気が利かない人が周りにいて、迷惑しているという人もいるでしょう。
そのような人が職場にいたり、彼氏・彼女だったりすると、なんでこんなに気が利かないんだろうと思ってしまいますよね。
そこで今回は、気が利かない人の育ち方を紹介していきます。
気が利かない人にイライラ…育ちが悪い?
気が利かない人がいると、イライラしてしまうことがありますよね。
職場で気が利かない人がいて、次の仕事の準備をせず、いちいち指示しないといけない。
仕事で遅くなったとき、彼氏が気を利かせて家のことをしてくれていると思っていたら、何もしてくれない。
上司やクライアントと一緒の飲み会でも、まったく動かずに気が利かない。
このような気が利かない人がいると、周りの人はイライラしてしまいますし、仕事の場合はそれで不利益を被ってしまうこともあります。
しかし気が利く人は、誰が教えたわけでもないのにそのような気遣いができますよね。
それを考えれば、気が利かない原因は育ちにあるのではないかと考えてしまいます。
では、気が利かない人はどのような育ち方をしたのでしょうか。
気が利かない人の育ち方3つ
気が利かない人は、育ち方に特徴がある場合があります。では、いったいどのような育ち方をしたのでしょうか。
1.自分のことで精一杯だった
気が利かない人の育ち方としては、自分のことで精一杯な環境というものが挙げられます。
そもそも気が利くというのは、他人に向けた行為ですよね。
相手のために何かをしてあげたいという奉仕の精神でもあります。
しかしそのような誰かのために何かをしてあげたいという精神は、まず自分が満足していなければ生まれない精神です。
自分のことに満足しているからこそ、他人に奉仕して、そこで得られる満足感を感じているのです。
そのため、子供の頃からずっと自分の環境に不満があったり、様々な足りないものがあったりする人は、気遣うという考えを持たないまま大人になることがあります。
お金がなくて、いつも欲しい物を買えなかった。
友達がいなくて、いつも1人だった。
目指していたものがあったけど、ずっと結果を出せなかった。
このようにして、自分の現状に満足できない幼少期を過ごすと、気が使えない人になってしまう可能性があります。
2.コミュニティーに属してこなかった
気が利かない人は、コミュニティーに属してこなかった可能性もあります。
気が利くというのは、誰かに対して行うことですので、自分以外の人間とたくさん触れ合う中で培っていくものです。
しかしいつも1人でいたり、気を使うべき相手が周囲にいなかったりする場合、気を遣うという行為を知らないまま育ってしまいます。
友達がいなかったり、一人っ子だったりと、様々な要因が考えられるでしょう。
幼稚園や保育園に通わなかったことでコミュニケーションが苦手になり、気が利かない人間になってしまうこともあります。
人間関係の経験が少ない育ち方をすると、自然と人間関係のおけるノウハウを学べなくなるため、気が利かない人になってしまうのです。
3.弱い立場にあった
弱い立場に居続けるような育ち方をした場合も、気が利かない人になってしまうことがあります。
両親に毎日、人格否定されるような言葉を浴びせ続けられた。
末っ子で自分の意見を聞いてもらえなかった。
学校でいじめられていた。
このようなトラウマのようなものがあると、その人は見下されたくないという思いを強く持つようになります。
それにより、自分が上の立場でなければ気が済まなくなるのです。
相手に気を利かせるというのは、どちらかといえば下の立場の人間が行うことですよね。
実際にはそうではなくても、なんとなく相手に媚びている感じがします。
プライドが高く、上から目線の人間は、自分がそんなことをすることが許せないため、やらなくてはいけないとわかっていても、気を利かせるようなことをしないのです。
なかなか改善されない
気が利かない人は、そもそも相手を気遣いたいという思いがないことが多いです。
それは幼少期に形成された性格のせいであることもあれば、単純にそこまで気が回らない、つまりは気遣い方を知らないということもあります。
元々の性格が由来して、気が利かない人は、なかなか改善もされないものですので、あまり改善を期待しないほうがいいかもしれません。