気に入らない人を職場や友達グループから排除しようとする人っていますよね。
しかしそのような人は不幸な末路を辿ることになります。
そこで今回は気に入らない人を排除する人の末路や、排除してはいけない理由を解説していきます。
もくじ
気に入らない人を排除する人っていますよね…
誰でも苦手な人や、どうしても好きになれない人はいますよね。多くの人は我慢をしたり、具体的な行動を起こしたりはしないものです。
しかしなかには、そのような人を職場などから排除しようとする人もいます。
上司や会社の社長がそのタイプで、これまでに何人も切り飛ばされた人を見てきたという人もいるでしょう。
自分とは合わない人を遠ざけたい気持ちは理解できても、実際にそれを行動にうつすとなると、そこまでしなくてもいいのではという気持ちになりますよね。
また、なかにはそのような人を排除するべきか悩んでいる人もいるでしょう。
しかしそれはしないほうがいいです。自分と合わない人を排除する人の末路は、不幸なものになるからです。
気に入らない人を排除してもまた気に入らない人が出てくる
自分と合わない人を排除したくなるのは、人間であればある意味仕方のないことですよね。
しかし実際にその人がいなくなったとしても、また問題が出てきてしまいます。
また新たに、気に入らない人が出てくるのです。
人間は不思議な生き物で、その場における一番自分とは合わない人を切りたくなってしまいます。
しかしその人がいなくなれば、それまではなんとも思っていなかった相手の短所が目についてしまうのです。
そしてまたその人も切っていくということを続けていくと、いつの間にか周囲に人はいなくなってしまいます。
気に入らない人は、排除しようと思っても排除できないのです。
そのため、自分と合わない人を切るという行動は、まったく意味のない自分の首を締めるだけの行動となるのです。
大切な人を排除したくなってしまう
気に入らない人を排除していったら、どんどん新しく切りたい人間が出てきて、周囲からはどんどん人がいなくなってしまいます。
そして周囲には、自分のお気に入りの信頼できる人間が残ることになりますよね。
しかし時間が経つと、その大切な人のこの部分がダメだというように、短所を見つけてしまうことになります。
人間はそうして、必ず悪いところを部分を見つけてしまう生き物なのです。
しかしそれは本来、そう思うはずではなかった部分ですよね。
つまり、自分と合わない人間を切ることで、大切な人のことを否定してしまうようになるのです。
全てを思い通りにしようとしてしまうと、どんどん歯止めがきかなくなってしまいます。
一度整形すると、どんどん整形したい部位が増えていくのと同じ心理です。
その結果、全てを思い通りにしようとする人は、大切な人を失ってしまうことになります。
気に入らない人を排除する人は不幸な末路を辿る
気に入らない人を排除する人は、これまでに全て思い通りにしてきた実績を持つことになりますよね。
それにより、全てが自分の思い通りにならなければ気が済まなくなります。
しかしそのような人間についていきたいと思う人間はいなくなりますよね。仕事の面でも、プライベートの面でもそのような人はいません。
また、すぐに人を排除するような人は、周囲の人に恐怖を与えます。
まさにワンマン社長のやり方ですので、結局は自分も切られるかもしれないという恐怖で相手を従わせているだけなのです。
そうなれば今度は、気に入らない人を排除する人が、そこから切られることになります。
その結果、周囲からは誰もいなくなり、大切な居場所もなくしてしまい、不幸になってしまうのです。
孤独で居場所のない末路を辿ることになるため、気に入らない人を排除するのはやめておいたほうがいいです。
何でも思い通りにしないほうがいい
合わない人を排除したいという気持ちは誰にでもあるものですが、それを実践すると不幸を招くことになってしまいます。
もちろん、相手に明らかな原因があり、「どうしても」という場合は切ることも大切なこととなるでしょう。
しかし何でも思い通りにすると、結局は一番大切なものを失うことになるため、そうならないように注意しておきましょう。