無駄な事を丁寧な事と勘違いして仕事を増やす人っていますよね。
このような人ははっきり言って、仕事をしない人以上に迷惑なモンスター社員です。
そこで今回は、無駄な事を丁寧な事と勘違いして仕事を増やすやつの特徴を紹介していきます。
もくじ
「仕事を増やすやつ」は「仕事しないやつ」よりも迷惑
職場には様々な迷惑な人間がいるものですが、その代表と言えば、仕事をしないやつですよね。
周りが忙しく仕事をしている中、自分だけ仕事をしなかったり、サボったりするのです。
しかし、仕事もしないやつも迷惑ですが、それ以上に迷惑なのが仕事を増やす人です。
ミスをして仕事を増やす人もいれば、ミスを隠したことで仕事を増やす人もいますよね。
そしてなかでも厄介な人間が、無駄と丁寧を勘違いして仕事を増やすやつです。
このようなタイプの人間は、自分ではしっかり仕事をやれているつもりになっているため、かなり厄介です。
「何が悪いんですか?」というような立ち振る舞いを見せるため、かなりイラっとしてしまいます。
しかし、実は無駄と丁寧さを勘違いしているという人は少なくありません。
もしかしたら、あなた自身がそうなっている可能性もあるため、注意が必要です。
無駄な事を丁寧な事と勘違いして仕事を増やすやつの特徴
そもそも、無駄な事を丁寧な事と勘違いして仕事を増やすやつとは、どのような人なのでしょうか。その特徴が以下となります。
- 一つ一つの仕事を目一杯時間をかけて行う
- 必要のないこだわりで生産性を下げる
- 本質とは関係のない仕事に時間を使う
- 仕事の効率が悪い
- 丁寧に仕事をすることで仕事をした気になっている
- 実績よりも満足感にこだわる
無駄な事を丁寧な事と勘違いして仕事を増やす人は、とにかく一つ一つの仕事に時間をかけます。
例えば、会議の資料などを作るとき、一瞬しか目を通さないような本質とは関係のない資料もありますよね。
そのような資料の作成にとんでもない時間をかけるのです。
このような人は丁寧に仕事をすることが目的になっていて、生産性を上げることを疎かにしています。
その結果、仕事が終わらなくなってしまい、他の人の仕事が増えることになるのです。
また、その人が上司だった場合、部下にどうでもいい仕事に時間をかけさせ、全体の仕事量を増やすこともあるものです。
仕事は効率化することが大事
仕事においては、こだわりを持つことや、丁寧にすることも大事なこともありますが、それは仕事内容によって変わります。
つまり、丁寧にやるべき仕事と、そうではない仕事があるのです。
このようなものに優先度をつけて、重要な部分においてのみ丁寧に仕事を行い、それ以外の仕事はできるだけ早く終わらせることを、仕事を効率化させると言うのです。
丁寧にやってはいても、それが無駄な仕事であれば意味がありません。
仕事を効率化できない人は、結局は仕事を増やす迷惑な人でしかないのです。
そのため、仕事を効率化させて生産性を上げることを意識しておきましょう。
無駄な事を丁寧な事と勘違いして仕事を増やすやつへの対処法
無駄な事を丁寧な事と勘違いして仕事を増やす人がいる場合、どう対処すればいいのでしょう。以下がその対処法となります。
- 無駄なことに気づかせる
- 効率化させる方法を教える
- 一日の仕事量を最初に提示する
無駄な事を丁寧な事と勘違いして仕事を増やす人は、悪意でそうしているわけではありません。
丁寧に仕事をすることが大切だと勘違いしているだけです。
そのため、丁寧に仕事をすることが全てではなく、物事には優先度があるということを教えて、その勘違いを正してあげることが大切なこととなります。
また、どうすれば仕事を効率化できるかわかっていないことも多いため、その方法を教えてあげましょう。
そして、一日の仕事量を最初に提示しておけば、本人も今日までにこの仕事を終わらせなければいけないという意識を持ちますよね。
それにより、自分自身で仕事を効率化させるようになるため、その人がそういう意識を持つ環境を作ることも大切なことです。
早めに対処しよう
無駄な事を丁寧な事と勘違いして仕事を増やす人がいる場合、早めに対処しましょう。
そうしないと周囲の人の仕事のモチベーションも下がりますし、何より仕事量が増えることになります。
場合によっては、別の部署に異動させるという対応も必要となってくるため、まずは今回紹介した対処法を実践してみてください。