他人事のように話す心理3つ!自分のことを他人事のように話す人

他人事のように話す人が、職場や友達の中にいるという人もいるでしょう。

自分のことを他人事のように話す人を見ていると、どういうつもりなのか意味がわからないですよね。

そこで今回は、他人事のように話す人の心理について解説していきます。

自分のことを他人事のように話す人がいる…

自分のことを他人事のように話す人がいるという人も多いのではないでしょうか。

「体調悪いの?」と聞いたら、「悪いみたいです」と答える。

「ここミスしてるよ」と指摘したら、「ミスしてるようですね」と返す。

「もっとしっかりしなさい!」と注意したら、「しっかりしなきゃいけないですよね」と言う。

全てが客観的で、まるで自分のことではないように会話する人がいます。

このような返事をされると、なんだか無性にイライラしてしまうという人も少なくないですよね。

しかしなぜこのような人は、自分のことなのに、他人事で話すのでしょうか。

どういう狙いや心理があるのか、今回は解説していきます。

他人事のように話す心理3つ

他人事のように話す人には、表面的には見えづらい、特別な心理があることが多いです。では。その心理とはどのようなものなのでしょうか。

1.プライドが高い

他人事のように話す人の心理としては、プライドが高いという心理が挙げられます。

叱られたり、ミスを指摘されたりするとき、そのように話すのであれば、この心理が当てはまるでしょう。

プライドが高い人は、他人からミスを指摘されると、見下されていると思い込んでしまいます。

そのため、そのミスを認めたくないと思うようになるのです。

こうなると逆ギレする人も多いのですが、なかには「ミスしてるみたいですね」と言って、まるで自分のことではないように話す人もいます。

他人事のように話すと、自分もそのミスに怒っているという立場に立つことができ、自分のミスではないような話し方ができますよね。

もちろん、絶対に本人のミスなのですが、その場の雰囲気だけは強気に乗り切ることができます。

そのため、プライドが刺激されると、他人事のような話し方をするのです。

2.自信がない

自信がないというのも、他人事のように話す人の心理です。

このような人は「そうみたいですね」「そのようですね」というような話し方をしますよね。

しかしこれは本人としては、他人事に話してるつもりはなく、単純に自信のない話し方だということもあります。

自信のない人は、何事も断定して話しをするのが苦手です。

ですので、「かもしれません」「だと思います」というような言葉を使います。

その一種として、「みたいですね」「そのようですね」という言葉を使うこともあるため、他人事のように聞こえてしまうのです。

3.他力本願

他力本願というのも、他人事のように話す人の心理です。

他人事のように話す人は、自分のことなのに、本当に他人の事だと思っていることもあります。

自分のミスだとしても、どうせ誰かが直してくれる、誰かにやってもらいたいと考えているのです。

このようなタイプの人は、自分で何かをしようという考えや、自分がやらなければいけないという責任感がありません。

自分のことだとしても、誰かがやってくれると、他力本願な考えがあるのです。

もしかしたら昔から、親に甘やかされて育ってきたのかもしれませんね。

職場にいると、まったく仕事をしないタイプの人間となるため、かなり厄介です。

無自覚のことが多い

他人事のように話す人の心理を解説してきましたが、他人事に話すことで自分を守ろうとしているというパターンが多いです。

本人もそれを無自覚でやっていることが多く、だからこそ直らないという側面もあります。

自分に自信がないだけの人の場合、指摘することですぐに改善することも多いため、一度指摘してみるのもアリかもしれませんね。