なぜ失恋すると痩せる?理由や心理から発生する原因

「失恋したら痩せる」

そんな噂を体感した人もいるのではないでしょうか。

辛い失恋ですが、「痩せてきれいになった」など嬉しい効果もあるでしょう。

一方、肌が荒れてしまったり、せっかく痩せたのにリバウンドしてしまうことも。

失恋で痩せるメカニズムと、上手に「失恋痩せ」する方法を紹介します。

失恋で痩せるメカニズム

悲しくつらい失恋。食欲がなくなるのも当然です。

実は失恋で食欲をなくす理由には、身体のメカニズムが関係しています。

  • 快楽ホルモンが減る
  • ストレスホルモンが増える
  • 胃腸障害

快楽ホルモンのドーパミンは、「幸せ」と感じているときに増えるホルモンです。

このドーパミンの作用で、食欲が増すのですが、失恋で落ち込むとドーパミンが減って、食欲が落ちてしまいます。

次にストレスホルモンのコルチゾール。

これは、ストレスを感じると増えてしまうホルモンです。

コルチゾールが増えると、食事をとらなくても血糖値が上がって、お腹がすきにくくなります。

失恋のストレスでコルチゾールが増え、食欲が落ちるのです。

そして、ストレスがあると、胃が荒れたり、消化の機能が落ちて食欲がなくなることがあります。

このように、失恋で食欲がなくなるのは科学的にも証明できるほど、当然のことなのです。

美容に影響が?

失恋で食事の量が減って痩せてしまうと、美容に様々な影響をきたすことがあります。

  • 顔色が悪くなる
  • 肌が荒れる
  • スタイルが悪くなる
  • リバウンドしやすい

などがあげられます。

食事量が減ると鉄分やビタミンの摂取も減るので、貧血で顔色が悪くなったり、肌が荒れたりします。

また、栄養摂取が足りないと筋肉や胸の脂肪もおちてしまい、スタイルが崩れます。

そして、筋肉が減ると代謝が落ちるので痩せにくい体になってしまうのです。

その結果、失恋から立ち直って食欲が出てきたときに、リバウンドしやすくなってしまいます。

食欲がない時の対処法は?

食べずに痩せると悪影響があるとはいえ、失恋で食欲がないときはなかなか食べられないですよね。

でも食欲がない日が何日も続く場合は、食べられないなりに上手に栄養を取りましょう。

  • おかゆやうどんなど、のどを通りやすいものを食べる
  • レモンなどの酸味で食欲を刺激する
  • ビタミンCの取れるフルーツを食べる
  • 鉄分やビタミンなどをサプリで補給する
  • 牛乳や豆乳など飲み物でたんぱく質を補給する

などの対処法があります。

リバウンド対策

失恋で食欲が減り痩せてしまうと、筋肉が落ちてしまっている可能性があります。

筋肉が落ちると代謝がわるくなり、痩せにくく太りやすい身体になってしまいます。

そのため、運動などで筋肉をつけ、痩せやすい身体に戻すようにしましょう。

せっかく痩せたのだから、これを機にジョギングやジムなどで運動を始めてみるのもおすすめです。

とはいえ、もともと運動の習慣がない人の場合は、なかなか運動をする気になれないかもしれませんね。

ウォーキングや階段を使う、スキマ時間を使ってのストレッチや、つま先立ちなどの簡単な運動でも続ければ代謝を上げてくれます。

運動をすることで気持ちが前向きになる効果もあるので、失恋からの立ち直りも助けてくれそうです。

筋肉の元になるたんぱく質(肉、魚、卵)を食事でとることも忘れずに。

もちろん、反動で食べ過ぎてしまわないように気を付けることも大事ですよ!

心のケアも大切!

失恋から徐々に立ち直れるよう心のケアをすることも必要です。

思い切り泣いたり、誰かに話を聴いてもらったり、思い出の品を片づけるということで、心の整理ができることもあります。

新しい出会いを探したり、恋愛以外に何か始めてみることでも前に進めるようになるかもしれません。

失恋で落ち込むことは当たり前なので、ゆっくり自分の心と向き合って、少しずつでも立ち直っていけるといいですね。

失恋痩せできれいになるポイント

誰にでも起こりうる「失恋痩せ」。

どうせ痩せるならきれいに痩せたいですよね。

  • ビタミンや鉄分、最低限の栄養の補給
  • リバウンド防止のために筋肉をつける

これらに気を付けて失恋前よりきれいになってしまいましょう。