一生独身宣言してた人が結婚を決めた5つのパターン

日本では生涯未婚率が増加傾向にありますが、

「自分は一生独身のまま生きていく」

と周囲に宣言する人も少なくありません。

ところが、そのように宣言していた人が、すんなり結婚してしまうということもあります。

ここでは、一生独身宣言をしていた人が結婚を決めた理由と方法を紹介していきます。

運命の人と出会った

これまで何度も恋愛経験がありながら、「この人」と思えるような人との出会いがなかったため、一生独身宣言をするといケースが少なくありません。

「自分はこの人と一生離れたくない」

と思えるような人とめぐりあっていないために、結婚願望を持てなかったというケースです。

そういう人が、いわゆる「運命の人」と出会ったとしたらどうでしょう。

会った瞬間、

「この人は自分にとって特別な人だ」

と感じ、これまで経験したことのない強い愛情を抱いた場合、「結婚」の二文字が頭に浮かぶのです。

つまり、一生独身宣言をしていても、運命の人と出会うと、一瞬にして結婚願望が高まり、短期間でゴールインしてしまうというわけです。

子どもができた

もっとも単純明快な理由で、一生独身宣言をしていた人が結婚することもあります

それは「子どもができた」というパターン。

いわゆる「授かり婚」ですが、多くの場合、交際している人との間に子どもができたことがわかれば、「結婚」という道を選択するものでしょう。

もちろん、子どもができても結婚しないで、どちらかが子どもを育てていくという方法もありますし、ほかの選択肢がないわけではありません。

しかし、結婚して二人で子どもを育てていくというのが、もっとも無理がなく、自然で、子どものためにもなる方法です。

子どもができたとわかった瞬間、一生独身宣言を自ら破棄するわけです。

人生観の変化

「一生結婚しないで独身のまま生きていく」

というのは、一つの人生観です。

その人生観が変化したため、結婚という道を選択するケースも少なくありません。

どんな変化が考えられるのか、いくつか例示してみますと、

  • 「人の親として生きる生き方」の意義を知った
  • 「生きがい」について考えた
  • 仕事中心の人生に疑問を感じるようになった
  • 家族のいる人生のメリットを考えた
  • 子どもが欲しいと思うようになった

といったものがあげられます。

一生独身宣言をする人は、多くの場合、仕事に生きがいを感じているものですが、その人生観に変化が起きて、結婚するというパターンです。

老後が不安になった

たとえば、自分の両親を見ていて、

「自分の老後はどうなるのだろう」

と不安になることもあるでしょう。

両親にはお互いに人生のパートナーがいるし、子どももいるから、年を取ってからも孤独に悩まされるということはないけれど、独り身の自分はどうなってしまうのだろうと考えるケースです。

特に、大きな病気をした時など、

「もし、年を取って大病した時はどうなるのか」

と不安になるものです。

そうした老後不安が、

「やっぱり結婚したほうが安心」という考えにつながり、一生独身宣言を破棄するということになるわけです。

高齢化社会の日本では、そんな不安から結婚する人も少なくありません。

情熱的な人に押し切られた

一生独身宣言をしている人も、もちろん、恋愛はします。

人一倍、恋愛経験が豊富ということもあるはずです。

そんな豊富な経験の中で、

「これまで会ったことのない、情熱的な人と出会い、結婚を強く希望される」

ということもあるでしょう。

相手の結婚願望が非常に強く、かつ、相手が自分との結婚を望んでいるというケースです。

こういう場合、その人はあの手この手で結婚を迫ってくるに違いありません。

最初のうちは、

「独身主義だから」

と言って拒んでいたものが、ついに相手に押し切られてしまうということもあります。

相手に押し切られて結婚するというパターンもあるのです。

人間は変化するもの

「一生独身」を宣言している人が、突然結婚する場合の理由を紹介してきました。

人間は環境が変われば、心も変わるものです。

ですから、どんなに堅固な独身主義の人でも、それを実際に生涯、押し通すとは限りません。

昨日まで、

「ぜったい結婚しない」

と言っていた人に、一日にして結婚願望が芽生えるということもあるのです。