仕事ができないから辞めるのは逃げなのだろうかと悩んでいる人もいるでしょう。
しかしそれは辞めたい状況によって違います。
そこで今回は、仕事ができないから辞めるのは逃げになるパターンと、逃げにならないパターンを紹介していきます。
もくじ
仕事ができないから辞めたい…
仕事ができないことで、会社を辞めたいと思う人も少なくないですよね。
仕事ができなければ毎日のように上司や先輩に叱られることになります。
また、仕事ができないことで周囲に迷惑をかけてしまい、申し訳ない気持ちになってしまうから辞めたいと思う人もいるでしょう。
確かにそのような辛い状況だと、辞めたい気持ちになってしまいますよね。
実際に、仕事ができないから辞めるという選択が正解となることもあります。
しかし必ずしもそれは正解ではありません。
仕事ができないから辞めるのは、ただの逃げであるということもやはりあるのです。
仕事ができないから辞めるのは逃げです!理由は?
状況によっても違いますが、仕事ができないから辞めるという言葉をそのまま受け取るのであれば、やはりそれは逃げとなります。
まだ働き始めたばかりなのであれば、仕事ができないのは当然ですよね。
そのような失敗を繰り返して人は成長するのですから、それ以前に辞めてしまうのは逃げでしかありません。
別の会社に転職しても同じ理由で辞めてしまうことになるため、定職に就けなくなってしまいます。
また、あなたが特別仕事ができないとしても、さすがに同じことを何度も繰り返していれば、仕事は覚えるものです。
そこを乗り越えずに辞めるのは、やはり逃げとなってしまいます。
そして一番肝心なのは、あなたは仕事ができるようになるための努力をしたのかということです。
そのような努力もせずに、仕事ができないと弱音ばかりを吐いているのだとしたら、どの会社に転職してもうまくいきません。
仕事ができる人になるためには、やはり努力が必要です。
そのため、それらを実践できていないのであれば、仕事ができないことで辞めるのは逃げでしかないのです。
仕事ができないから辞めるのが逃げになるパターン
仕事ができないから辞めるのが逃げになるのは、状況によっても違います。以下が逃げになるパターンです。
- 仕事を始めたばかり
- 成長するための努力をしていない
- どうすれば仕事ができるようになるか考えていない
- 先輩や上司に相談していない
仕事を始めたばかりであれば仕事ができないのは当然ですよね。
仕事ができるようになるために努力をしていないというのも、当然逃げです。そのような人は転職しても仕事ができないものですので、すぐに同じ状況になってしまいます。
仕事ができないことを、先輩や上司に相談していないというのも逃げです。
相談すればもう一度、丁寧に仕事を教えてくれるかもしれませんし、悩みを聞いてもらえるかもしれません。
それにより時間はかかっても、仕事ができるようになる場合もあるため、一人で追い込まれて一人で辞めると決断するのも、ある意味では逃げとなるのです。
仕事ができないから辞めるのが逃げにならないパターン
仕事ができないから辞めるのが逃げにならないパターンは以下となります。
- どれだけ頑張っても仕事ができない
- 他にやりたい仕事がある
- 会社がブラック企業
- 人間関係に問題がある
- 精神的な不調を感じ始めた
誰よりも努力しているのに仕事ができないという場合、やはりその仕事は向いていないのかもしれません。それだけ努力できる人は、転職して自分に合った仕事をすれば、成功できるでしょう。
他にやりたい仕事がある場合も、逃げではありません。あなたの人生において、それを選ぶことが幸せになるのであれば、むしろ良い選択となります。
会社や人間関係に問題があったり、ストレスで精神的な不調があったりする場合も、逃げにはなりません。
やはり大事なのは自分自身の体です。
自分自身を守るために辞めることが最高の選択になるのであれば、それが正しい判断となるため、思い切って転職したほうが良いです。
逃げかどうかは自分自身がよくわかるはず
仕事ができないから辞めるのは逃げとなることも多いですが、そうではない場合もあります。
それが逃げかどうかは、あなた自身がよくわかっているでしょう。
ただし、精神的に追い込まれている場合、どのような事情があってもやはり自分自身を守ることが大切なこととなるため、その場合は思い切って辞めることが英断となります。