「人生に絶望している」とよく言う人はいますが、本当に絶望している人は少ないものです。
単なる弱音でそのようなことを言っているのではなく、本気で絶望している人はどのような状態になるものなのでしょうか。
そこで今回は、人生に絶望してる人にしかわからない事を紹介します。
人生に絶望してる人にしかわからない事8つ
人生に本当に絶望してる人は、普通の状態では起こらない状態に陥ります。では、いったいどのようなことになるのでしょうか。
1.何もする気にならない
人生に絶望してる人にしかわからない事としては、何もする気にならないというものがあります。
一日中、何もする気にならずぼーっとしていることも多いです。
休日も外に出ることはなく、好きだったはずの趣味もやる気にならないこともあります。
そして生活のために必要な買い物、毎日しているはずのお風呂や掃除というものも、やるのが面倒になるものです。
今までに好きだったことや、やらなければいけないこともやる気にならないというのが、大きなポイントですね。
2.感情が動くことがない
感情が動くことがないというのも、人生に絶望してる人にしかわからないことです。
何を見ても嬉しいこともなければ、悲しいということもありません。
ずっと無感情で、笑顔になることもないのです。
今までは楽しいと思えていたことも、なんだか楽しいと思えず、なかには食欲もなくなってしまう人もいます。
3.誰にも会いたくない
誰にも会いたくなくなるという人も多いです。
今までは人と会うことが好きだったとしても、絶望すると家の中にひきこもってしまいます。
友達や家族にすら会いたくないと思う人もいるもの。
実際に立ち直るまでの数か月間、誰とも会わずに過ごしたという人も少なくありません。
4.幸せそうな人を見たくない
幸せそうな人を見たくないというのも、人生に絶望してる人にしかわからないことです。
自分が絶望している状況ですので、幸せそうな人を見ると自分が惨めに思えてしまいます。
場合によっては、「自分がこんな状況なのに」と怒りを感じてしまう人も。
幸せそうな人を見ることで落ち込んでしまうため、極力そのような人からは距離を取ろうとします。
5.嫌なことばかり思い出す
嫌なことばかり思い出すというのも、人生に絶望してる人にしかわからないことです。
絶望に至った不幸な出来事などを、何度も思い出してしまい、何度も苦しんでしまいます。
いわゆるフラッシュバックのような状態です。
そして子供の頃や昔あった嫌なことを、なぜか何度も思い出してしまうという人もいます。
嫌なことが数珠つなぎで脳内で再生されてしまうのです。
思い出すのは小さな出来事なのですが、それを絶望しているときに思い出すと、かなり心にダメージを負ってしまいます。
6.常にぼんやりとした感覚
常にぼんやりとした感覚になるというのも、人生に絶望してる人にしかわからないことです。
寝起きや夢の中にいるときは、現実感がなくてぼんやりとした感覚になりますよね。
世界にオブラートがかかっているような、ふわっとした感覚です。
人生に絶望すると、常にそのようなぼんやりとした感覚があり、現実感を失ってしまいます。
自分が本当にこの世に存在しているのか、わからなくなってしまうこともあるほどです。
7.消えたいと感じる
消えたいと感じるというのも、人生に絶望してる人にしかわからないことです。
消えたいと感じてしまうのは、今の状況があまりにも苦しいからです。
「消えたい」「自ら命をたってしまいたい」と思うのですが、これは積極的にそうしたいというわけではなく、苦しみから逃れたいという意味となります。
つまり、消えたいのではなく、生きたくないという思いです。
実際にそのような思いを実行にうつしてしまう人もいるため、絶望したときは心のケアが大切です。
8.全てを諦めている
全てを諦めているというのも、人生に絶望してる人にしかわからないことです。
何かに対して希望を持つことはなく、全てに対して諦めの感情を抱いています。
どうせ何をしても良くはならない、人生が好転することはないと思い込んでいるのです。
だからこそ何をする気にもなれず、行動することもありません。
何にも期待していないからこそ、感情が動くこともなくなるのです。
病んでいる可能性が高い
人生に絶望してる人にしかわからないことを紹介してきましたが、このような状況にある人は心を病んでいることが多いです。
病気が改善すれば、今の状況を少しは変えられたり、楽になれたりするでしょう。
そのため、マイナスなことばかり考えてしまい、無気力になってしまうという人は、一度病院にいってみてください。