4.ボディーランゲージが異常に多い
語彙力がない人は伝えたいことを伝えようと思っても、なかなか相手に伝わらないため、身振り手振りを交えて話すことが癖になっているという特徴があります。
自分が伝えたい思いを表現する言葉が瞬時に思い浮かばないので、何とかして相手に伝えようと必死になる結果、ボディーランゲージが異常に多くなってしまうのです。
5.活字に触れる機会が少ない
語彙力がない人に共通する特徴は、活字に触れる機会が少ないということです。本や新聞を読むことのメリットはたくさんあります。誰かの創った物語を読むことで、客観的に言葉を汲み取ることが出来るようになったり、想像力が鍛えられたりするのです。
しかし活字を読む機会が少ないと、語彙力もなかなか鍛えられません。そのため、大人になってからも知っている言葉が少なく、困ってしまうことになるのです。
6.説明が下手
説明が下手な人は、たいてい語彙力が足りないことが原因で上手に説明することができないものです。説明をするときには、「誰が」」何を」「どうした」という流れを分かりやすく伝えるのが基本となりますが、この他に言葉を修飾するワード盛り込んで説明をすると、聞き手により具体的なイメージを与えられます。
言葉の引き出しがないと相手に分かりやすいイメージが与えられないため、言いたいことが何一つ伝わらないのです。
7.指示語が多い
語彙力がない人は、異常に指示語が多いという特徴があります。指示語とは、「これ」「それ」「あれ」「どれ」などの「こそあど言葉」と呼ばれる言葉のことです。
突然「あっちのほう」「こっちのやつ」という説明をされて、すぐに理解できる人はいないでしょう。それまでの会話の流れがあれば理解できますが、いきなり言われても理解できません。しかし語彙力のない人はこのような言葉以外で説明する術を持たないため、指示語が多くなってしまいます。
もくじ
語彙力を鍛える15のレッスン!語彙力を上げる方法は?
語彙力がすでにある人は必要ありませんが、語彙力がないと判断された人は、語彙力を鍛えるための方法が知りたいですよね。そこでここからは語彙力を上げる方法を紹介していきます。
1.読書をする
語彙力の高い人に共通しているのは、皆読書家であるということです。本の中にはたくさんの言葉が詰まっています。そのため、読書の習慣をつければ、自然と語彙力が鍛えられるのです。
知らない言葉を本の中で何度か見かければ「これはこんな時に使う言葉かな?」というようにして、新たな言葉を習得していけるでしょう。読書家は、語彙力を高めたくて本を読んでいるわけではなりませんが、語彙を鍛えたい時には、読書家の習慣を取り入れるのがベストな方法となります。
2.お笑いを見て勉強する
バライティー番組を見ていると、お笑い芸人のコメントがおもしろくてついつい笑ってしまいますよね。人を楽しくさせる言葉を使えると言うことは、芸人は語彙力が高いということです。
最初はテレビの中のコメントを真似してみるのも良いでしょう。それを繰り返すことで、自然と語彙力を鍛えることができます。
3.わからない言葉を調べる
語彙力を上げる方法としては「わからない言葉を調べる」ことが大切です。語彙力が高い人は、基本的に知的好奇心が旺盛で、自分が知らないものに出会った時には「知りたい!」という欲求に突き動かされ、能動的に学びにいくのです。
そのため、生活の中でわからない言葉に出会ったら、辞書で調べる習慣をつけましょう。とにかく、わからない言葉に出会った時が語彙力を高めるチャンスですので、しっかり行動に移してください。
4.口癖になっている言葉を言わないようにする
口癖になっている言葉を使わないようにするのも語彙力を上げる方法として有効なことです。口癖になっている言葉があると、それで全てを同じように表現してしまうことになります。他の言葉で表現しようとしなくなってしまうため、語彙力も鍛えられないのです。
そのため口癖を禁止して、これまで使っていた言葉意外の言葉で表現をしてみてください。このようなことを繰り返すことで語彙力はどんどん上がるようになります。
5.見た映画やドラマの内容を人に説明してみる
実践的に語彙力を鍛えようと思ったら、見た映画やドラマの内容を人に説明してみるのもおすすめです。自分は見て内容をわかっているけれど、相手はその映画やドラマの内容を知らないという状況では必ず、語彙力の高さが問われます。
簡潔に映画やドラマの内容を相手につたえることは、人にわかりやすく物事を伝えるトレーニングにもなり、すべての話し方に活かされることでしょう。まずは、昨日見たドラマの内容を身近な人に伝えてみてください。