります。
だから、失恋に怒りが伴うと、悲しい気持ちが吹き飛んで立ち直りやすいというわけですね。
2.彼氏がムカつくから好きじゃない
失恋してつらいのは、まだ彼氏のことが好きだから。
でも、彼氏に対して怒りの気持ちが強いと、好きだったということも忘れてしまうのです。
あんなムカつく奴と別れられてせいせいした、と本気で思うとスッキリしますよね。
怒りがあることで失恋を美化することもないので、さっさと立ち直れるというわけです。
3.切り替えが早くなる
人はずっと怒っていると疲れてしまいます。
本当は怒りたくないのに怒っている自分にも嫌気がさしてしまいますよね。
だから、それほど長い間、怒り続けることはできません。
思い切り怒ることで、その分スッキリと気持ちが切り替わるのです。
そう考えるとなんだかうまくできていますね。
4.怒りを出すことが大切
怒りだけでなくどんな感情にも言えることですが、気持ちをうまく外に出すことが大切です。
もやもやとしたものを抱えたままでいると、なかなか消化できず、気持ちをうまく切り替えることができません。
別れる時に彼氏に思いのたけをぶちまけられた人は、もう解決しているでしょう。
そうでない人は、失恋したあと自分の中に残っている彼に対する感情を、何らかの形で出すことが大切です。
5.怒りの感情の出し方
では、失恋から立ち直るために胸の中に残っている怒りを出すためにはどうしたらいいのでしょう。
それにはまず、自分の気持ちを知ることが大切です。
自分の気持ちに気付き、怒りを出す方法は次のようなものがあります。
- 彼氏に対して思うことをノートに書きなぐる
- 失恋した今の気持ちをありったけ友人に聴いてもらう
- 誰もいない一人になれる場所に行って、大声で怒りの気持ちを出す
- 失恋掲示板に思いのたけを書き込む
- とことん落ち込んでみる
失恋した自分と向き合うことで、すぐに怒りが湧く人もいれば、ゆっくり時間をかけて怒りがふつふつと湧いてくる人もいます。
いずれにしても、まずは自分の気持ちに気付く作業から始めてみましょう。
次に、あらわれた怒りを外に出してあげることで、気持ちがスッキリするのです。
6.別れて良かったと思えることが大切
一度怒りを出しても、やっぱり彼が好きだと思うと、また未練のループにはまってしまうかもしれません。
立ち直るために大切なのは、別れたことを後悔しないようにすることです。
もしそれでも彼が好きなら、その気持ちもまるごと認めてあげましょう。
ムカつくけど、好きだったな。
でももうさようなら。
好きだった気持ちも、彼に対する怒りも、全部向き合って認めてしまうことが、次に進む一歩になるのです。
怒りを感じられる自分ならまだまだいける
怒りが失恋から立ち直るのに役立つということですが、やっぱり失恋はつらいですよね。
でも、怒りを感じられるということは、元気な証拠なのです。
しっかりと気持ちに区切りをつけたら、またいい恋愛ができるはずですよ。