同僚に振られた後、どのような対処法を取れば良いのでしょうか。
職場で顔を合わせるのはかなり気まずいものです。
これは振られたほうも振ったほうも同じと考えていいでしょう。
ここでは、同僚に振られた後、どのような対処法を取ればいいのか紹介します。
あいさつを欠かさない
同僚に振られた後は、気まずさから、どうしてもその同僚を敬遠しがちになるでしょう。
しかし、同じ職場で働いているのですから、社会人としての最低限のマナーは守らなくてはなりません。
基本はあいさつです。
振られた後は、顔を合わせたくないものですが、むしろ自分から積極的にあいさつをしましょう。
毎日のことなのですから、あいさつを繰り返すうちにすぐに慣れてくるはず。
慣れてしまえば、照れくささも気まずさも消えてしまうものです。
「おはようございます」
「お疲れさまでした」
のあいさつを、できれば同僚の顔を見て、笑顔でするようにしましょう。
報連相はきちんとする
仕事を円滑に進める上で、報連相は欠かせません。
気まずいからといって、必要な報連相をパスしてしまったのでは、仕事に支障が生じてしまいますし、相手に迷惑をかけてしまうことにもなります。
その結果、関係が悪化してしまうというリスクもあるでしょう。
口頭で直接コミュニケーションをすることに抵抗があるという人は、最初はメールでかまいませんから、必ず報連相をするようにしてください。
これも、慣れですから、毎日仕事に関するコミュニケーションを繰り返すうちに慣れてくるものです。
お互いに慣れれば、特別な意識なしに、コミュニケーションを取れるようになります。
飲み会での対処法
同じ職場で働いていれば、職場の飲み会にいっしょに参加するということもあるでしょう。
その際の対処法、押さえておきたいポイントを紹介します。
- 大人数の飲み会ではできるだけ離れた席に座る
- 少人数の飲み会なら、同じ列の席を選ぶ
- あえて近くの席を選んで、積極的に話をする
- 目が合ったらほほえむ
同じ列の席の方が、向かい合った席に比べて顔を合わせる機会が少なくなりますから、気が楽でしょう。
また、あえて近くの席を選ぶのは、そうすることによって同僚とコミュニケーションを取ることに慣れるためです。
お酒が入れば、それほど気まずさを感じないで、会話ができることもあるものです。
コンタクトを怖がらない
職場の同僚であれば、仕事の相談で直接話をしなければならないケースもあるでしょうし、廊下ですれ違うということもあるでしょう。
たまたま出勤時間がいっしょになったり、退社のタイミングが同じになるということもあるものです。
「気まずいから、顔を合わせたくない」
と思っても、完全に避けるということは不可能です。
むしろ避けようとすればするほど、ストレスがたまるばかりです。
たとえば、「振られて10年たつのに、いまだに気まずい」ということはないでしょう。
人間、時間がたてば、お互いに慣れて、自然に関係が修復されるものだからです。
ですから、コンタクトを取ることを怖がらず、時間が解決してくれるのを待つというのが、もっとも自然な方法です。
少しでも早く、気まずさを解消するには、むしろコンタクトをたくさん取ったほうがいいでしょう。
昇進をめざして仕事に励む
それでも、どうしても気まずくて仕方がないということもあるかもしれません。
そういう場合には、仕事に専念するのが一番です。
ただ、振られた直後では、なかなか仕事に集中するのは難しいでしょう。
そこでおすすめしたいのが、「昇進をめざす」ということを仕事のモチベーションにするというやり方です。
あなたが昇進すれば、同僚との関係は変化します。
昇進してあなたが他部門へ異動になれば、同僚と顔を合わせることもなくなるでしょう。
昇進そのものがあなたにとって良いことなのですから、それは大きなメリットでもあります。
ぜひ、昇進をめざして仕事に励んでください。
大切なのは同僚を避けないこと
同僚に振られて気まずい時の対処法を紹介しました。
最後の方法は同僚との関係を変化させて解決するというものでしたが、いずれにしろ、大切なのは同僚との関係に慣れるということです。
コンタクトを恐れず、むしろ積極的にコミュニケーションを取るようにすれば、気まずさはやがて解消されます。
この問題は、時が解決してくれるものなのです。