「怒らない人は優しい人ではない」その4つの理由とは?怒らない人=他人に興味ない人?

「怒らない人は優しい人ではない」という話を聞いたことがある人もいるでしょう。

実は「怒らない人=他人に興味ない」なのだという話です。

そこで今回は、「怒らない人は優しい人ではない」4つの理由について解説していきます。

「怒らない人は優しい人ではない」4つの理由とは?

怒らない人は一見、優しそうに見えますよね。しかし本当の意味で優しい人とは言えないかもしれません。では、さっそくその理由を解説していきましょう。

1.他人に興味がないだけ

怒らない人は優しい人ではないと言われるのは、怒らない人は他人に興味がないだけだからです。

相手に興味がある人は、もっと成長して欲しい、自分の言うようにして欲しいと、欲求を持ちますよね。

相手に興味があるからこそ、相手のためにも自分のためにも、何かを求めます。

しかし相手に興味がない人は、その人がどうなろうが自分とは関係ありません。

どうなろうが知ったことではないと思っているため、その人のことで感情が動くことがありません。

だからこそまったく怒らないのです。

怒るということは、それだけ責任や好意を感じているということです。

怒らない人が全員他人に興味がないわけではありませんが、ただ単に興味を持たれていないだけということも多いため、注意しておきましょう。

2.他人に期待をしていない

怒らない人は優しい人ではないと言われるのは、他人に期待をしていないからです。

怒らない人は、物事が常に自分の思い通りになるとは限らないこと、他人が自分の欲求をすべて満たしてくれるわけではないことを理解しています。

そのため、周囲の人に過度な期待をしないのです。

結局は自分が一番正しく、完璧にできると思っているため、人が失敗するのは当たり前なのです。

いちいち他人のことで怒りませんし、最初から期待などしていません。

それは一見、優しいようにも思えますが、結局は自分のことしか信じていないということ。

相手を成長させてあげたいという気持ちはなく、その相手がピンチになっても助けようとすることはないため、優しい人とは言えないのです。

3.こだわりがない

怒らない人は優しい人ではないと言われるのは、怒らない人はこだわりがないだけということも多いからです。

こだわりや、これは絶対にこうするべきという強い主張があると、それと違うことをした相手を怒ることになりますよね。

しかし最初からどうでもいいと思っていれば、そのことで怒ることはありません。

一見、何でも許してくれ、怒ることもないため、優しい人に思えますが、実際にはどうでもいいだけ。

態度としては優しく見えますが、あなたや仕事に対する思いが弱い人ということですので、優しい人とは言えません。

4.疲れるのが嫌なだけ

怒らない人は、疲れるのが嫌だから怒らないという場合もあります。

怒りを表現するのは、かなりのエネルギーを消費しますよね。

それだけで気疲れしてしまいますし、ストレスを感じてしまいます。

そのようなことになるくらいであれば、疲れないために怒らないほうがいいと考える人もいます。

つまり、怒らないのは優しいからではなく、ただ単に自分が疲れたくないから。

そのような人を優しい人とは言えないため、怒らない人は必ずしも本当の意味で優しい人とは言えないのです。

優しい人もいる

怒らない人は優しい人ではない理由を紹介してきましたが、もちろん怒らない人の中にも優しい人はいます。

今回紹介したのは、怒らないという条件だけでは、優しい人だと認定できないという話です。

怒らずに、あなたのために何かしてくれたり、自分の時間を使って仕事を教えてくれたりする人は、本当に優しい人ですので、大切にしましょう。