毎日、8時間以上寝る人もいますよね。
8時間睡眠はベストな睡眠時間と言われることもあれば、そうではないと言われることもあります。
では実際のところ、8時間以上寝る人は、どのような末路を辿ることになるのでしょうか。
もくじ
8時間以上寝る人の末路は…「めっちゃ健康!」
8時間以上寝る人はどのような末路を辿ってしまうのか、気になるところではありますが、基本的に8時間寝ていても何の問題もありません。
健康的な睡眠時間として一般的に言われるのは、大人であれば7時間前後となります。
8時間睡眠でもそこまで大差はないため、それが原因で健康被害があるというのは考えにくいのです。
もちろん、絶対に病気にならないというわけではありませんが、病気になったとしてもそれが8時間睡眠をしていたからというわけではないでしょう。
もっと別の原因があるはずです。
そのため、毎日自然と8時間眠ってしまうという人は、そのままの生活を続けていけば何の問題もありません。
少なくとも8時間睡眠のせいで、壮絶な末路を辿ることはないということになります。
8時間以上は絶対ではない!人それぞれの睡眠時間
8時間睡眠でも問題ないという話でしたが、絶対に8時間睡眠であれば問題ないというわけではありません。
なぜならベストな睡眠時間は、人によって違うからです。
8時間睡眠がベストな人もいれば、6時間睡眠がベストな人もいますし、ショートスリーパーの人であれば4時間睡眠がベストということもあります。
また、年齢や昼間の体力消耗の度合いなどによっても、必要な睡眠時間は変わります。
人それぞれによって、適切な睡眠時間があるため、8時間というのはあくまで目安でしかないのです。
では、自分にとってベストな睡眠時間は何時間なのか、どうやって知ればいいのかというと、目覚めたときの体調で確認しましょう。
朝目覚めたとき、身体がスッキリして、疲れも取れている。
そして日中に眠くなることもないということであれば、それがあなたにとっての適切な睡眠時間となります。
逆に目覚めたときに体がダルかったり、昼間に眠気を感じてしまったりする場合、寝すぎ、もしくは寝不足の可能性があります。
この場合はうまく睡眠時間をコントロールして、自分に合った睡眠時間を取ることが大切です。
8時間をさらに超えるロングスリーパーの末路とは
8時間どころか、毎日10時間以上睡眠をとる、ロングスリーパーと呼ばれる人がいます。
このような人たちは、脳機能が低下するという末路を辿るリスクがあります。
毎日長時間寝る人は、意思決定能力や記憶力が他の人と比べて低くなってしまうという研究結果があります。
そのため、長く寝すぎている人は睡眠時間をもう少し、短くしたほうがいいです。
ロングスリーパーになってしまう原因は、睡眠の質が悪いことが原因だと言われています。
お酒を飲みすぎたり、寝具が身体に合っていなかったりしていないでしょうか。
太り過ぎたことによって気道が狭まってしまい、睡眠時に呼吸がしにくくなる、睡眠時無呼吸症候群が原因という場合もあります。
こうなると日中の活動時間も少なくなってしまいますし、日中に気絶するように眠ってしまい、大事故を引き起こしてしまうこともあります。
そのためまずは、自分がなぜ長く眠ってしまうのか、その原因を特定して改善していってください。
8時間を遥かに下回るショートスリーパーの末路とは
8時間を遥かに下回り、毎日4時間しか睡眠をとらない、ショートスリーパーと呼ばれる人もいますよね。
そんなショートスリーパーの末路は悪いものを想像してしまいますが、実は健康を害することはありません。
ショートスリーパーでも、何の問題もないのです。
実はショートスリーパーの人たちは、その人たちしか持っていない特有の遺伝子を持っています。
それにより、4時間深く眠り続けることで、他の人の7~8時間分の休息を取れるのです。
その証拠に、ショートスリーパーの人は一度眠ると、起こそうとしてもなかなか目覚めません。
それだけ深い眠りについているのです。
ただし、これは本物のショートスリーパーだけの話です。
ショートスリーパーになろうとして、無理やり睡眠時間を削っている人は、健康を害してしまいます。
本物のショートスリーパーであれば、毎日4時間睡眠でも身体が元気で、日中に眠くなることもないため、それで自分が本物なのかどうかを確認するようにしましょう。
異常を感じる人は改善しよう
8時間以上寝る人の末路を紹介してきましたが、8時間程度であれば特に問題はありません。
しかし起きたときに、身体がダルかったり、昼間に眠気を感じたりというような異常がある人は、睡眠にどこか問題がある可能性があります。
そのため、睡眠時間や睡眠環境などを改善して、健康的な生活を過ごせるようにしてください。