ぶりっ子だけでも鬱陶しいのに、おばさん属性もあると辛いですね。
一緒にいるとどんな心理なんだろうと思うこともあります。
たまに会うならまだしも、会社などにいるとイライラしてストレスが溜まりますが対応しない訳にもいきません。
そんな厄介なぶりっ子おばさんの心理を探ることで、対応策を考えていきます。
ぶりっ子おばさんにイライラ!
ぶりっ子はまだ許せても、それに「おばさん」がプラスされると、とんでもない不快感を感じます。
誰からもかわいがられるわけがないのに、なぜ彼女たちはぶりっ子をするのでしょうか。
ぶりっ子になる呪いでもかけられているのでしょうか。
ぶりっ子おばさんが何を考えているのか、その心理を紐解いていきましょう。
ぶりっ子おばさんの心理4つ
ぶりっ子おばさんは希少な存在ですが、ごく稀に出没するものです。
年齢を考えず、ぶりっ子になる彼女たちは、いったい何を考えているのでしょうか。
1.ぶりっ子おばさんは満たされていない
ぶりっ子おばさんは普段、どんな言動をしているのでしょう。まず、彼女たちの生態を知ることにより、その心理状態を考えてみます。
- 年不相応の喋り方
- 男性に甘える
- 家族、ペットの自慢が多い
- リアルが充実している話をする
- 不幸自慢が多い
- 自分が中心でないと不機嫌になる
- 自分より注目される女性が嫌い
- 若い子に難癖をつける
などなど、挙げればきりがないですが、これらのことから、ぶりっ子おばさんの心理は「満たされていない」というのが透けて見えます。
2.お花畑の中で生きる
ぶりっ子おばさんは、語尾を延ばしたり、舌足らずだったり、名前で自分を呼んだりと、周囲は痛々しく感じる行動を自然に振舞うものです。それはなぜでしょう。
ぶりっ子おばさんは、お花畑の中の主人公として生きているのです。
お花畑とは自分が思い描く世界、主人公とは理想の自分像のことです。
そして彼女は、無意識であっても、自分の中のお花畑を飾り付け発展させ、決して現実世界に侵食されないようにしているのです。
どうして彼女がお花畑で生きるようになったかは、その人それぞれなのでわかりませんが、ぶりっ子おばさんが、意識的か無意識かは別として、その世界で生きると決めているので、周囲はそれをやめさせることは出来ません。
けれども、どうしてそうなったかのかを推測することはできます。そしてそこから、ぶりっ子おばさんにの心理が分かってきます。
3.ぶりっ子になることで年齢に抵抗している
周囲がイライラする言動をするのには理由があります。
彼女がどういう経緯で今のようになったのか推測してみましょう。
例えば、既婚のぶりっ子おばさんなら、自分はいつまでも女性として尊重してほしいのに、結婚当初は大事にしてくれた夫が冷たい、家に帰っても息子は相手にしてくれず、自分を構ってくれる人すらいないのかもしれません。
独身だったら、いつまでも娘のような気分で、若いころは男性にチヤホヤされていたので、今でもチヤホヤされるのが当然と勘違いしている、若しくは注目される為に可愛い私を演出したいという気持ちなのかもしれません。
若い頃からぶりっ子体質の女性であっても、おばさんになってもその体質が少しは残っている人も多いとは思いますが、ある程度の年齢を重ね、若さだけではない自分の良さや、他人を立てること、周りを思いやることなどを身に着けるものです。
そのため、ぶりっ子言動はあるものの、そこまで自分中心の気持ちが強くありません。周りも「若いね~」と呆れるくらいで、イライラするまではいかないでしょう。
しかしなかにはイライラするほどのぶりっ子おばさんも存在し、そのようなおばさんは既婚未婚を問わず、年相応の体質よりも、いつまでもチヤホヤと自分を構ってほしいという気持ちが上乗せされた体質となっているのです。
とすると、ぶりっ子おばさんの、イライラする自慢やアピールは、家族の愛情や、仕事やプライベートの充実がないまま満たされない気持ちの表れでもあります。
お花畑の中の理想の自分は、愛されて尊重される女性です。
みんなが自分に優しい世界を、ぶりっ子おばさんは理想としています。
ある意味、ぶりっ子おばさんはその理想の世界とは真逆の現実に侵食され、ぶりっ子によって抵抗しているということです。
4.スルーする力
ぶりっ子おばさんは、けっして周りをイライラさせたい訳ではなく、むしろ自分を好いてほしい、見てほしいのです。
しかし残念なことに、自分の世界を決して壊したくないので、自分を飾り立てたり、自分より愛される者の足を引っ張ったりするのです。
しかし彼女の「構って攻撃」に振り回される必要はありません。
どうでも良い話しをいつもの調子で話されて、時間泥棒!と心の中で叫びたくなったりしますが、きっと家ではつまらないのだろうな、くらいに思って適当に話しを聞いて、きりの良いところで用事を作って席を立ちましょう。
違う星の生物が喋っていると、頭の中で変換してもいいかもしれません。
しかし中には、隙あらば男性を振り向かせたいという気持ちが強すぎるぶりっ子おばさんもいます。
そういった肉食系ぶりっ子おばさんが、もし自分の彼氏にちょっかいを出しているなら、イライラするのは当然ですが、余裕をもって対応した方がいいです。
彼氏にぶりっ子おばさんの悪口を言うのも止めた方がいいでしょう。
牽制をしなくても、普通の感覚の男性ならば、付き合ったら面倒くさそうな女性は警戒するからです。
反面教師にしよう
ぶりっ子おばさんにイライラするのは、自分はそうはなりたくないという強い拒絶の表れです。
ぶりっ子おばさんを異星人と思うのもいいですが、もしかしたら自分にも、そういう要素があるかもしれないと振り返り、反面教師にするくらいの気持ちでいましょう。
ぶりっ子おばさんの感情に振り回されてストレスをためるのは、余分な労力といえます。