嫌いな友達と離れる方法は、少しずつコミュニケーションを断つことです。
しかし会社などで毎日会う人は、あからさまには避けられません。
そこで、無理なく友達を離れる方法について紹介します。
めんどくさくて、付き合うと疲れてしまうだけの友達とは、距離を置いた方が身のためです。
嫌いな友達と離れたいけど離れられない
嫌いな友達っていませんか?
そんな友達とは離れたいと思ってしまいますが、なかなか離れることができないものです。
あなたが嫌いでも、相手はあなたを好意的に見ているかもしれません。
このような場合、あなたが離れようとしても、相手が追いかけてきてしまうため、なかなか難しいという現状があります。
嫌いな友達がいて、離れたい場合、いったいどうしたら良いのでしょうか。
嫌いな友達と離れる方法5つ
嫌いな友達と離れる方法は、様々あります。
多くの方法を実践することで、より離れやすくなるため、様々な方法を試してみましょう。
1.LINEの返信をしない
SNSは便利ですが、面倒な友達がいるときは面倒です。
嫌いな友達をいきなりブロックするわけにもいかないため、困ってしまいます。
もしも友人から離れることを決意した場合、いつも律儀に返信しないようにしましょう。
めんどくさい友達というのは、頻繁に連絡してきて、返信しないと怒る傾向があるため、
「最近、疲れているから」
「忙しいから」
と返信して、やんわりあまり返事できないことを伝えます。
また、返信するときも、短い言葉、またはスタンプだけにして、相手に「この人に送っても張り合いがない」と思わせましょう。
グループLINEのメンバーであるときは、他のメンバーから不審がられない程度に返信しておいてください。
グループLINEでいろいろ話したいことがあるかもしれませんが、嫌いな友達への返信とは打って変わって、そのときだけノリノリになってしまうと、離れたい相手を刺激してしまいます。
注意しておきましょう。
2.発展するような話題は避ける
もし会社などで、毎日のように会う人ならば、いろいろなことを話してきても笑顔で
「そうだね」
「ふうん」
「そうだったんだ」
と返事しておきましょう。
相手が乗ってくるような話題を提供するようなことは、なるべく避けてください。
他の友達と一緒のときも、少し控えめな発言にしたほう良いです。
そのかわり、嫌いな友達がいないときは、いつも通りに楽しく話しても構いません。
ただ、そこで嫌いな友達の悪口は言わないようにしましょう。
周りまわって、そのことが相手に伝わってしまうこともあります。
3.無理のない理由を作り、付き合いを断る
たとえば、会社の同僚のような、嫌でも会わなければならない相手には、次のような方法を取りましょう。
外でのランチや仕事帰りの付き合いを断る理由です。
- 習い事を入れる
- 彼氏を作る
- 趣味に熱中し、予定を入れる
- 可能であればダブルワークをする
「最近体調不良で」という断り方は、お勧めできません。
余計にいろいろと聞かれたり、家に来られたりするかもしれないからです。
いつも外でランチするならお弁当にして、友達を避けましょう。
もしもその友達も真似してお弁当にしてきたら、しばらくは一緒にランチをして、頃合いを見て外食に戻ります。
「お弁当作りに疲れた」とでも言えば、不自然ではないでしょう。
大切なのは、接触を避けたい一心で、逃げ回るようにしないことです。
ある程度、一緒にいることは仕方がないですし、避けられないため、一緒にいる時間は、当たり障りのない会話で乗り切ってください。
仕事があれば、早めにお昼を切り上げてもいいかもしれません。
ここまですると、嫌いな友達も含め周りの人たちも、そろそろ気づき始めますが、嫌いな友達の悪口を言ったり、いじめるような言動をせず、最低限の笑顔は返し、無視していない限り、周りは何も言えません。
なんとなく相手も距離をとってくるようになることもあります。
4.問い詰められてもなるべく本当のことは言わない
このように距離を置いていくと、自然と疎遠なっていくことがほとんどですが、なかにはどうして最近避けるようになったのかを問い詰めてくる人もいます。
その場合、苛立ったとしても本当の理由をズバリ言わない方がいいです。
問い詰めてくるようなタイプは、以下のような特徴があります。
- 自己顕示欲が強く、話題の中心にいないと気が済まない
- 図々しくて、他人の気持ちを考えない
- 依存心が強くて、すぐ人に頼ろうとする
- 一人で行動できない
このような人達は、理由を言ったとしても、反論してきてこちらを悪者に仕立てる可能性が大きいです。
そのため、「最近忙しい」「やることが多くて」というありがちな理由を繰り返し、何とか乗り切りましょう。
5.しつこく問い詰められたら自分を悪者にする
もしも最近、嫌いな友達を避けていることを問い詰められたとしたら、「自分が悪い」というスタンスで、謝罪しておきましょう。
「自分のわがままなんだけど、話しがすれ違うような気がするから、ちょっと付き合い方を考えたい」
「自分が悪いんだけど、今までみたいに付き合うのがきつくなってしまった」
というような感じです。
そして「ごめんね」という謝罪を付け加えます。
どういうところが食い違うのか、何がきついのか、根掘り葉掘り聞き出そうとするかもしれませんが、「自分のわがまま」という姿勢を崩さないようにしたほうがいいです。
この時点で、かなりめんどくさいとイライラするかもしれませんが、極力、けんか別れということは避けましょう。
嫌いな友達でも最低限の礼儀は尽くそう
めんどくさい友達は、付き合うと疲れてしまったり、ストレスがたまってきますが、それでも最低限の礼儀は必要です。
会社に居られなくなるように追い込んだり、他の友達に悪口を言いふらすようなことは、自分自身を貶めてしまいます。
今の付き合い方が辛くて距離を置きたいだけなので、もしかしたら、その友達が何かのきっかけで変化して、また楽しく付き合える可能性もあるのです。
完全な決裂はしないように注意しましょう。