上から目線な友達をうざいと感じている人もいるでしょう。この記事では、上から目線とはどのような意味なのか、類語、無意識に上から目線になる友達の心理や特徴などを紹介していきます。対処法も紹介していくため、友達の中にそのような人がいる人は参考にしてください。
もくじ
上から目線とは?意味や類語
上から目線とは、対等な立場でありながら、まるで先輩や上司かのような偉そうな口ぶりや態度を取ることを意味する言葉です。
同じ立場で同じ知識や経験であるにも関わらず、先輩のような態度を取られればイライラしてしまうでしょう。このような人は実際、多くの人に嫌われてしまいます。
上から目線の類語は「見下す」「ふてぶてしい」「高圧的」などです。どれも悪い意味として使われることが多い言葉となります。
無意識のうちに上から目線になる友達の特徴
無意識のうちに上から目線になる友達には、共通する特徴が存在します。ではいったい、どのような特徴があるのか紹介していきましょう。
1.何でも教えたがる
無意識のうちに上から目線になる友達には、周りの人よりも自分には知識があるから、自分が教えてあげないといけないという根拠のない義務感があります。
仕事のことでも人間関係のことでも、人それぞれのやり方があって当然なのですが、上から目線になる人は自分自身が出した答えが唯一の正解であると思いこんでいるので、それを他の人にも分からせようとしているのです。
よくありがちなのが、教えた後に褒め言葉を期待しているパターンで、何も言われなかった場合機嫌を悪くすることがあります。
2.小馬鹿にしてくる
無意識のうちに上から目線で話してくる友達には、自意識過剰で自分の考えや行動に絶対の自信を持っているという特徴があります。そのため、自分と違う考えを持っている人を小馬鹿にするのです。
このような人は自分を否定されたり間違いを指摘されると、素直に聞くことが出来ません。話していると不愉快なので、自然と友達も離れていくでしょう。
しかし、本人は無意識で言っているので、なぜ友達が離れていったのか気付くことができないものです。
3.間違いを指摘すると怒る
無意識のうちに上から目線になる友達の特徴としてありがちなのが、間違いを指摘するとすぐ怒ったり、機嫌を悪くしてしまうということです。
なぜこのような特徴があるのかというと、無意識のうちに上から目線になる人は、自分がやっている行動を客観的に見ることが出来ずに、主観的に「これは絶対に正しい」と思いこんでしまっているからです。
そのため、他の人からの指摘を受け入れられない状態になっています。
4.人の彼女や彼氏を評価したがる
無意識のうちに上から目線になる友達によくありがちなのが、人の彼女や彼氏を評価してしまうことです。
この心理の裏には「自分はすべてを見通すことが出来る」という上から目線の人特有の、根拠のない自己評価の高さが存在します。
まるで恋愛カウンセラーか占い師かのように、その人について自分は全てを知っているかのような口調で評価をしたがるので、無意識のうちに上から目線になる友達に対しては彼氏や彼女を紹介しないほうが良いでしょう。
上から目線な友達の心理
上から目線な友達は、なぜそのような態度を取るのでしょうか。その心理を解明すれば、上から目線になる理由も把握できるでしょう。さっそく紹介していきます。
1.尊敬されたい
上から目線な友達の心理には、自分の価値を認めてもらいたい、尊敬されたいという欲が隠されています。
友達に対して少しでも劣る部分を見つければ、そこにつけこみ、自信満々に求めていないアドバイスをしたりしますが、そうすることで認めてもらいたいものです。
上から目線で自信満々な態度を取りますが、その裏には多くの人から評価されたいという自信の無さが隠されているのです。
2.指摘されたくないから指摘する側でいたい
指摘されたくないから、指摘する側でいたいという心理も、上から目線の友達にある心理です。
相手を指摘すれば、精神的にマウントを取ることができるため、相手から攻められることがありません。つまり、上から目線になるのは自分の身を守るためでもあるのです。
相手から指摘されるとプライドを傷つけられ、発言力も弱まってしまいます。常に強者でいたいという欲求が、上から目線な態度を身体に染みつけさせてしまうのです。
3.自己評価が高い
上から目線な友達は自己評価が高いものです。基本的に人間というのは、自信がないと周りににあれこれ言うことができません。
しかし自分に自信があると、周りに自分の意見や考えをはっきり言えるようになります。その結果、上から言われているように思われてしまいます。
自分はその気がなくても、過信し過ぎると誤解を招くことがあるので、日ごろから物言いに気をつけて過ごす必要があります。
4.努力したくないけど評価はされたい
上から目線な友達というのは、努力はしたくないけど他人から評価はされたいという心理を持っています。
上から目線な友達は評価されたいという欲求は強いのですが、その評価に伴う実力や能力を兼ね備えているわけではありません。そのため、周りから評価されることも本来であればないのです。
しかし上から目線な態度を取れば、すごい人のような印象を与えることができます。つまり、実力がなくても、実力がある人と同等の評価が得られるのです。そのため、上から目線になってしまいます。
5.上から目線になれる相手が他にいない
上から目線で話す友達はあなたのいない場所で、底辺に近い扱いを受けている可能性があります。日常的に低い地位の人間として扱われている人は、自身の鬱屈した感情を発散する機会を常に伺っています。
そういう人に「こいつになら上から目線で対応しても害を受けないだろう」と判断されると、ことある毎に上から目線の態度を取られてしまうのです。
簡単に言えば、ストレス発散で友達に対して上から目線で接しているということになります。
6.想像力がない
上から目線な友達には想像力がないことが多いです。想像力がなければ、自分以外の人がしてきた苦労や努力を想像することができません。
そのため、自分が一番努力してきたから偉いんだと、勝手に脳内で補完して、周りの人に上から目線な態度をとってしまいます。
人の内面を見ることができない人でもあるため、見た目が弱そうな人に対しては特に上から目線の態度を取ってしまうのです。
7.負けたくない
上から目線の友達は一見、自信満々なイメージがありますが、実は逆です。自分に自信がないものの、他の友達には負けたくないという気持ちから、自分を強く見せようと上から目線で話すようになるのです。
「お前はまだ私よりも下のレベルにいる。だって私はこんなにすごい」そう思わせたいために、上から目線の態度を取ります。