多趣味な人が嫌いという人もいるでしょう。
では、なぜ多趣味な人を嫌ったり、敬遠したりしてしまうのでしょうか。
そこで今回は、多趣味な人が嫌いな人の心理について解説していきます。
多趣味な人が嫌いな心理4つ
多趣味な人を嫌う人には、その人特有の考え方や価値観があることが多いです。では、それはどのようなものなのでしょうか。
1.広く浅く、何にでも首を突っ込むから
多趣味な人を嫌う人は、広く浅く、何にでも首を突っ込むから嫌いだという人は多いです。
過度に広く、そして過度に浅く、多くのことに手を出しすぎていると見ているのです。
編み物、陶芸、バスケットボールなど、さまざまなことに興味を持っている人は、特定のことを十分に深く勉強していないように見えます。
これだけ多くのことに興味を持っていると、本当はどの趣味にも興味がない、すぐ飽きてしまうのではないかと思ってしまうのです。
時間を無駄にしているように感じたり、何も真剣に取り組んでいないように感じたりするため、嫌いだと感じてしまうのです。
2.飽きっぽい性格が受け入れられない
飽きっぽい性格が受け入れられないから嫌いという人もいます。
多趣味な人はその分だけ、やめてしまった趣味も多いですよね。
ハマったと思ったら、すぐに別のものにハマるため、近くにいる人は振り回されることになります。
他人であれば問題ありませんが、恋人などであれば、それに付き合わされる羽目になりますよね。
ようやく自分がハマったと思ったら相手は飽きているとなると、性格的に合わないと感じてしまうものです。
また、恋愛や人間関係においても、飽きっぽくてすぐに乗り換えてしまうのではないかという疑いを持たせてしまうこともあります。
3.インドア派だから
多趣味な人は、アウトドア派であることが多いですよね。
様々な場所に繰り出し、様々な趣味を楽しむという性格であることが多いです。
しかしインドア派の人は、アウトドア派の人と根本的に性格が合いません。
極力家の中にいたいため、友達になりたくないと思ってしまうこともあるでしょう。
そのため、このような根本的な性格の違いを、多趣味という部分から感じ取って、苦手意識を持ってしまう人もいるのです。
4.多趣味であることが羨ましい
多趣味な人を嫌いになってしまう理由として、もう一つ心理学的に説明できるのが「妬み」です。
1つしか趣味がない人は、多趣味な人をうらやましく思うことがあります。
その妬みは、多趣味な人は様々な活動を経験できるのに、自分は1つの活動に「とらわれている」という事実からくるものです。
その羨望が劣等感や嫉妬につながり、多趣味な人への嫌悪感となって現れることがあるのです。
固定観念がある
多趣味な人を嫌う人は、多趣味な人に対して、ある種の偏見があることが多いです。
多趣味な人はこういう人間だという固定観念が自分の中にあるため、なんとなくそのような人を敬遠してしまいます。
多趣味な人の人間性を知ったり、深く関わっていったりすることでその考えが変わることもあるため、食わず嫌いをせずに積極的に関わってみてはいかがでしょうか。