平日にデートするのは、休日とは比べものにならないほど楽しく感じるものです。
特に仕事をズル休みした場合は、テンションはMAXになることでしょう。
ここでは、平日に仕事を休んでデートをすると、どうしてそんなに楽しく感じられるのか、その理由をご紹介します。
働いている自分を想像する幸福
最初から決まった休日にデートする場合、
「今日は働かなくていい」
と認識することはないでしょう。
働かないのが当たり前だからです。
しかし平日のデートは違います。
ほんとうなら働いている日に仕事を休んでデートしているのですから、デートしながら、
「ふつうなら今頃会社で働いているところだ」
という想像を働かせるものです。
つまり、「働いている自分」を想像することで、「遊んでいる今の自分」の幸福がいっそう際立って感じられるのです。
働かないのが当たり前の状況では想像しない「働いている自分」というイメージが、平日のデートを楽しいものにさせている大きな理由の1つとなります。
デートスポットなどが空いている
休日はテーマパークや人気のスポット、あるいは人気の飲食店などは混雑します。
そのため、人気テーマパークに行っても、待ち時間ばかりということにもなるでしょうし、それを敬遠してほんとうは行きたいテーマパークをあきらめるというケースもあるものです。
しかし、平日のデートであれば、そうした混雑を気にする必要はありません。
休日より平日の方が込み合うスポットとは少ないため、自由に生きたいところに行くことができるのです。
道や店、スポットが混雑していると、それだけでテンションが下がってしまうものですが、平日はそれほど混雑することがないため、ストレスがかからず、テンションがアップします。
特別感がある
平日のデートには、休日にはない特別感があり、それが平日のデートを楽しく感じさせる大きな理由になっています。
どういう特別感があるかと言うと、たとえば、
- 街の景色がちがって見える
- いつもとちがうデートを考える楽しみがある
- おうちデートで一緒に平日のテレビ番組が見られる
- 「平日」を意識すること自体の特別感
などが挙げられます。
クリスマスデートなども、普段のデートより、テンションが上がるものですが、それは「今日は特別な日だ」という意識があるからです。
仕事を休んで平日にデートする時も、それと同じように特別な意識があり、それがテンションを上げる要因となっています。
ズル休みをした後ろめたさが快感
同じ平日にデートする場合でも、あらかじめ有休をとって休みにするケースと、ズル休みをするケースとでは、その楽しさはかなり違うものです。
後者の方がより楽しく感じられるわけですが、その大きな理由は一種の背徳感があるからです。
ズル休みをすると、心のどこかに後ろめたさを覚えるものでしょう。
いけないことをしている自分に対する背徳感です。
人間心理はおもしろいもので、そういう後ろめたさが刺激的に感じられ、快感に変化することがあります。
特に、二人でズル休みしたケースでは、共犯意識も芽生えますから、いっそう刺激が大きくなり、快感も増すのです。
平日が休日に変わった喜び
「今日は働かなくてはならない日」が「働かなくていい日」に変化すれば、それだけでテンションはアップするものです。
たとえば子どものころ、なんらかの理由で学校が臨時休校になって、大喜びした経験のある人もいるでしょう。
最初から決められている休日も楽しいものですが、思いがけず休日になる喜びは、人間にとって格別なものなのです。
ズル休みをしてデートする場合もそれとまったく同じです。
働く日が働かない日に突然変化したことで、その解放感から、学校が休みになった子どものようにテンションがマックスになるのです。
拘束されていたものが解放された喜び、自由になった喜びがそこにはあるため、平日デートは楽しいのです。
新鮮なデートを楽しむために
平日にズル休みしてデートすると、どうして楽しく感じられるのか、テンションが上がるのかについて紹介してきました。
平日のテートはまちがいなく特別感がありますし、新鮮にも感じられるものです。
そのため、「最近、ちょっとマンネリ気味」と感じているようなカップルが、いつもと違う平日デートをするというのもおすすめです。