ペットロスになると、ふさぎこみ辛い思いをすることになってしまうものです。
周りにペットロスの人がいる場合、もしかしたら後追いしてしまうのではないかと不安になってしまいますよね。
そこで今回は、ペットロスで後追いした人はいるのか、その実例と対処法を紹介していきます。
ペットロスとは?
ペットロスとは、ペットを亡くしたことにより、飼い主が深い悲しみを感じてしまうことを指します。
そして中には、ペットを亡くしたことでうつ病のような精神病を発症してしまう人も…。
これをペットロス症候群と呼びます。
ペットロス症候群になると、気分の落ち込みがひどくなったり、人に会う気力がなくなったりと様々な症状が出てしまうものです。
なかには眠れなくなったり、ベッドから起き上がれなくなったりする人もいます。
ペットを本当の家族のように可愛がっている人ほど、このような症状に悩まされてしまう可能性があるため、注意が必要です。
ペットロスで後追いする可能性はある?
ペットロスで後追いする可能性についてですが、これは十分にあり得ます。
ペットが亡くなったことがあまりにもショック過ぎて、生きる意味を感じられなくなってしまい、後追いするのです。
また、ペットロスになったことでうつ病を発症し、それが原因で後追いをしてしまう人もいます。
精神が正常な状態でなくなった結果、正しい判断ができなくなってしまい、決断を間違えてしまうのです。
そのため、ペットロスになった人が周囲にいる場合、適切な対処をする必要があります。
ペットロスで後追いした人の2つの実例
ペットロスで後追いをした、実際の例が存在します。日本ではそのような例は確認できませんでしたが、海外に実例があるため紹介していきましょう。
1. インドに住む夫婦が2人で後追い
インドに住む夫(60歳)と妻(55歳)。2人には子供がいませんでした。
その分、2人が可愛がっていたのはペットとして飼っていた犬です。
しかしその犬が亡くなったことで2人は大きなショックを受け、ふさぎこんでしまうようになりました。
愛犬が亡くなる前には、コロナによって自宅に引きこもる生活をよぎなくされていたという報告もあるようです。
そして夫婦の家からある日、異臭が…。
警官が家に入ると、夫婦が2人ともロープを使って、愛犬の後を追ったことが判明したのです。
2. イギリスの14歳の少年が…
イギリスに住む14歳の少年。
彼には大好きな趣味もあり、友達もたくさんいました。
しかし愛犬が亡くなった後、徐々に不安定になってしまうように…。
おそらく、精神病を発症したのでしょう。
そしてその後、愛犬の後を追ってしまったのです。
ペットロスになって後追いしないための対処法3つ
ペットロスになったとき、後追いしないためにはいったいどうすればいいのでしょうか。ここからは対処法を紹介していきます。
1. 病院に行く
ペットロスになったとき、一番大切なのは病院に行くということです。
ペットロスで後追いする人は、うつ病などを発症した結果、亡くなってしまうことが多いです。
心の病気に対する、正しい治療ができれば、後追いを防止することもできるはずですので、専門の医者に診てもらいましょう。
特に周囲にいる人は、ペットが亡くなったことを甘く見てはいけません。
その人にとっては家族同然ということもあるため、異常を感じたら病院に連れていってあげてください。
2. 新しいペットを飼う
新しいペットを飼うというのも、後追いしないための1つの対処法です。
新しいペットを飼えば、そのペットが新しい家族となるため、心を癒すことができます。
それによりペットロスを乗り越えられるという人も少なくありません。
どうしても新しいペットを飼うとなると、亡くなったペットの変わりのような気がして、心情的に抵抗感を感じてしまうでしょう。
しかし亡くなったペットは亡くなったペットとしてしっかり弔い、新しいペットは亡くなったペットの変わりなどではなく、新たな家族として受け入れると、心にも変化が訪れます。
亡くなったペットも、あなたが笑顔でいることを望んでいるはずですので、考えてみてください。
3. 誰かに相談する
誰かに相談するというのも、後追いしないための対処法となります。
ペットが亡くなった苦しみは、誰にも理解されないと決めつけてしまい、誰にも相談しないという人もいます。
しかし1人で抱え込んでしまうと、さらに苦しみは増してしまうものです。
どうしても友達などに相談できないのであれば、カウンセリングを受けたり、ペットロス経験者の集まりに行ったりするという手段もあります。考えてみてください。
ペットロスを甘く見てはいけない
ペットロスによる後追いについて紹介してきましたが、実際にペットロスによって後追いをする人もいます。
そのため、ペットロスを甘く見てはいけません。
家族や友人がペットロスになったときは、周囲にいる人が手助けしてあげましょう。