本当に忙しい人は忙しいと言わないものですが、すごく不思議ですよね。
忙しくない人ほど忙しいと言うのはなんとなくわかりますが、本当に忙しいのであればなぜそれを言わないのでしょうか。
そこで今回は、本当に忙しい人が忙しいと言わない理由について解説していきます。
忙しい人は忙しいと言わず、忙しくない人ほど忙しいと言う
まったく忙しくないのに、「忙しい」と言うような同僚を見たことがある人も多いでしょう。
また、みんな忙しいのに、自分だけ忙しいような立ち振る舞いをして、イライラさせられることもあります。
得てしてそのような人は仕事ができないもので、忙しいアピールだけはしてくる、かなり面倒な人間です。
このような人間がいるのは仕方のないことですが、不思議なのは、本当に忙しい人は「忙しい」とは言わないということです。
はた目から見てても、誰よりも忙しいはずなのに、けっしてそれを口には出さないのです。
「忙しくないですか?」と聞いても、「まぁ少しね」とか、「大丈夫大丈夫」「スケジュールはつまってるけどね」くらいのことしか言いません。
忙しいのだから、もっとアピールしても良さそうなものですが、なぜ忙しい人はそのことを言わないのでしょうか。
本当に忙しい人は忙しいと言わない理由3つ
本当に忙しい人が忙しいと言わないのは、なぜなのでしょう。ここからは、その理由を解説していきます。
1.「忙しい」と言う意味がない
本当に忙しい人が忙しいと言わない理由としては、「忙しい」と言う意味がないというものがあります。
どれだけ忙しかったとしても、「忙しい」と言えば仕事が減るわけではないですよね。
「忙しい」と言う人は、周囲にそう思ってもらい、承認欲求を満たしたいだけです。
本当に忙しい人は、そのような承認欲求を満たすだけの行為をする暇すらありません。
そのようなことをするくらいであれば、仕事を先に進めたいのです。
そのため、本当に忙しい人は愚痴ることはせず、黙々と仕事をこなしていくのです。
2.仕事が好きだから
仕事が好きだからというのも、忙しい人が忙しいと言わない理由です。
仕事が好きであれば、どれだけ仕事があってもそれを苦だと思わないですよね。
嫌なことをするときはストレスが溜まるため、「忙しい」と愚痴を漏らしたくなります。
しかし好きなことであれば、ストレスが溜まらないため、愚痴を漏らす必要もなくなるのです。
むしろ、たくさん仕事があればあるほど、高いモチベーションでどんどん仕事をこなしていくものです。
そのため、仕事が好きであれば、どれだけ忙しくても愚痴を漏らすことはないのです。
3.生産性が高い
生産性が高いというのも、本当に忙しい人が忙しいと言わない理由です。
傍目から見れば、その人の仕事量は他の人の数倍以上で、とんでもなく忙しそうに見えますよね。
しかし仕事が出来る人は、効率良く仕事をこなし、集中力も高いです。
そのため、他の人が丸一日かかる仕事を、数時間で終わらせられることもあります。
それを考えれば、どれだけ膨大な量の仕事があっても、定時で帰ることができるため、忙しくないですよね。
また、仕事ができる人は、人に仕事を振るのもうまいものです。
それにより自分の仕事量を減らすこともできるため、本当に忙しくないから「忙しい」と言わないという場合もあります。
能力が高いから忙しいと言わない
本当に忙しい人が忙しいと言わないのは、やはりその人の能力が高いからです。
逆に言えば、能力が低い人はたいして忙しくもないのに、すぐ「忙しい」と言い出します。
ある意味、どれだけ忙しいアピールをするかどうかで、その人が仕事ができる人かどうかを見極められるということですので、これを基準に仕事ができる人を見極めるのも良いかもしれません。