褒められるだけ褒められて、全てを受け入れる男性を見ると、その性格を疑ってしまいます。
いったい謙遜しない人は、どのような心理を持っており、何を考えているのでしょう。
褒められると全てを受け入れる男の性格とは
褒めたのに、つい「お世辞だよ!」とつっこみたくなる人って周囲にいませんか?
確かに褒めたのですが、社交辞令で言った部分もあるため、全てを鵜呑みにして、調子の乗られても困ってしまいます。
多くの人は、それが本気ではないことがわかるものですが、なぜまったく謙遜しないのでしょう。
当然、謙遜すると思ってこちらも言葉を考えているため、まったく謙遜しないと、一瞬戸惑ってしまいますよね。
いったいどのような性格の人に、このような人が多く、何を考えているのでしょうか。
謙遜しない人の心理5つ
ではさっそく、謙遜しない人にある心理を紹介していきたいと思います。
これを参考にして、まったく謙遜しない人の性格や特徴を見抜いていきましょう。
1.自分が大好き
自分が好きな人は、自分自身を細かく分析しています。
そして、相手の感情の分析はあまりしないタイプが多いです。
結局、自分のことしか見ていないということなのですが、このようなタイプの人は、何を与えるかということよりも、何を得るかということしか考えていません。
つまり、誰かを褒めてあげたいという心理はなく、誰かに褒めてもらいたいとしか思っていないということです。
自分が大好きだからこそ、誰かに褒めてもらいたいというわけですね。そのため、
「○○さんって仕事早いですよね」→「そう。仕事早いんだよね」
というように、褒められた内容が自分の自己分析とマッチングしていれば、謙遜せず、素直に言葉を受け取ります。
このタイプの人は、自分に自信があるタイプが多いため、案外、異性から好かれるものです。
しかし、同性からは敬遠されているでしょう。
2.誰よりも素直
褒められると、やはり嬉しいですよね。
これは全員そうです。
しかし、素直すぎる人はあまりにも喜びを感じてしまう傾向があります。
つまり、褒められたことが嬉しくて、謙遜することを忘れてしまうのです。
「○○さんって仕事早いですよね」→「ありがとうございます!嬉しいです」
というように、素直な人は、その続きにあるはずの謙遜の言葉を見失ってしまいます。
このような人は心理的に悪いところはありません。
悪意はまったくなく、自分をおごっているわけでもないため、大目に見てあげましょう。
素直な性格の男性ですので、付き合うと平和的な恋愛を楽しむことができます。
3.相手を見下している
人のことを見下しがちな性格な人は、人から褒められても、それを当たり前、むしろできないのがどうしてかわからないという勢いで返答してきます。
「○○さんって仕事早いですよね」→「普通だと思うけど」
というように、見下す言葉を挟みこむことで、謙遜しない人となるのです。
このような人は、謙遜しない人という認識というよりは、
「嫌味な人」
「ムカつく人」
と表現されることが多いでしょう。
意外に上司からの仕事の評価は高いのですが、部下からは嫌われていることが多いです。
4.気を遣っている
あなたの周りの謙遜しない人は、気を遣っているという可能性もあります。たとえば、
「○○さんって仕事早いですよね」→「わ~!嬉しいこと言ってくれますね」
という反応を見せる人は、気を遣っている可能性が高いです。
謙遜しすぎると、相手が逆に気を使ってしまうことがあります。
謙遜するとフォローしなければいけない雰囲気になるでしょう。
気を遣う人は、「そのようなことをさせてしまうのは申し訳ない」と考えるため、そのまま言葉を受け取ろうと考えるのです。
このタイプの人は誰に対しても嫌味がありません。
そのため、上司、部下、同僚など幅広いジャンルの人から好かれる人気者タイプの人が多いです。
5.ムダが嫌い
謙遜しない人のなかには、褒められることに対してあまり関心がなく、相手からの評価を気にしていないタイプの人もいます。
このタイプの男性は、人と群れることを嫌う、単独行動の一匹狼タイプであることが多いです。
褒められて、謙遜して、フォローされて、という会話は、正直、実の無い会話といえます。
あまり有意義な会話とはいえないため、そもそもこの一連の会話の流れ自体が嫌いで、褒められてもそっけない態度をとってしまうのです。
このタイプの男性は、周囲の人間からは難しい人だとか、何を考えている人かわからないと苦手意識を持たれていることが多いです。
謙遜しないから悪いわけではない
日本人はよく「謙遜しすぎる」と言われますが、褒められたことに対して素直に喜び、ありがとうと返答することも一つの礼儀です。
相手を見下したような態度を取ることは、おススメしませんが、素直に喜んでありがとうと言えば、相手も嫌な気はしないものです。
そのため、謙遜しない人だからといって、悪感情を持つのではなく、その裏の心理を知って、男性の評価を決めましょう。