ママカーストとは?意味や基準・カーストランキング・対処法も

ママカーストとは何か知らないという人もいるでしょう。この記事ではママカーストの意味や基準、カーストランキング、対処法、体験談など、ママたちがいずれ巻き込まれてしまうカーストについて紹介していきます。これを読んで幼稚園や習い事、小学校での立ち振る舞いを学んでください。

ママカーストとは?どういう意味?

ママカーストとは、学校や幼稚園の保護者の集まりの中に存在する、立場の強い者とそうでない者を順位付けすることを指す言葉です。立場が強い者はママ友の中で力があり、発言力も強いのですが、立場が弱いママは他のママたちの顔色をうかがいながら生活をすることになります。

ママカーストはママ自身のステータスによって順位が決まることもありますが、それ以上に大切なのは夫のステータスです。夫の職業や収入が世間的に誇れるようなものであると、ママカーストも上位となります。

最近ではママカーストという考え方があることにより、ママ友の集まりの中でトラブルが起きることも多いです。イジメの温床となっているところがあるのですが、子供を持つ親は否が応でもこのママカーストに巻き込まれていくことになってしまいます。

ママカーストの基準とは?夫の職業・妻の職業

ママカーストはどのような基準で決められるのでしょうか。カーストの基準は想像通りのものもありますが、意外なものもあります。これを知っておかないと、どこに注意しておくべきかわからないため、ママーカーストで上位になりたい人はしっかり把握しておきましょう。

【1位】夫の収入

ママカーストで一番重要視されるものは夫の収入です。高給取りの夫を捕まえた女性は、世の女性たちから羨望の眼差しを集めます。夫の収入が高ければ、高価な化粧品を買うこともできますし、豪華なランチを食べたり、素敵なお洋服を身につけて、いつでもキラキラしていられるものです。

もちろん、子供の教育にかかる費用もたっぷり用意できているので、子供の習い事や、お受験対策もバッチリでしょう。そのようなキラキラした女性は、ママ友たちのは間では発言権が強く、取り巻きも多いため、ママカーストでは一番重要視されるのです。

【夫の収入によるママカーストランキング】

  • 【1位】1000万~1億
  • 【2位】400万~1000万
  • 【3位】400万未満

【2位】夫の職業

ママカーストの順位は夫の職業でも決まります。やはりママカーストの上位となる人は芸能人、医者、弁護士、一部上場企業のサラリーマンなど、俗にいうエリートを夫に持つママです。周りのママ達もそれを自覚してか、なんとなくそういったエリートを夫に持つママに対しては一目置くような態度をとってしまいます。

【夫の職業によるママカーストランキング】

  • 【1位】芸能人・有名人
  • 【2位】医者・弁護士
  • 【3位】会計士・税理士(高難易度の資格が必要な仕事)
  • 【4位】大手有名企業
  • 【5位】公務員

【3位】ママのキャラクター

ママカーストの順位を決める要因として、案外大切なのがママのキャラクターです。性格が強そうなタイプや堂々としたタイプのママはカースト上位となり、親しみやすくちょっといじられキャラのママや、大人しくて物静かなタイプのママはカーストの中で下位になる傾向があります。

上位ママの中には上位、下位関係なく誰にでも平等に優しいタイプのママもいますが、中には下位グループを見下したりするママもいますので、そういったママには注意が必要です。

【4位】子供の評価

ママカーストの順位決めの中では、子供の評価も大きく関わってきます。普段の振る舞いや成績の良し悪し、スポーツの出来など、いわゆる優等生の子を持つママはカースト上位に位置しやすいです。特に幼稚園や学校で問題を起こしてしまうような子供だと、ママカーストは一気に転落してしまいます。

【子供の評価対象になるもの】

  • 礼儀正しさ
  • 私立か公立か
  • スポーツができるか
  • 問題を起こさない子供かどうか
  • 子供の中での立ち位置

【5位】家・車・ファッションの価値

ママカーストの順位を決める要因としては、家や車、ファッションの価値も含まれます。持ち家であるかどうかや、車の値段、ブランド物の洋服を身に纏っているかどうかというのも大切な要因です。

結局は夫の年収が関わってくる部分ではありますが、ママ友はこのようなポイントで夫の年収を把握してきます。そのため、夫の年収が高くても、このようなポイントでマイナスになってしまうと、カーストは下になってしまうこともあるのです。

【番外編】他のママカースト基準

ママカーストの順位を決める要因は他にもたくさんあります。例えば妻がどんな仕事をしているのか、ということです。基本的には収入が高い仕事が、カースト上位になれる要素となります。

さらには妻の学歴、そして妻や夫、子供の見た目も大きな要因です。イケメン・美人であれば評価は高いですが、そうとは言えない場合はマイナス要因となってしまうため、カースト上位に行くためにはメイクの技術も大切なこととなります。また、シングルマザーであるとカーストは低くなってしまうため、注意が必要です。

ママカーストがある場所とは?幼稚園・小学校・習い事

ママカーストはいったいどのような場所にあるのでしょうか。ある程度、保護者が集まる場所ではママカーストができてしまうのですが、ここでは特にママカーストが発生しやすい場所を紹介していきます。

1.幼稚園

ママカーストのある場所といえば幼稚園です。専業主婦の割合が高い幼稚園ママは、働きに出ている保育園ママとは違い、ママ友同士の交流も密になる傾向があります。その中でお互いの家庭の経済状況などを知るようになり、自然とママカーストが出来上がってしまうことが多いです。

2.小学校・中学校・高校

ママカーストは小学校・中学校・高校にも存在します。子供たちの勉強やスポーツの成果で分かりやすく成績がつく学校は、子供を介してのママカーストが発生しやすい場所です。特に小学校は学校行事も多いため、カーストに巻き込まれてしまう可能性が高くなってしまいます。

また、子供が部活をしていると、その保護者の集まりでもカーストが発生してしまうことがあります。この場合、部活への貢献度や子供の成績などが、カーストランキングの基準となるため、注意しておきましょう。

3.習い事

子供の習い事もママカーストが生まれやすい場所です。学校や幼稚園同様、多くのママが集まりますので当然とも言えます。習い事は皆で一斉に同じことをしますので、子供の実力の差や、続けている年数が分かりやすいです。

また、その習い事にかけているお金の差というのも使っている道具などから分かりやすいです。そのような点で自然とママ同士に順位が生まれてしまうため、注意しておきましょう。

4.マンション・近所

ママカーストはマンション・近所でも存在します。タワーマンションの場合、居住階数が上であればあるほど購入値段が高い傾向があり、その結果でカーストが決まってしまうものです。

またマンションでなく、持ち家に住むママも注意が必要です。親しげに話しかけてくるご近所さんが、さりげなく家のサイズやハウスメーカーについて探りを入れてくる場合があります。会話の中から大体の世帯年収を知られることとなり、知らぬ間にママカーストに巻き込まれてしまうことがあるので気をつけましょう。