体の弱い人にイライラしてしまうという人はいませんか?
友人や知り合い、仕事場の同僚・後輩などに体の弱い人がいると、迷惑だと思ってしまうこともありますよね。
そこで今回は、体の弱い人のことをどう理解してあげるべきか、体験談なども含めて解説していきます。
体の弱い人にイライラしてしまう
体の弱い人にイライラしてしまうというのは、ある意味で仕方のないことですよね。
体の弱い人が友達だと、そのせいで突然予定をキャンセルされてしまうこともあります。
また、体の弱い友人をフォローしなければいけないこともありますよね。
いつでも弱音ばかりを言うため、それでこちらまで暗い気持ちになってしまうということもあるでしょう。
なかには、みんなから心配されるため、それを妬ましいと思ってしまう人もいるものです。
体の弱い人を仕事場だとさらに迷惑に感じる
体の弱い人が仕事場にいた場合、迷惑だと感じてしまうという人は少なくありません。
体の弱い人は仕事を突発的に休みます。
また、体が弱いことで、楽な仕事ばかりをやっているということもあるでしょう。
そうなると、そのしわ寄せは周囲の人にやってくることになりますよね。
休日だったのに体の弱い人が休んだせいで仕事になってしまうこともあれば、面倒な仕事ばかりを押し付けられることもあるものです。
このようなことになってしまうと、どうして体の弱い人ばかり特別扱いされるのだろうと不満に思ってしまいます。
体の弱い人の体験談
では、実際に体の弱い人は、職場や友人関係においてどのような経験をしているのでしょうか。体の弱い人を理解するためにも、体の弱い人がどのような体験をしているのか紹介していきましょう。
1.「体が弱いふりはやめて」と嘘つき呼ばわり
体が弱く、いつもダルさがあります。しかし熱が出たり、はっきりとした病名があるわけではありません。
そのような状態を見て、今まで仲が良かったはずの友人から「体が弱いふりはやめて」と言われてしまいました。
他人や職場の同僚なら我慢できましたが、そのようなことを友人に言われたことがショックで、その日は一日中涙が止まりませんでした。
また同じようなことを言われると思うと、怖くて友人を作ることもできません。
2.「体が弱いなら辞めたら?」と言われた
体が弱く、仕事を休むことが多いです。
そのようなとき同僚から「体が弱いなら辞めたら?」と言われてしまいました。
周囲にいた人たちも、それに同調するような表情をしていました。
そのため、私はそれをキッカケに会社を辞めてしまいました。
自分が周囲に迷惑をかけていることはわかっています。
しかし私も、こんな体に生まれたかったわけではありませんし、仕事もしなければなりません。
これから私はどうやって生きていけばいいのでしょうか。
3.自分でもどうしようもなく辛い
体が弱い状態を人に説明するのは難しいです。
突発的にめまいがしたり、体がダルくて一日中、横になっていなければいけない日があります。
自分でもどうにかしたいのですが、どうにもなりません。
健康な人がうらやましく、とにかく毎日が辛いです。
薬を飲んでも体調は良くならず、両親がいなくなってからの生活を考えると、不安で仕方ありません。
体の弱い人をどう理解するべき?
体の弱い人に迷惑をかけられてイライラしてしまう気持ちも理解できなくはありません。
しかし体験談を読めばわかるように、それ以上に辛い経験を体の弱い人はしています。
けっして体の弱い人はサボっているわけではありませんし、嘘をついているわけでもありません。
実際にあなたも体調が悪く、仕事を休んだ経験があるでしょう。
そのような状態を体の弱い人は毎日経験しています。
そのため、自分よりも相手のほうが辛いということを理解し、面倒臭い部分はあると思いますが、優しい気持ちを持って彼らを見守ってあげてください。
体の弱い人を理解しよう
体が弱い人のことを責めても、何の意味もありません。
そのようなことをすれば、あなた自身があなたにとっての嫌いな人になってしまいます。
そのため体が弱い人の気持ちをしっかり理解し、フォローしてあげたり、優しい言葉をかけてあげたりするようにしましょう。