異性の好意に対して、拒否反応が出てしまう心理とはどのようなものなのでしょうか。
友達ならばなんとも思わないのに、その人が好意を持った瞬間、拒否反応が出るのは不思議ですよね。
今回は異性の好意を気持ち悪いと思ってしまう心理について紹介していきます。
友達ならなんとも思わないのに
男女の関係には2つ、種類があります。
1つは友達関係、もう1つは恋愛関係です。
この両者は大きく異なるものですが、同じ異性が相手であるということには変わりありません。
この2つの関係性は別物ですが、ときにはそれが変わってしまうこともあります。
男性があなたに好意を持ち、恋愛関係になりたいと思ってしまうパターンです。
このようなことはよくあることですが、しかしその変化に違和感を覚えてしまう女性もいます。
友達のときにはなんとも思わなかったのに、好意を持たれたら、拒否反応が出てしまうのです。
いったいこのような女性には、どのような心理があるのでしょうか。
異性の好意に拒否反応が出る心理5つ
ここからはさっそく、異性の好意に拒否反応が出る心理を紹介していきたいと思います。
拒否反応が出る原因を知ることができるため、しっかり読んでおきましょう。
1.過去のトラウマ
これまでに、親や兄弟、親戚、学校での人付き合い、アルバイトや就業先などの人間関係で、裏切られたり、苦労したり、ひどい経験をされたことはありませんか?
そういった場合、自然と世界観がマイナスなイメージとなり、人間関係に臆病になってしまっている可能性があります。
「どうせ私なんて」
「いつかあの人も」
などと、無意識に体や心が反応してしまっているということもあるでしょう。
このようなトラウマがあると、
『親密になること自体に拒否反応』
を示してしまうことがあります。
親密になってから裏切られたほうが、人は大きく傷つくものです。
そのため、友達関係よりも親密になろうとしてくる男性に対して、「裏切られたときの恐怖」を回想してしまい、拒否反応が出てしまいます。
2.自信がない
これまでに、男性とあまりお付き合いをされたことがなかったり、自分に自分を持てなかったりする場合、好意に拒否反応が出てしまうことがあります。
自分に自信がないと、
『こんな自分を誰も好きになるはずがない』
と思ってしまうものです。
しかしその考えとは違い、男性はダメな自分に好意を向けています。
自信がない人にとってこれは、異常な現象です。その結果、
『こんな自分を好きになる男性は、おかしい人だ』
という心理に至ってしまいます。
相手のことをおかしな人間と思ってしまえば、拒否反応が出て当然ですよね。
そのため、友達のときには出なかった拒否反応が、好意を持たれることで出てしまうようになるのです。
3.男性の態度が変化するから
友達関係から恋愛関係になると、男性の態度は変化します。
友達と恋人、誰でも同じような態度で接することはないでしょう。
男性の場合、女性から好意を持ってもらいたいという心理が、
- 優しくなる
- 相手の主張を全面的に認める
- 気遣うようになる
- 自己主張をしなくなる
というような態度の変化として出ることが多いです。
しかし友達のときにはなかった態度が、女性にとっては気持ち悪く思えてしまうこともあります。
そのため、好意を持たれ、態度が変化した途端、拒否反応が出てしまうのです。
4.女として見られる嫌悪感
男性が好意を持てば、あなたを女性として見るようになります。
しかし男性からのそのような目は、どこか気持ち悪いところがあるものです。
じっくり自分の姿を見られたり、妙に意識されたりすると、相手の女として見ている心理が見え透いてしまうことがあります。
これまで友達だと思っていた分、そのような女としての目は気味が悪く思えてしまいますよね?
そのような男性の目に、拒否反応を示す女子も少なくないのです。
5.下に見てしまう
男性に好意があると、女性よりも下手に出てくることがあります。
それはある意味、「優しい」ということにもなるのですが、これまでの対等の関係から、優劣のある関係性に変化すると、違和感を覚えてしまうことも多いです。
対等に物事をいえない関係性になってしまうと、自分の正直な意見も言いにくくなってしまいます。
相手に無理矢理、従わせているような状態になったり、自分がわがままになっているように感じられたりするからです。
その結果、男性の上下関係を作り出す心理に拒否反応を示してしまいます。
恋愛を諦める必要はない
異性の好意に拒否反応を示す心理を紹介してきましたが、多くの場合、男性の態度の変化が原因ということがわかりました。
しかし好意があったとしても、このような変化が出ない男性も多いものです。
そのため、あなたに拒否反応が出るのは、相手があなたに合った人ではなかったということでしょう。
他の男性であれば好意があっても、拒否反応が出ないこともあるため、恋愛自体を諦める必要はありません。