自分のペースをまったく崩さないマイペースな人っていますよね。
このような人たちは育ちが良いから、そのような性格になったとも言われますが、実際はどうなのでしょうか。
そこで今回は、マイペースな人の育った環境について解説していきます。
マイペースな人とはどんな人?
マイペースな人とは、常に自分のペースで行動する人のことを言います。
人は集団の中で生活するものですので、その集団のペースに合わせて行動をしますよね。
また、友達や恋人といるときも、相手のペースに合わせたり、会話を合わせたりすることがあります。
しかしマイペースな人は常に自分のペースなので、周囲のペースに合わせることがありません。
よく言えば芯がある人、悪く言えば自分勝手な人という言い方になるでしょう。
良い面も悪い面もあるマイペースな人ですが、どうしてこのような性格になるのでしょうか。
マイペースな人は育ちが良い?育った環境とは
マイペースな人はどのような環境で育ったのでしょうか。そこでここからは、マイペースな人は育ちが良いのか、解説していきます。
1.お金持ちで優しい両親に育てられた
マイペースな人は、お金持ちで優しい両親に育てられたという場合が多いです。
お金持ちだと様々な面でゆとりがあるため、ある程度、自分の好きに行動できますよね。
欲しいものがあれば買ってもらえますし、ある程度のワガママもきいてもらえます。
つまり、我慢する必要がないのです。
悪い言い方のようになってしまいますが、それはけっして悪いことではありません。
優しい両親に育てられれば、我慢することが少ない幼少期を過ごしますが、それにより攻撃性のない優しい人間に育っていきます。
マイペースで人を振り回してしまうこともありますが、独特の感性が磨かれたり、しっかりとした自分の価値観を持てたりすることもあるものです。
両親からの愛情もしっかりもらえるため、それにより自己肯定感の高い人間に育っていきます。
2.一人っ子
一人っ子というのも、マイペースな人が育った環境です。
一人っ子の場合、同性代の家族が誰もいませんよね。
そのため、自由に過ごすことができますし、誰かに自分の自由を邪魔されることもありません。
両親も独り占めすることができるため、焦ることもないでしょう。
兄弟姉妹がいる人の場合、毎日の生活の中で必ず兄弟姉妹の影響を受けます。
同世代の家族がいることで、相手のペースに合わせたり、また両親に注目して欲しいという気持ちから自分の意見を変えたりすることもあるものです。
兄弟姉妹がいるとこのようにして、マイペースではいられなくなるものですので、一人っ子の人の場合はマイペースになることが多いのです。
3.自然豊かな場所で育った
マイペースな人は、自然豊かな場所で育ったということが多いです。
そのような環境下では時計を気にする必要がありません。
都会の場合、子供でも時間に縛られたり、時間を守ることを強いられたりしますよね。
しかし田舎であれば、時間にルーズな人が多いため、ゆったりとした時間の流れの中で育つことになります。
その結果、自分のペースが完全に出来上がり、大人になってもマイペースな人となるのです。
また、田舎はルールに対してもルーズなところがありますよね。
それが田舎の良い面でもあるのですが、都会の人からするとそのような田舎の人を理解できないこともあります。
田舎の時間感覚で都会の人と接すると、怒られてしまうこともあるため、注意しておきましょう。
育ちが良いことが多い
マイペースな人は育ちが良いことも多いですが、他の要因でマイペースになることもあります。
単純に元々の性格がそうで、環境でマイペースになったわけではないということもあるでしょう。
そのため、育ちが良い人が全てマイペースというわけでもないため、変な決めつけはしないようにしましょう。